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SEOツールのおすすめは?個人ブログは無料で足りない作業だけ有料にする

個人ブログのSEOツールは、どれがおすすめかではなく、どの作業を任せるかで選びます。キーワード調査・順位の記録・直す記事選び・サイトの状態と被リンクの確認の4つに分け、Search ConsoleやAhrefs Freeなど無料の道具から始めて、手が足りない作業だけ有料にします。料金は2026年10月3日に公式で確認。

この記事のまとめ

個人ブログのSEOツールは、「どれがおすすめか」ではなく「どの作業を任せるか」で選びます。作業は ①キーワードを調べる ②順位を追う ③直す記事を選ぶ ④サイトの状態と被リンクを見る の4つで、 ③④の材料はGoogleの無料サービスであるSearch Consoleが出し、④の一部は認証済みサイト向けの無料版Ahrefs Freeでも見られます。 ①はラッコキーワード(無料あり)、②はGRC(無料版あり)のように、作業ごとに道具が別です。 有料にするのは、無料で回してみて手が足りなくなった作業だけで足ります。

SEOツールのおすすめは、ブログの規模と、いま手が止まっている作業で変わります。比較記事に並ぶツールは、同じことをする道具どうしではありません。キーワードを探す道具と、順位を毎日記録する道具と、被リンクを調べる道具が1列に並んでいます。

個人ブログのSEOの作業を4つに分け、それぞれに使える道具を公式ページで確認できた料金と条件だけで並べます。読み終えたら、自分がどの作業から有料にすべきか、そもそもまだ要らないのかを決められます。

なお、この中には私が作った「直す記事を選ぶ」ための道具も入っています。ほかの道具と同じ形式で並べ、向かない場合も書きます。

次に直す記事を自分のデータで調べる

Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。

「おすすめ◯選」を読んでもSEOツールが決まらないのはなぜか

理由は、比べている物どうしが別の作業の道具だからです。たとえばAhrefsの公式料金ページには、月額4,460円(税抜)のStarterから、年間契約が必要な月額230,900円(税抜)のエンタープライズまでが載っています。同じ「SEOツール」の枠で、無料のサービスと並べて比べられても、何を基準に選べばいいのかは決まりません。

決め手になるのは機能の多さではなく、自分のブログで、どの作業に時間がかかっているかです。キーワードを探すのに時間がかかっている人と、どの記事を直すか決められない人とでは、入れるべき道具が違います。

リライトに絞って、工程ごとに道具を分ける考え方は → リライトツールは無料で足りるか、SEOツールの比較は4工程で分ける

個人ブログのSEOの作業は4つに分けられる

記事を書いて公開したあとに続く作業は、大きく次の4つです。まず無料の道具で4つとも回せるかを見て、手が足りない作業だけを有料にします。

作業無料で使える道具有料の道具の例(2026年10月3日時点)
① キーワードを調べるラッコキーワード(無料プランあり)ラッコキーワードの有料プラン(税込。1か月契約で月1,320円〜、12か月契約なら月あたり660円〜)
② 順位を追うSearch Console(平均掲載順位)、GRC無料版(項目数に制限あり)GRCの有料ライセンス(税込で月495円〜、年4,950円〜)
③ 直す記事を選ぶSearch Console(材料を出す。並べ替えは手作業)リライトレーダー(私が作ったもの。判定と1記事分は無料、有料は税込2,980円の買い切り)
④ サイトの状態と被リンクを見るSearch Console、Ahrefs Free(認証済みサイト)Ahrefsの有料プラン(税抜で月4,460円〜。対応する機能はプランで異なる)

Googleキーワードプランナーは①の道具ですが、公式ヘルプが基本機能の利用に支払い情報の入力を求めているため、表の「無料」の列には入れていません。記事作成から順位の確認まで1つにまとめた道具(TACT SEO など)もあり、これは4つの作業をまたぐ形です。

まず無料で揃えるのは Search Console と Ahrefs Free、キーワードプランナーは数えない

Google Search Console:直す記事を選ぶ材料と、サイトの状態はここから出る

Search Console は、Google自身が概要のヘルプで「Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。」と説明しているサービスです。ページごとのクリック数・表示回数・CTR・平均掲載順位が出ます。

検索パフォーマンス レポートのヘルプによると、「デフォルトの検索パフォーマンス レポートには、過去 3 か月間の Google 検索の検索結果におけるサイトのクリック数とインプレッション数のデータが表示されます。」とあります。期間は変えられます。有料ツールを入れる前に、ここで自分のブログのページが何本、どの順位で表示されているかを見てください。それによって、次に要る道具が変わります。数字の読み方は → サーチコンソールの見方

