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SEOスコアとは?Lighthouseもプラグインも順位の点数ではない。直す記事は自分の順位と表示回数で選ぶ

SEOスコアは、Lighthouse・WordPressのプラグイン・診断サイトがそれぞれの基準で出す点検の点数です。LighthouseのSEO監査の項目とプラグインの説明を原文で確かめると、どちらも順位の点数ではありません。自分のSearch Consoleの順位と表示回数で直す記事を選ぶ手順もまとめました。

この記事のまとめ

「SEOスコア」と呼ばれる点数には、主に3つの出どころがあります。Lighthouse(PageSpeed Insightsの下の欄にも出る)のSEOカテゴリ、WordPressのSEOプラグインが記事ごとに出す点数、URLを入れると点数が出る外部の診断サイトです。基準を決めているのはそれぞれの道具で、LighthouseとプラグインはSEOの点数を検索順位の点数としては説明していません(診断サイトの説明はこの記事では読んでいません)。LighthouseのSEO監査は、メタ ディスクリプションがあるか、HTTPステータスコードがエラーでないか、インデックス登録をブロックしていないか、といった機械で確かめられる項目の合否で、説明ページには「Lighthouse では説明の品質は評価されません。」とあります。私が読んだ2つのプラグインの説明は、どちらも、信号を緑にしても、点検に合わせて最適化しても順位は保証されない、と自分で書いていました。私が読んだGoogle 検索の文書(Search Centralの4ページとSearch Consoleのヘルプ2ページ)には、SEOの点数という指標は出てきません。なので、点数を上げることを目的に記事を直すより、自分のSearch Consoleで表示回数があり、平均掲載順位が届きそうな位置にある記事から直すほうが、私は順番として確かだと考えています。点数は、技術的な不合格の項目を見つける点検表として使います。

PageSpeed Insightsで記事のURLを調べたら「SEO 82」と出た。WordPressのプラグインの欄が赤やオレンジになっている。無料の診断サイトに入れたら、思ったより低い点数だった。この点数はGoogleが付けた評価なのか、100点にすれば順位が上がるのか。点数を上げるために、まず記事を直すべきなのか。そこで迷っていませんか。

この記事は、「SEOスコア」がどこから来た点数なのかを出どころごとに分け、それぞれが何を見ていて何を見ていないのかを、説明ページの原文で確かめたものです。最後に、点数ではなく自分のSearch Consoleの数字で、直す記事を選ぶ手順をまとめます。

根拠にしたのは、Chromeの開発者向けサイトにある Lighthouse の SEO 監査の説明10ページと「Lighthouse の概要」、Google 検索セントラルの「Google 検索の基本事項」「Google 検索の技術要件」「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」、Search Console ヘルプの「検索パフォーマンス レポート(検索結果): 概要と基本設定」などで、2026年10月10日に日本語版と英語版の原文で確かめました。Lighthouseの説明ページの日本語版には、AI 技術で翻訳していて誤りを含む場合がある、という注記が付いていたので、引く文は英語版と並べて読んでいます。プラグインは、2つのプラグインの公式の説明ページ(英語)を読みました。プラグインと診断サイトの名前はこの記事では出しません。Lighthouseで自分のサイトを測り直すことも、この記事のためにはしていません。

なお、PageSpeed Insightsの下の欄に出るパフォーマンスの点数(表示速度の点数)は、この記事では扱いません。画面の読み方と、点数が実行ごとに変わる理由はPageSpeed Insightsの見方は?上の実際のユーザーのデータが先、下の点数はLighthouseの試験で毎回変わるにまとめました。

次に直す記事を自分のデータで調べる

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結論:SEOスコアは道具ごとの点検の点数。順位の点数ではない

