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ページエクスペリエンスは順位に効く?公式がランキングで使うと名指ししている要素はCore Web Vitalsだけ

効くと書く記事と効かない記事があるのは、公式の書き方が時期によって変わっているためです。ページ エクスペリエンスのドキュメントがランキングで使うと名指ししているのはCore Web Vitalsだけ。ランキング システムのガイドからは「ページ エクスペリエンス システム」の項目が消えています。

この記事のまとめ

ページエクスペリエンスについて「効く」と書く記事と「効かない」と書く記事が両方あるのは、引いている公式の版が違うからです。Googleのランキング システムのガイドには2023年2月21日更新の版まで「ページ エクスペリエンス システム」という独立した項目があり、「関連性が同程度の場合、このシステムによりページ エクスペリエンスが優れたコンテンツが優先されるようになります」と書かれていました。2023年5月9日更新の版では、その項目ごと消えています(英語版では4月19日更新の版で既に消えており、日本語版で直接押さえられたのが5月9日更新の版です)。

消えたのはガイドの項目で、要素が使われなくなったとは書かれていません。2023年4月19日のブログは「単一のシグナルはありません」「これは別のランキング システムではなく…」と説明しています。

いまのページ エクスペリエンスのドキュメント(2025年12月18日更新)がランキングで使うと名指ししている要素はCore Web Vitalsだけで、「Core Web Vitals 以外のページ エクスペリエンスの要素が検索結果でのランキング上昇に直接貢献することはありません」と書かれています。ただし同じ回答は、それらの要素もユーザー満足度を通じて「通常、Google のランキング システムでも高く評価されます」と続け、途中ではレポートやサードパーティのツールで良い結果が出ても上位表示は保証されないとも書いています。

古い画面名を探さず、現在の指標を確認する
図は左右にスクロールして読めます。

ページエクスペリエンスが順位に効くと書いてある記事も、効かないと書いてある記事も、どちらも公式を引いています。引いている公式の版が違います。

この記事は、PageSpeed Insights が赤かったのを見て、テーマ変更や高速化プラグインに手を出すかどうかで止まっている人に向けて書いています。

名指しされている要素と、名指しされていない要素。その線を日付つきで引き直します。

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「関連性が同程度なら決め手になる」は、どこに書いてあったのか

日本語のSEO記事でよく見る言い回しがあります。「関連性が同じくらいのページが並んだとき、ページエクスペリエンスが決め手になる」というものです。

Internet Archive に残っているGoogleのランキング システムのガイドの、最終更新日が2023年2月21日になっている版を開いたら、「ページ エクスペリエンス システム」という独立した項目がそのまま残っていました。この言い回しは、誰かの創作ではありません。原文はこうです。

ユーザーは、優れたページ エクスペリエンスを提供するサイトを好みます。そのため Google は、ページ エクスペリエンス システムを導入して、読み込みが速いか、モバイル フレンドリーか、煩わしいインタースティシャルがないか、安全な手法で提供されているかなど、さまざまな基準でページを評価しています。検索クエリに一致する候補が多数あり、関連性が同程度の場合、このシステムによりページ エクスペリエンスが優れたコンテンツが優先されるようになります。
— ランキング システムのご紹介(2023年2月21日更新の版)

同じ版の「廃止されたシステム」には6項目が並んでいます(Hummingbird・モバイル フレンドリー ランキング システム・ページの表示速度システム・Panda システム・Penguin システム・セキュアサイト システム)。そのうち3つ、モバイル フレンドリー ランキング システム・ページの表示速度システム・セキュアサイト システムは、末尾が同じ一文で終わっています。「以降このシステムは、Google のページ エクスペリエンス システムに組み込まれています。」

つまり当時のガイドは、速度もモバイル対応もHTTPSも、ページ エクスペリエンス システムという1つの箱に入ったと説明していました。この箱があったから、「同程度なら決め手になる」という説明が成立しました。

アーカイブを根拠にするときに一度つまずいたのが、Wayback Machine が指定したタイムスタンプに近い別のスナップショットへ転送することです(別の記事の取材で実際に起きました)。以降、取得のたびに curl -L の着地先のタイムスタンプが指定したものと同じかを確かめています。この記事のアーカイブはすべてそれを通しています。

