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WordPressのSEOプラグインは必要?二重出力をソースで確かめる

WordPressのSEOプラグインに共通する中心の機能は、title・description・robots・canonical・構造化データとサイトマップの出力です。本体やテーマが同じものを出していることもあるので、必要かは記事のページのソースで5項目を数えて決め、二重なら項目ごとに出す側を1つにします。

この記事のまとめ

WordPressのSEOプラグイン(Yoast SEO、All in One SEO、SEO SIMPLE PACK など)に共通する中心の機能は、title・description・robots・canonical・構造化データとサイトマップの出力で、入れただけで順位が上がるものではありません。同じものを本体やテーマが出していることがあり、SWELL は metaタグを出す機能が無いとしてプラグインを必須とし、Cocoon は SEO プラグインとの併用で重複出力される場合があると書いています(2026年10月6日時点)。必要かどうかは記事のページのソースで5項目を数えて決め、二重なら項目ごとに出す側を1つにします。

WordPressのSEOプラグインが必要かどうかは、プラグインの評判ではなく、使っているテーマとWordPress本体がすでに何を出しているかで決まります。

ブログを始めたばかりで「SEO対策 プラグイン」と調べたら、おすすめの一覧が並ぶ一方で、テーマの説明には「SEO機能内蔵」とも書いてあり、入れないと損なのか、入れると何かが壊れるのか分からずに手が止まっている人に向けて書いています。

読み終えたときには、自分の記事のページのソースで5つの項目を数えて、プラグインを入れるか、入れたあとにどちらの機能を止めるかまで決められるはずです。

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SEOプラグインを入れただけで順位が上がるわけではない理由は、中心の機能がタグの出力だから

3つの公式の説明に共通して挙がっているのは、検索エンジンに渡すタグやファイルを作る機能です(文章の分析・リダイレクト・AIでの文章生成など、製品ごとの機能もほかに並んでいます)。Yoast SEO のwordpress.org のプラグインページには、metaタグの最適化・canonical URL・XMLサイトマップ・Schema.org(構造化データ)が並び、タイトルとメタディスクリプションをまとめて直す画面や、URLを noindex にする設定があることも書かれています。All in One SEO のプラグインページにも、SEOタイトルとメタディスクリプション・ページごとの robots メタタグ(noindex など)・canonical・スキーマ・XMLサイトマップが挙がっています。SEO SIMPLE PACK は開発元 LOOS の使い方のページで、記事ごとに個別設定できる項目として noindex・robots・titleタグ・descriptionタグ・og:image・canonical URL・keyword を挙げています(いずれも2026年10月6日時点)。

つまり、この中心の機能が変えるのはページの head に何が書かれるかです。タイトルや説明文の中身を考えるのは自分で、Google がそれをどう使うかは Google が決めます。Google のドキュメントも、構造化データについて、HTMLを直接編集できないCMSの利用者に向けて、設定ページやプラグインで指定できる場合がある、という書き方をしています(構造化データのマークアップの概要)。プラグインは手段で、入れたこと自体が順位の材料になる、という記述は、この記事で見た Google のページには見当たりませんでした。

同じタグを、WordPress本体とテーマも出していることがある

ややこしいのは、プラグインを入れなくても、いくつかのタグはすでに出ていることです。2026年10月6日時点の最新版 WordPress 7.1.2 のdefault-filters.php(ページの head に何を出すかを登録しているファイル)を見ると、本体は次のものを出す処理を持っています。

項目WordPress本体(7.1.2)SEOプラグインの公式の説明
title 要素テーマが title 要素をWordPressに任せる設定にしていれば出す3つとも設定できる
meta description出す処理は見当たらない3つとも設定できる
robots(noindex など)出す(サイトを公開しているときは max-image-preview:large、検索エンジンに表示させない設定のときは noindex など)3つとも noindex を設定できる
canonical個別の投稿・固定ページで出す3つとも説明に挙げている
構造化データ(JSON-LD)出す処理は見当たらないYoast SEO と All in One SEO は説明に挙げている
XMLサイトマップ/wp-sitemap.xml に出す(5.5から)Yoast SEO と All in One SEO は説明に挙げている