説明ページを読んで、ブログで押さえておきたいことは次の5つです。

  • 「SEOスコア」は出どころが3つあり、基準はそれぞれの道具が決めている。Lighthouse、プラグイン、診断サイトで点数が合わなくても不思議はありません。何を数えるかを道具ごとに決めているからです
  • LighthouseのSEOの点数は、機械で確かめられる項目の合否。メタ ディスクリプションが「あるか」は見ますが、中身の良し悪しは見ません
  • プラグインの点数は、自分で入れた狙いキーワードへの、プラグインの基準での助言。私が読んだ2つの説明は、どちらも高い点数でも順位は保証されないと書いています
  • 私が読んだGoogle 検索の文書6ページには、SEOの点数という指標は出てこない。Search Consoleで選べる指標は、クリック数・インプレッション数・CTR・平均掲載順位の4つです
  • 直す記事は、点数ではなく自分の表示回数と掲載順位で選ぶ。点数は、技術的な不合格を見つける点検表として使うのが、私の使い方です

「SEOスコア」は出どころが3つある

同じ「SEOスコア」という言葉でも、出している道具によって中身が違います。まず3つを並べます。

出どころ何を見ているか順位との関係について、説明にあること
Lighthouse の SEO カテゴリ(PageSpeed Insights の下の欄にも出る)1ページについて、メタ ディスクリプションの有無・HTTPステータス・インデックス登録のブロックなど、機械で確かめられる項目の合否私が読んだSEO監査の説明10ページには、点数と順位の関係は書かれていない
WordPressのSEOプラグインの記事ごとの点数・信号の色自分で入れた狙いキーワードが冒頭や見出しにあるか、などをプラグインの基準で見る私が読んだ2つの説明は、どちらも高い点数でも順位は保証されないと書いている
URLを入れると点数が出る外部の診断サイトサイトごとに決めた項目(この記事では説明を読んでいない)この記事では確かめていない

3つとも、何をどう点検するかを決めているのはその道具です。Lighthouseとプラグインについてはこのあとの節で説明ページの中身を確かめます。診断サイトは中身を確かめていませんが、基準がサイトごとに決まる以上、同じ記事でも道具によって点数が違うことはありえます。ツールが出す数字がGoogleの数字ではない、という話は、キーワードの難易度についてもキーワード難易度(KD)とは?Googleではなくツールの推定。狙うかは自分の表示回数と順位で決めるに書きました。

LighthouseのSEOの点数:機械で確かめられる項目の合否

説明ページに並ぶ監査と、Googleの文書の対応

Lighthouseは、URLを渡すと1ページに対して一連の監査を実行し、レポートを作る道具です。Lighthouse の概要は、パフォーマンスやユーザー補助と並んで SEO の監査があると説明し、「不合格となった監査は、ページを改善するための指標として使用します。」としています。

SEO 監査の説明ページの目次に並ぶ監査と、目次の外にある1ページを合わせた10項目を、Google 検索セントラルの文書と並べると次のようになります。監査名は説明ページの日本語版の題名のままで、右の列は私の要約です。

監査(説明ページの題名)何を見るか(私の要約)Google 検索セントラルの文書で当たるところ
ドキュメントにメタ ディスクリプションがありませんmeta description の要素が無いか、中身が空なら不合格スターター ガイドのスニペットの項(説明文に使われることもある、という扱い)
リンクに説明テキストが含まれていません「click here」「learn more」のような、行き先が分からないリンクの文字スターター ガイドのリンクテキスト(アンカー テキスト)の項
ページの HTTP ステータス コードが無効です400番台・500番台を返すページ技術要件(HTTP 200 を返すこと)
ページのインデックス登録がブロックされていますすべてのクローラーに対する noindex の指定技術要件(インデックス登録可能なコンテンツ)
robots.txt が無効ですrobots.txt の書き方の誤り(ドメイン全体が対象)技術要件(Googlebot がブロックされていないこと)
ドキュメントに有効な rel=canonical がありませんcanonical が複数ある、URL として正しくない、などスターター ガイドの重複コンテンツの項
ドキュメントに有効な hreflang がありません言語別のページを示す hreflang の言語コードの誤りこの記事で読んだ文書では扱っていない(多言語サイト向け)
ドキュメントでプラグインが使用されていますFlash などブラウザのプラグインに頼る埋め込みこの記事で読んだ文書では見つけていない
タップ ターゲットのサイズが適切でないスマホで押すボタンやリンクが小さく、しかもほかのボタンやリンクと近すぎるこの記事で読んだ文書では見つけていない
構造化データが有効手動の確認項目。点数には入らない基本事項の主なベスト プラクティス(構造化データなどの種類ごとの実践)