速度の記事でこの言い回しについて「このページには見当たりませんでした」と書いたのは、 ページ表示速度はSEOに効くか、Core Web Vitalsより先に見る3つでページ エクスペリエンスのドキュメントを見ていたからです。載っていたのは別のページ(ランキング システムのガイド)の、しかもいまは消えている版でした。探す場所が違っただけです。

2023年に消えたのは、要素ではなく項目のほう

最終更新日が2023年5月9日になっている版を開くと、「ページ エクスペリエンス システム」という見出しがありません。廃止6項目のうち、箱に組み込まれたと書かれていた3つ(モバイル フレンドリー ランキング システム・ページの表示速度システム・セキュアサイト システム)も消えています。残る3つ(Hummingbird・Panda システム・Penguin システム)は、いまのガイドにも廃止されたシステムとして載っています。

間に挟まっているのが、2023年4月19日のブログです。ここでGoogleは、ページ エクスペリエンスに関するガイダンスを作り替えたと説明しています。FAQの1つがこうです。

Google 検索でランキングに使用される単一の「ページ エクスペリエンス シグナル」はありますか?
単一のシグナルはありません。Google のコアランキング システムでは、全般的なページ エクスペリエンスを示すさまざまなシグナルが評価されます。

別のFAQは、2021年の「ページ エクスペリエンスの更新」について、末尾をこう結んでいます。

…これは別のランキング システムではなく、これによってシグナルのすべてが 1 つの「ページ エクスペリエンス」シグナルに統合されたわけでもありません。

箱があるという説明のほうを、Google自身が取り下げました。

ここで読み違えやすいのは、要素が使われなくなったとは書かれていないことです。同じブログのさらに別のFAQに、以前リストアップされていたシグナル(Core Web Vitals・モバイル対応・HTTPS・煩わしいインタースティシャルがないこと)について、こうあります。

これらのシグナルのすべてがランキングに直接使用されるとは限りませんが、検索ランキングの順位が高いページはページ エクスペリエンスに関するこれらの要素も優れているため、注目に値すると考えています。
— ヘルプフル コンテンツの作成におけるページ エクスペリエンスの影響(2023年4月19日)

原文は「すべてがランキングに直接使用されるとは限りませんが」で、直接使用されないと言い切ってはいません。この一文から「ページエクスペリエンスは廃止された」を作ると、原文より強い話になります。

そして2026年9月13日にいまのランキング システムのガイド(最終更新日2025年12月18日)を取得したところ、本文の見出しで数えて、現行のシステムが17項目、廃止されたシステムが4項目(ヘルプフル コンテンツ システム・Hummingbird・Panda システム・Penguin システム)で、ページ エクスペリエンスという項目はどちらにもありませんでした。英語版(2025年12月10日更新)でも同じです。私が確認したのは、この2ページの本文です(左側のナビゲーションには語として出ますが、本文の記述ではないので数えていません)。

いま「ランキングで使う」と名指しされている要素はどれか

箱が無くなった代わりに、ページ エクスペリエンスのドキュメント(最終更新日2025年12月18日)のFAQが、要素ごとの扱いを書いています。「ランキングに使用されるページ エクスペリエンスの要素を教えてください。」への回答は、「Google のランキング システムでは Core Web Vitals が使用されます。」で始まります。

この回答は、Core Web Vitals が使われるという一文から始まります。途中では、Search Console の Core Web Vitals レポートやサードパーティのツールで良い結果が出ても検索結果での上位表示は保証されないこと、SEOのためだけに満点を狙うのは有効な時間の使い方ではないことに触れています(その部分の原文は ページ表示速度はSEOに効くか、Core Web Vitalsより先に見る3つで引きました)。そして最後の段落に、こうあります。

Core Web Vitals 以外のページ エクスペリエンスの要素が検索結果でのランキング上昇に直接貢献することはありません。しかし、そういった要素はウェブサイトのユーザー満足度を向上させる可能性があり、それは通常、Google のランキング システムでも高く評価されます。したがって、ページ エクスペリエンスを全体的に向上させる取り組みにも意味があるのです。
— ページ エクスペリエンスが Google 検索の検索結果に与える影響について