Ahrefs Free:自分のサイトの被リンクと技術的な問題を見る

Ahrefsには有料プランとは別に、無料の「Ahrefs Free」があります。公式ページでは「Ahrefs ウェブマスターツールが「Ahrefs Free」に生まれ変わりました」とあり、「検証済みの Web サイト向けに、無料の Web サイト解析、技術監査、SEO 指標を提供します。」と説明されています。対象は自分が認証したサイトなので、競合サイトを調べる道具ではありません。

被リンクの状況は Search Console のリンクレポートでも見られます。見方は → サーチコンソールのリンクレポートの見方

Googleキーワードプランナー:使うには支払い情報の入力が要る

キーワードプランナーは、キーワードの月間検索数の見積もりを出すGoogle広告の機能です。ただし公式ヘルプには、「「新しいキーワードの候補を取得する」などの基本機能を利用するには、お支払い情報を入力して、アカウント設定を完了する必要があります。」と書かれています。私が見たこのページと、予測についてのヘルプの2ページには、キーワードプランナー自体を無料とする記述はありませんでした。そのため、この記事では無料の道具に数えていません。

また、予測のヘルプには「検索ボリュームのデータは概数です。」とあります。出てくる数字は、記事を書く順番を決める目安として使うものです。

無料で足りなくなったら、作業ごとに足す有料ツール

ここからは有料の選択肢です。どれも2026年10月3日に公式ページで確認した料金と条件だけを書いています。料金は改定されることがあるので、申し込む前に必ず公式ページで確かめてください。

ラッコキーワード:① キーワードを調べる

検索エンジンのサジェスト(検索窓に出る候補)を集める道具です。公式サイトのトップページには「ラッコキーワードは無料でご利用いただけます。」とあり、無料利用には使用回数の制限があると案内されています。有料の最安は料金ページのエントリープランで、1か月契約なら月1,320円、12か月契約なら年7,920円(月あたり660円)です(どちらも税込)。お試し期間は無いと案内されています。

向いている人:新しく書く記事のキーワードを探す時間がかかっている人。注意:直す記事を選ぶ道具ではありません。

GRC:② 順位を追う

公式サイトの概要では「GRCは、貴方のホームページが、検索エンジンYahooで何位に表示されるのかを調査し、履歴を記録する検索順位チェックツールです。」と説明されています。ダウンロードしてパソコンで使う道具で、「GRCは、無料でご利用いただけます。」とあり、無料版は項目数に制限があります。有料はライセンスページで、最安のベーシックが月495円、または年4,950円(税込)です。月払いはPayPal決済の自動更新、年払いは更新時に買い直す形で、どちらも買い切りではなく期間のライセンスです。ライセンスは「1台のPC(1つのWindowsユーザーアカウント)につき1ライセンスが必要です。」とされています。

向いている人:決まったキーワードの順位を、日ごとに記録して見比べたい人。注意:Search Console の平均掲載順位は、Google検索で実際に表示されたときの最上位の順位を、選んだ期間・検索語で平均したものです。決まったキーワードを自分で決めた時点で調べて記録する道具とは、測り方が違います。調べる検索エンジンも含めて、公式ページで確かめてから選んでください。

Ahrefs(有料プラン):自分のサイト以外も調べる

Ahrefsの有料プランは、自分のサイトに限らず調べられる道具です。公式の料金ページでは、最安のStarterが「人々が検索しているものを確認し、競合を調査しましょう。」という説明で月4,460円、その上のライトが月払いで月19,900円です(年間払いの割引あり)。表示は税抜で、「表示価格(税抜)に、別途消費税が加算されます。」と書かれています。

向いている人:競合サイトがどんな語で上位に出ているかを調べて、書く記事を決めたい人。注意:自分のサイトだけを見るなら、先に無料の Ahrefs Free で足りるかを試せます。

TACT SEO:記事作成から順位の確認までをまとめたもの

キーワード選定・記事作成・順位の確認を1つにまとめた道具です。公式の料金ページに有料プランの金額は無く、「詳しいプランについてはお問い合わせください。」とあります。無料プランもありますが、申し込みフォームでは会社名と勤務先のメールアドレスが必須項目です。

向いている人:会社でサイトを運営していて、作業をまとめて任せたい人。注意:個人で使うなら、申し込みの条件を先に確認してください。

リライトレーダー:③ 直す記事を選ぶ(私が作ったもの)

Search Console から書き出したデータを読み込み、掲載順位4.0〜20.5位のページを、表示回数100回以上でクリックを取りこぼしているものから順に並べる道具です。表示回数が100回未満のページは、その後ろに確度を下げて並べます(30回未満はCTRを使わず本文中心の監査)。判定と1記事分の診断カードまでは無料で、有料は2,980円(税込)の買い切りです。条件は記事の最後に書きます。