技術要件に当たる3つは、記事が検索結果に出るかどうかに直接関わります。Google 検索の技術要件は「Google は、HTTP 200 (success) ステータス コードが返ってくるページのみをインデックスに登録します。」と書いています。ここが不合格なら、点数の話の前に直す項目です。一方、説明ページの最終更新日はどれも2019年5月2日で、いまのLighthouseの版で監査がこの並びのままかは、このページからは分かりません。私は実際のレポートでは確かめていないので、監査の名前が少し違って出てくることはありえます。

点数は、監査の合否を同じ重みで数えたもの

各監査のページの終わりには、英語版で "Each SEO audit is weighted equally in the Lighthouse SEO Score, except for the manual Structured data is valid audit." という注記があります。私の訳では、SEO の各監査は Lighthouse の SEO スコアの中で同じ重みを持ち、手動の「構造化データが有効」の監査だけは除く、という意味です(日本語版はこの注記の訳が行ごとに分かれて文として崩れているので、英語版を引きました)。

構造化データの監査のページにも「Lighthouse の構造化データの監査は手動で行われるため、Lighthouse の SEO スコアへの影響はありません。」とあります。つまりSEOの点数は、機械で確かめられる監査のうち、いくつに合格したかを数えた点数です。どれか1つが不合格なら、その分だけ点数が下がります。

中身の良し悪しは見ていない

メタ ディスクリプションの監査のページは、不合格になる条件を、meta description の要素が無いことと、中身が空であることの2つだけ挙げたうえで、こう書いています。

Lighthouse では説明の品質は評価されません。
— developer.chrome.com「ドキュメントにメタ ディスクリプションがありません」

英語版も "Lighthouse doesn't evaluate the quality of your description." です。リンクテキストの監査も、説明ページが例に挙げるのは「click here」「more」「learn more」などの決まった英語の語句です。どちらも、決まった形に当てはまるかを機械で見ているので、記事が読者の疑問に答えているか、読みやすいかは、点数に出ません。

Google 検索セントラルのGoogle 検索の基本事項は、主なベスト プラクティスの最初に「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツを作成する。」を挙げています。SEO スターター ガイドも「検索結果での存在感を高めるには、魅力的で役立つコンテンツを作成することが、このガイドで説明している他のどの方法よりも有効であると考えられます。」と書いています。Googleがいちばん大事だとしているこの部分を、LighthouseのSEOの点数は測っていません。

説明ページには、順位との関係は書かれていない

読んだ10ページの日本語版・英語版を、順位(rank)と保証(guarantee)で探しました。rank が出てくるのは、canonical の利点と、スマホでの使いやすさについての一般的な説明の2か所だけで、SEOの点数が高いと順位が上がる、あるいは上がらない、という文はありませんでした。点数と順位の関係は、Lighthouseの説明からは何も言えない、というのが私の読みです。

代わりに、Google 検索の基本事項は「ただし、ページがこれらの要件とベスト プラクティスをすべて満たしているからといって、そのコンテンツのクロール、インデックス登録、配信などが保証されるわけではありません。」と書いています。Lighthouseが確かめているのはこの要件とベスト プラクティスの一部なので、全部に合格しても、検索結果に出ることすら保証されない、と読むのが自然だと思います。基本事項の3つの区分(技術要件・スパムに関するポリシー・主なベスト プラクティス)はテクニカルSEOとコンテンツSEOの違いは?Googleの「検索の基本事項」に当てはめ、個人ブログは表示回数と順位で選ぶで整理しました。