この段落は、前半と後半をセットで読む必要があります。前半だけを取ると「Core Web Vitals 以外は無意味」になりますが、後半でGoogle自身がその読み方を否定しています。直接効くのはCore Web Vitalsだけで、それ以外はユーザー満足度を通じて間接的に効きます。

この箇所は英語版でも “Beyond Core Web Vitals, other page experience aspects don't directly help your website rank higher in search results. However, they can make your website more satisfying to use, which is generally aligned with what our ranking systems seek to reward. Therefore it's still worth working to improve page experience overall.” となっていて、日本語版と強さが一致していました。

公式の自己評価6問を、個人ブログの作業に置き換える

同じドキュメントには、自己評価のための質問が6つ並んでいます。PageSpeed Insights の点数ではなく、こちらが公式の出している確認項目です。左の列は原文のままです。

公式の自己評価の質問(原文)ランキングでの扱い個人ブログでやること
ページの Core Web Vitals は良好な状態ですか。「ランキング システムでは Core Web Vitals が使用されます」と名指しされている着手する順番は先に決める(後述のリンク)
ページは安全な方法で配信されていますか。Core Web Vitals 以外なので「直接貢献することはありません」。ただし同じ回答は続けて間接的な効果を認めており、2023年4月19日のブログはHTTPSを「すでにコアランキング システムで使用されている」ページ エクスペリエンス シグナルの例として挙げているHTTPSになっていなければ直す。なっていれば終わり
コンテンツはモバイル デバイス上で適切に表示されていますか。同上。ただし2023年4月19日のブログは「…モバイル ユーザビリティが重要でないから提供を終了するわけではありません」「…現在でもページ エクスペリエンスに関するガイダンスに記載されています」と書いている(後述)自分のスマホで実際に読んでみる
コンテンツに、主要なコンテンツを妨害したり注意をそらしたりするほどの大量の広告を掲載することを回避できていますか。同上本文の上と途中の広告を減らす
ページで煩わしいインタースティシャルの使用が避けられていますか。同上本文を覆う全画面ポップアップを外す
サイト訪問者が、ページのメイン コンテンツとその他のコンテンツを簡単に区別できるようにページが設計されていますか。同上見出しと目次を整え、サイドバーを削る

6問の直後に「これらの質問は、検討すべきページ エクスペリエンスのすべての要素を網羅するものではありません。」という一文が付いています。続けて「ただし、これらの質問に対応し、以下のリソースを参照することは、全般的に優れたページ エクスペリエンスを提供できるようにする際に有効です。」ともあるので、6問が無効という話ではありません。チェックリストとして配られることが多いのですが、公式自身が網羅を主張していません。

Core Web Vitals の3指標としきい値、そして表示回数・掲載順位・クリック率のどれを先に見るかは ページ表示速度はSEOに効くか、Core Web Vitalsより先に見る3つに、内部対策のうち数字が動く項目と動かない項目の仕分けは SEO内部対策とは何をすればいいか、測れる4つと、測れない5つに分けるに書きました。

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日付を見ないと読み違える、ページエクスペリエンスの年表

記事を読むときに効くのは、書かれた内容よりもいつの公式を引いているかです。

時期公式が書いていること
2021年6月中旬〜8月末モバイル検索で展開。「2021 年 6 月中旬より、ランキング システムの一部としてページ エクスペリエンスの使用を開始します。ただし、ページ エクスペリエンスは、8 月末までランキング システムの一部として組み込まれ、完全に置き換えられるわけではありません」「この更新は 2021 年 8 月末までに完了します」(2021年4月のブログ・6月15日更新)
2022年2月〜3月末パソコン向けに展開。2021年11月のブログに「モバイル フレンドリーのシグナルは今後もモバイルのランキングの要素として適用されますが、パソコン向けの要素にはなりません」とある(2021年11月のブログ)
2023年2月21日更新の版ランキング システムのガイドに「ページ エクスペリエンス システム」の項目がまだある
2023年4月19日ガイダンスを改編。「単一のシグナルはありません」「これは別のランキング システムではなく…」。モバイルについては「…モバイル ユーザビリティが重要でないから提供を終了するわけではありません」「…現在でもページ エクスペリエンスに関するガイダンスに記載されています」とある(2023年4月19日のブログ)
2023年5月9日更新の版ガイドから「ページ エクスペリエンス システム」の項目が消えている(英語版は4月19日更新の版で既に消えている。日本語版で直接押さえられたのは5月9日更新の版まで)
2023年11月8日パフォーマンス レポートの検索での見え方「ページ エクスペリエンス: 良好」の絞り込みフィルタが提供終了
2023年12月1日モバイル ユーザビリティ レポートなどが提供終了(別記事)
2025年12月18日更新ランキング システムのガイドに、現行にも廃止にもページ エクスペリエンスの項目は無い。ページ エクスペリエンスのドキュメントは「ランキング システムでは Core Web Vitals が使用されます」