向いている人:Search Console の数字は見ているが、どの記事から直すかを毎回決めきれない人。注意:キーワード調査、順位の日ごとの記録、被リンクの分析はしません。掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いブログや、その範囲のページがどれも表示回数100回以上で順位に見合ったクリックが取れているブログでは、候補が0件になります。

同じ作業を手作業でやる手順は → サーチコンソールでリライト記事をどう選ぶ?迷わない判定基準と手順

どの作業から有料にするかは、どう決めるか

決め方は単純で、無料の道具で1か月回してみて、いちばん時間がかかった作業から有料にします。最初から全部を揃えると、使わない機能に払い続けることになります。 このサイトでも、キーワード探しより「どの記事を直すか」で手が止まったので、③だけを自作し、①②④は上に挙げた無料の道具のままです。

たとえば、記事がまだ少なくSearch Console にほとんど表示が無いなら、直す記事を選ぶ道具はまだ要りません。先に要るのはキーワードを探す道具です。逆に、記事がたまって表示回数が増えてきたのに、どれを直すか決められずに手が止まっているなら、①ではなく③の道具を足します。

SEOツールが買い切りで成立するかどうかは、そのデータを誰が取り続けるかで決まります。上のGRCのように、パソコンで取りに行く道具でも期間制のライセンスのことがあります。理由は 買い切りのSEOツールはどこまで使えるか、月額と分かれる条件に書きました。

直す記事と作業内容を決める

Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。

よくある質問

無料のSEOツールだけで足りますか

直す記事を選ぶ材料とサイトの状態は Search Console、被リンクは Search Console のリンクレポートか Ahrefs Free(認証済みサイト)、キーワード調査はラッコキーワードの無料プラン、順位の記録は GRC の無料版で、それぞれ無料で始められます。足りるかどうかは、上限や手作業にかかる時間しだいです。無料で回してみて、時間がかかりすぎる作業が見つかってから有料を検討すれば十分です。

SEOツールを入れれば、検索順位は上がりますか

ツールを入れただけでは上がりません。ツールが速くするのは、調べる・記録する・選ぶといった作業です。順位を動かすのは、その結果を見て記事をどう直したかです。

料金はこの記事のとおりですか

2026年10月3日に各社の公式ページで確認した時点のものです。料金やプランは改定されることがあるので、申し込む前に公式ページで確かめてください。

まとめ

  • SEOツールは「どれがおすすめか」ではなく、どの作業を任せるかで選ぶ
  • 作業は ①キーワードを調べる ②順位を追う ③直す記事を選ぶ ④サイトの状態と被リンクを見る の4つ
  • まず無料の Search Console(③④の材料)と Ahrefs Free(認証済みサイトのみ)を揃える。キーワードプランナーは、使うには支払い情報の入力が要ると案内されている
  • 有料は、ラッコキーワード(①、税込で1か月契約1,320円・12か月契約年7,920円〜)・GRC(②、税込で月495円〜)・Ahrefs(税抜で月4,460円〜。対応する機能はプランで異なる)のように作業ごとに別。料金は2026年10月3日時点
  • 無料で1か月回して、いちばん時間がかかった作業から有料にする

ここから先は、私が作ったツールの話です。

4つの作業のうち、③ 直す記事を選ぶ作業を自動でやるツールを作りました。サーチコンソールのエクスポートをZIPのまま置くだけで、4.0〜20.5位のページを、表示回数100回以上は通常判定、30〜99回は参考判定、30回未満は本文中心の監査に分け、この順に、同じ区分の中ではCTR機会差の多い順に並べて出します。 判定と候補3記事のCTR機会差の確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、無料の1件を除いた3記事分の診断カードが対象です。3記事分が揃うとき(判定に出た候補が4件以上のとき)だけご案内します。生成の利用期限は購入から7日間で、月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。 CSVファイルそのものはブラウザの外に出ませんが、診断カードを出すときは選んだ1ページぶんの数値(URL・キーワード・順位・表示回数・CTR)を、タイトル取得を押したときは最大10件のURLを送ります。

⚠️ キーワード調査・順位の記録・被リンクの分析はしません。その作業には、上で挙げたほかの道具を使ってください。また、掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いブログでは、候補が0件になることがあります。

Search ConsoleのZIPで無料判定する

Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。

この記事の内容をツールにしています

Search Console の「ページ」CSVを貼ると、改善余地のある記事を順番に出します。 判定とご自分の記事1件分の診断カードは無料です。ログイン不要。CSVファイルはアップロードせず、ブラウザ内で解析します。

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この記事を書いた人

みやこし

ブログのリライトで「どの記事を直すか」を数字で決めるSEOライター向けツールを作っています。 掲載順位ごとの平均クリック率、AI Overviewによるクリック減の補正、タイトルの直し方など。

noteQiitaZenn

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