直す記事と作業内容を決める

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プラグインの点数:狙いキーワードへの、プラグインの基準での助言

私が読んだ2つのプラグインの説明

WordPressのSEOプラグインには、記事の編集画面で狙いキーワード(フォーカス キーワード、キーフレーズなどと呼ばれる)を入れると、記事を点検して信号の色や点数を出すものがあります。私が読んだ2つのプラグインの公式の説明(どちらも英語)を、私の訳で要約すると次のとおりです。

  • 1つ目のプラグイン: 点検の結果を緑・オレンジ・赤の信号で出す。よく出る指摘は、キーフレーズが冒頭や小見出しに入っているか、キーフレーズの密度、メタ ディスクリプションの長さ、画像の alt 属性など。キーフレーズを入れても、そのページをその語で上位に出したいことがGoogleに伝わるわけではなく、プラグインが助言を出すための入力にすぎない
  • 2つ目のプラグイン: テストごとの色に加えて、記事全体の点数を赤・黄・緑で出す。推奨は、そのプラグインが集めたデータと経験にもとづいている

どちらも、点数と順位の関係を自分で書いています。1つ目は、信号を全部緑にしても順位が付くことはまったく保証されないし、全部が緑でなくても順位は付く、と書いています。2つ目は、特定のキーワードに最適化したからといって上位に入るとは限らず、点数が低い記事でも、ほかの要素がよければ上位に入りうる、と書いています(どれも私の訳です)。

Googleの文書と並べると

プラグインの点検には、キーワードの回数や文章の長さに関わる項目が入ることがあります。SEO スターター ガイドには「Google が重要でないと考えること」という項があり、そこで「Google 検索はキーワード メタタグを利用しません。」と書き、同じ言葉を何度も繰り返すキーワードの乱用はスパムに関するポリシーの違反にもなる、としています。文章の長さについては「上位に表示させるという目的に関しては、コンテンツの長さだけを調節しても無意味です」とあり、見出しの数にも理想の数は無い、と書いています。

なので私は、プラグインの点数を上げるために、キーワードを足したり文章を伸ばしたりはしません。キーワードがタイトルや冒頭に入っていない、画像に代替テキストが無い、といった指摘は、読者や検索エンジンに内容を伝える点で見直す価値がありますが、それは点数のためではなく、読む人のためです。

診断サイトの点数:サイトごとの基準

URLを入れると「SEO ◯点」と出る外部の診断サイトもあります。こうしたサイトの説明は、この記事のためには読んでいないので、何をどう数えているかは書けません。言えるのは、その点数の基準を決めているのはそのサイトで、私が読んだGoogle 検索の文書にはそうした点数が出てこない、というところまでです。

診断サイトを使うなら、不合格になった項目を1つずつ見て、それが上の表の技術要件(HTTPステータス・インデックス登録のブロック・robots.txt)に当たるものかどうかを確かめるのが、私の使い方です。点数そのものは、記事を直す順番を決める材料にはしていません。SEOツールを作業ごとにどう選ぶかはSEOツールのおすすめは?個人ブログは無料で足りない作業だけ有料にするに書きました。

Googleは「SEOスコア」を出しているか

Google 検索セントラルの「Google 検索の基本事項」「Google 検索の技術要件」「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」「Google 検索の仕組み」と、Search Console ヘルプの「Search Console の概要」「検索パフォーマンス レポート(検索結果): 概要と基本設定」を、日本語版は「スコア」「点数」、英語版は score で探しました。どれも0件で、SEOの点数という指標は出てきませんでした。LighthouseはGoogleが作っている点検の道具で、その説明ページには「SEO スコア」という言葉が出てきます。ここで確かめたのは、検索結果やSearch Consoleの側の文書にその点数が出てくるか、です。