この年表には、そのまま読むと食い違って見える2行があります。2021年11月のブログは「モバイル フレンドリーのシグナルは今後もモバイルのランキングの要素として適用されます」と書き、2025年12月更新のドキュメントは「Core Web Vitals 以外の…直接貢献することはありません」(「直接」という限定が付いています)と書いています。

この2行を並べるときに効くのが、2021年11月のブログの冒頭にGoogle自身が置いている注記です。「このブログ投稿はかなり前に公開されたものです。情報の一部が古くなっている可能性があります(画像がない、リンクが機能しないなど)。ページ エクスペリエンスに関する最新のドキュメントをご確認ください。」公式は、古いブログではなく最新のドキュメントを見るよう案内しています。同じ注記は2023年4月19日のブログにも付いています。

そのうえで、2021年11月と現行ドキュメントのちょうど中間に立つのが2023年4月19日のブログです。モバイルについては「…モバイル ユーザビリティが重要でないから提供を終了するわけではありません」「…現在でもページ エクスペリエンスに関するガイダンスに記載されています」とあり、2021年の記述が取り消されたとは読めません。現行ドキュメントの「直接貢献することはありません」も「直接」という限定付きなので、私は「新しいほうが現在の説明で、古いほうは当時の説明」と読んでいます。原文にそう書いてあるのではなく、日付と、公式自身が付けた注記を根拠にした読み方です。

年表に無い時期は、原文を取得できなかった期間です。

2023年12月1日に終わったレポートと、その代わりに案内されているものは サーチコンソールのモバイルユーザビリティは廃止されましたにまとめてあります。

日本語版だけを根拠にすると、1段強く読める

2023年4月のブログには「ランキングを上げるうえでページ エクスペリエンスはどの程度重要ですか?」というFAQがあり、日本語版は「優れたページ エクスペリエンスを実現していることは、検索結果でのランキングを上げることにつながります。」で終わります。

英語版の同じ箇所は “Having a great page experience can contribute to success in Search, in such cases.” です。「つながります」に対して “can contribute”、さらに “in such cases” という条件が日本語には出てきません。

同じ型のずれが、ページ エクスペリエンスのドキュメント側にもあります。そちらの比較は ページ表示速度はSEOに効くか、Core Web Vitalsより先に見る3つに書きました。

よくある質問

ページエクスペリエンスは廃止されたのですか

廃止されたのは、ランキング システムのガイドに載っていた「ページ エクスペリエンス システム」という項目です。要素が使われなくなったとは書かれていません。いまのページ エクスペリエンスのドキュメントは「Google のコア ランキング システムは、優れたページ エクスペリエンスを提供するコンテンツを高く評価するように設計されています。」から始まります。

「関連性が同程度なら決め手になる」と書いてある記事は間違いですか

2023年2月21日更新の版までは、その趣旨の記述が実在しました。いまのランキング システムのガイド(2025年12月18日更新)には項目ごとありません。間違いではなく、更新されていないだけです。引用元の版の日付を見てください。

PageSpeed Insights の点数を上げれば順位は上がりますか

上がるとは限りません。公式がランキングで使うと名指ししているのは Core Web Vitals で、PageSpeed Insights の総合スコアは名前が挙がっていません(私が見たのは、ページ エクスペリエンスのドキュメントの日本語版と英語版です)。そして順位が上がるかどうかは、関連性など他の要素との兼ね合いで決まります。着手する順番については ページ表示速度はSEOに効くか、Core Web Vitalsより先に見る3つに、そもそも順位が動かない理由の切り分けは ブログの順位が上がらない理由、原因は3層に分かれ、効く手が違うに書きました。