検索パフォーマンス レポートのヘルプが「以下の指標を選択できます。」として挙げているのは、クリック数・インプレッション数・CTR(クリック率)・平均掲載順位の4つです。インプレッション数は「インプレッション数: サイトが検索結果に表示された回数。」、平均掲載順位は「平均掲載順位: 検索結果におけるサイトの最上位の平均掲載順位です。」と定義されています。Search Consoleが自分のサイトについて見せてくれるのは、点数ではなく、こうした実際の数字です。

私が読んだのはこの6ページだけなので、「Googleはどこにも点数を出していない」とまでは言えません。ただ、SEO スターター ガイドは冒頭近くで「残念ながら、Google でのランキングがトップになるような秘訣はありません。」と書いています。1つの点数を上げれば順位が上がる、という仕組みは、私が読んだ文書には書かれていませんでした。

点数より、自分のSearch Consoleで直す記事を選ぶ

私が決めている順番

ここから先は、このサイトの考え方です。Googleの基準ではありません。私は、SEOの点数を見て迷ったときも、直す記事は次の順で決めています。

  1. Search Console の検索パフォーマンス レポートを開き、ページごとに表示回数と平均掲載順位を見る(既定の期間は過去3か月)
  2. 表示回数があり、平均掲載順位が4.0〜20.5位あたりの記事を拾う。検索結果に出ていて、まだ上に行く余地がある記事です
  3. その記事で、検索している人の疑問にタイトルと本文が答えているかを読み直す
  4. 表示回数がほとんど無い記事だけは、Lighthouseや診断サイトの不合格の項目のうち、技術要件に当たるもの(HTTPステータス・インデックス登録のブロック・robots.txt)を先に確かめる
  5. 技術要件に当たらない不合格(リンクの文字・メタ ディスクリプションの有無など)は、記事を直すついでに見直す。点数を上げるための作業にはしない

2つ目の「4.0〜20.5位あたり」は、このサイトのツールが判定に使っている範囲で、私の基準です。1〜3位はもう上のほうにいるので外し、20.5位より後ろは、このサイトが使っている期待CTRの出典の表が20位までで、数字で判断できないので外しています。

点数と、自分の数字の違い

SEOの点数は、ページを道具の決めた項目で点検した結果です。Search Consoleの表示回数と平均掲載順位は、そのページが実際に検索結果に何回、何位あたりで出たかです。どの記事を直すかを決めたいときに知りたいのは後者のほうだ、と私は考えています。点数が満点の記事でも4.0〜20.5位で止まっているものはありえますし、点数が低い記事が上位に出ていることもありえます。どちらになるかは、点数を見ても分かりません。

よくある質問

SEOスコアは何点なら大丈夫ですか

この記事では目安の点数を出しません。点数の基準は道具ごとに違い、私が読んだGoogle 検索の文書にはSEOの点数という指標がありませんでした。LighthouseのSEOの点数なら、何点かより、不合格の監査が技術要件(HTTPステータス・インデックス登録のブロック・robots.txt)に当たるかを先に見ます。

LighthouseのSEOが100点なら、上位に表示されますか

Lighthouseの説明ページには、点数と順位の関係は書かれていませんでした。Google 検索の基本事項は、要件とベスト プラクティスをすべて満たしても、クロールやインデックス登録、配信が保証されるわけではない、としています。100点は、機械で確かめられる項目にすべて合格した、という意味までだと私は読んでいます。

プラグインの点数が赤のままでも、公開していいですか

私が読んだ2つのプラグインの説明は、どちらも、全部を緑にしなくても順位は付きうる、高い点数でも順位は保証されない、と書いています。赤の項目を1つずつ読み、読者のためになる指摘(タイトルに主題が入っていない、など)だけ直して、点数のための調整はしない、というのが私のやり方です。

無料でSEOスコアをチェックする方法はありますか

LighthouseはChromeの開発者ツールなどで実行でき、PageSpeed Insightsの下の欄にもSEOの点数が出ます。ただ、記事を直す順番を決めるなら、Googleの無料サービスであるSearch Consoleの表示回数と平均掲載順位のほうを、私は先に見ます。

まとめ

  • 「SEOスコア」の出どころは、LighthouseのSEOカテゴリ・WordPressのプラグイン・外部の診断サイトの3つ。基準はそれぞれの道具が決めている
  • LighthouseのSEOの点数は、機械で確かめられる監査の合否を同じ重みで数えたもの。構造化データの監査は手動で、点数に入らない
  • Lighthouseは、メタ ディスクリプションが「あるか」は見るが、説明の品質は評価しない。記事の中身の良し悪しを見る監査は、説明ページの一覧に無い
  • Lighthouseの説明ページには、点数と順位の関係は書かれていない。Googleの基本事項は、要件とベスト プラクティスを満たしても配信などは保証されない、としている
  • 私が読んだ2つのプラグインの説明は、高い点数でも順位は保証されないと自分で書いている
  • 私が読んだGoogle 検索の文書6ページには、SEOの点数という指標は出てこない。Search Consoleの指標はクリック数・インプレッション数・CTR・平均掲載順位
  • 直す記事は、表示回数があり、平均掲載順位が4.0〜20.5位あたりの記事から選ぶ。点数は、技術要件に当たる不合格を見つける点検表として使う

点数で迷ったら、まず「この点数は何を数えたものか」と「自分の記事は実際に何位に出ているか」を切り分けます。前者は道具の説明に、後者は自分のSearch Consoleに答えがあります。


後者の「自分の記事は実際に何位に出ているか」を記事ごとに並べるのは、手作業だと時間がかかります。その切り分けのために私が作ったツールがあるので、ここから宣伝として書きます。

Search Consoleの「ページ」タブのエクスポートをZIPのまま置くと、掲載順位が4.0〜20.5位のページを拾い、表示回数100回以上は通常判定、30〜99回は参考判定、30回未満は本文中心の監査に分けます。並び順は、通常判定 → 参考判定 → 本文中心の監査の順。前2つの中は CTR機会差の多い順、30回未満は表示回数の多い順です。 判定と、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、無料の1件を除いた3記事分の診断カードが対象です。3記事分が揃うとき(判定に出た候補が4件以上のとき)だけご案内します。生成の利用期限は購入から7日間で、月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。 CSVファイルそのものはブラウザの外に出ませんが、診断カードを出すときは選んだ1ページぶんの数値(URL・キーワード・順位・表示回数・CTR)を、タイトル取得を押したときは最大10件のURLを送ります。

⚠️ 判定に使うのは、Google検索のページごとの平均掲載順位・表示回数・CTRです(診断カードでは選んだ1ページの本文を読みます)。このツールは、SEOスコアのような100点満点の点数も、Lighthouseの点数も出しません。並び順に使う「CTR機会差(回相当)」は、表示回数に、同じ順位帯の期待CTRと実際のCTRの差を掛けた比較の値で、点数ではありません。表示回数が0の行は読み込み時に除くので、検索結果に出ていない記事は候補に出てきません。並べ替えるだけで、順位やクリック数が上がることを約束するものではなく、掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いブログでは、候補が0件になることがあります。

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この記事の内容をツールにしています

Search Console の「ページ」CSVを貼ると、改善余地のある記事を順番に出します。 判定とご自分の記事1件分の診断カードは無料です。ログイン不要。CSVファイルはアップロードせず、ブラウザ内で解析します。

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この記事を書いた人

みやこし

ブログのリライトで「どの記事を直すか」を数字で決めるSEOライター向けツールを作っています。 掲載順位ごとの平均クリック率、AI Overviewによるクリック減の補正、タイトルの直し方など。

noteQiitaZenn

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