HTTPSやモバイル対応は、もうやらなくていいのですか

そうは読めません。ドキュメントは「Core Web Vitals 以外のページ エクスペリエンスの要素が検索結果でのランキング上昇に直接貢献することはありません」と書いた直後に、それらの要素がユーザー満足度を高め、それは「通常、Google のランキング システムでも高く評価されます」と続けています。モバイルについては2023年4月19日のブログも「…モバイル ユーザビリティが重要でないから提供を終了するわけではありません」と書いています。順位のために直すのではなく、読める状態にするために直します。

「項目が無い」というのは、どこまで確認した話ですか

2026年9月13日に、ランキング システムのガイド(日本語版・英語版)、ページ エクスペリエンスのドキュメント(日本語版・英語版)、2023年4月のブログ(日本語版・英語版)、2021年4月と2021年11月のブログ、そしてランキング システムのガイドの過去3版(日本語版の2023年2月21日更新と2023年5月9日更新、英語版の2023年4月19日更新。いずれも Internet Archive)の合計11ページを取得し、引用は原文と突き合わせました。「項目が無い」という否定は、現行のガイドの日本語版と英語版の本文2ページに限った話です。

まとめ

  • 「効く」「効かない」の両方の記事が公式を引けるのは、引いている版が違うから。ランキング システムのガイドには2023年2月21日更新の版まで「ページ エクスペリエンス システム」の項目があり、「関連性が同程度の場合、このシステムによりページ エクスペリエンスが優れたコンテンツが優先される」と書かれていた
  • 2023年5月9日更新の版では、その項目と、そこへ組み込まれたと書かれていた3項目(モバイル フレンドリー ランキング システム・ページの表示速度システム・セキュアサイト システム)が消えている。英語版では4月19日更新の版で既に消えており、日本語版で直接押さえられたのが5月9日更新の版
  • 消えたのは項目で、要素ではない。2023年4月19日のブログは「単一のシグナルはありません」「これは別のランキング システムではなく…」と説明し、旧シグナルについては「すべてがランキングに直接使用されるとは限りませんが」という限定付きで書いている
  • いまのページ エクスペリエンスのドキュメント(2025年12月18日更新)がランキングで使うと名指ししている要素はCore Web Vitalsだけ。「Core Web Vitals 以外の…直接貢献することはありません」に続けて、それらもユーザー満足度を通じて「通常、Google のランキング システムでも高く評価されます」とある。同じ回答は途中で、レポートやサードパーティのツールで良い結果が出ても上位表示は保証されないとも書いている
  • 自己評価の6問は公式の確認項目だが、直後に「すべての要素を網羅するものではありません」と書かれている。完全なチェックリストとして配らない
  • 2021年11月のブログと2025年12月更新のドキュメントは、モバイル対応の扱いが食い違って見える。ただし2021年11月のブログには「…ページ エクスペリエンスに関する最新のドキュメントをご確認ください。」という公式の注記が付き、中間の2023年4月19日のブログは「…モバイル ユーザビリティが重要でないから提供を終了するわけではありません」と書いている。日付とこの注記を根拠に、新しいほうを現在の説明として読んでいる

ここから先は、私が作ったツールの話です。

公式が何をランキングで使うかが分かっても、自分のどの記事から手をつけるかは決まりません。Core Web Vitals を直すにしても、本文を書き直すにしても、対象の1本を選ぶ必要があります。そこで、Search Console の「ページ」のエクスポートを渡すと、掲載順位4.0〜20.5位・表示回数100回以上のページだけを拾い、改善余地の大きい順に並べるツールを作りました。順位が11位以降なら本文、4〜10位でクリック率が低ければタイトル、という形で確認する場所も分けて出します。

判定と、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。残りの診断カードが2,980円(税込)の買い切りで、月額課金も自動更新もログインもありません。

⚠️ ただし、このツールは表示速度もCore Web Vitalsも一切見ません。ページのCSVにその情報が入っていないためです。速度そのものを診断したいなら PageSpeed Insights や Search Console のレポートを使ってください。

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この記事を書いた人

みやこし

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noteQiitaZenn

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