※本体の列は default-filters.php で head に登録されている処理と、開発者リファレンスのrel_canonical()「Outputs rel=canonical for singular queries.」・wp_robots()の説明から。サイトマップは5.5の告知New XML Sitemaps Functionality in WordPress 5.5の「With version 5.5., WordPress will expose a sitemap index at /wp-sitemap.xml .」から。「見当たらない」は、このファイルの head の登録に無いという意味で、テーマが足している場合は別です。プラグインの列は上の3つの公式ページで、既定でオンかどうかまでは書いていません。

title 要素をどの欄が作るかは、テーマとプラグインの組み合わせで変わります。その仕組みと確かめ方はSEOタイトルと投稿タイトルの違いは何か、どちらがtitle要素になるかを自分で確かめるに書きました。ここに、テーマが独自に出しているものが加わります。

必要かどうかは、使っているテーマが何を出しているかで決まる

テーマが何を出しているかは、テーマごとに違います。公式の説明で確かめられた2つは、ちょうど逆の作りでした(どちらも2026年10月6日に確認)。

SWELL は、テーマ本体が metaタグを出さない

WordPressテーマの SWELL は、推奨プラグインと非推奨・不要・注意すべきプラグインについて(ページの更新日は2026年3月31日)でこう書いています。

SWELL本体には、ogpタグなどのmetaタグを生成・出力する機能がありませんので、metaタグを設定できるプラグインは必須です。

推奨されているのは、SWELLと同じ開発者の SEO SIMPLE PACK です。同じページには「SEO SIMPLE PACK に XMLサイトマップを作成する機能はありません。」ともあり、さらにSWELLは既定でWordPress本体のサイトマップ機能を止めていると書かれています。

ただし、SWELLではデフォルト状態でコアのサイトマップ生成機能をオフにしています(すでにプラグイン導入しているユーザーさんが多数派だったため重複しないようにしています)ので、「SWELL設定」>「機能停止」タブから「コアのサイトマップ機能を停止する」のチェックを外してご利用ください。

重複を避けるための設計ですが、裏返すと、SWELL と SEO SIMPLE PACK だけの構成では、何もしなければサイトマップがどこにも出ていない状態になり得ます。二重に出る心配と同じくらい、どこからも出ていない心配もあります。同じページは、サイトマップが必要なら XML Sitemap & Google News を SEO SIMPLE PACK と併用するか、WordPress 本体のもので十分なら上のチェックを外して使うよう書いています。

Cocoon は、テーマ自体に SEO 機能がある

無料テーマの Cocoon は、よくある質問と答え(FAQ)で、canonicalタグの自動出力(デフォルト有効)、noindex設定、JSON-LD構造化データの自動出力(デフォルト有効)などが「標準で内蔵されています」と書き、記事ごとのメタディスクリプションも投稿編集画面の「SEO」メタボックスで設定できるとしています。SEOプラグインとの併用については、次のとおりです。

併用は可能ですが、meta description、OGPタグ、canonicalタグなどが重複出力される場合があります。SEOプラグインを利用する場合は、Cocoon側の該当機能を無効にするか、プラグイン側の該当機能を無効にして重複を避けてください。

テーマの作りで、プラグインの要・不要を仕分ける

ほかのテーマについては確かめていないので、テーマ名ではなく作りで分けます。自分のテーマがどれに当たるかは、テーマの公式マニュアルか、下の手順でソースを数えれば分かります。

テーマの作りSEOプラグイン入れたあとに見ること
metaタグを出す機能が無い(SWELL など)入れる(無いと記事ごとの description などを出す場所が無い)サイトマップがどこかから出ているか
テーマに SEO 機能があり、それで足りている(Cocoon など)入れなくてよい場合がある入れるなら、テーマとプラグインのどちらか一方の機能を止める
どちらか分からない先にソースを数える下の5項目

「入れなくてよい場合がある」は順位の話ではありません。出したいタグがすでに出ていれば、プラグインで同じものをもう1つ出す理由はありません。

二重に出たら何が起きるか、Googleが書いていることと書いていないこと

「二重出力はSEOに悪い」とよく言われますが、Googleの公式ドキュメントで扱いが書かれているのは、項目の一部だけでした。項目ごとに分けて見ます(Googleのページは2026年10月6日に日本語版と英語版を取得して照合しました)。

先に分けておく、「重複」の2つの意味

SEOで「重複したメタタグ」と言うときは、たいてい別々のページが同じタイトルや説明文を使っている状態を指します。Google のタイトルリンクのドキュメントにある「重複する <title> 要素」の例も、テレビ番組のシーズンごとのページが同じ title を持つ例で、ページ間の話です。説明文の使い回しの話はメタディスクリプションの意味と書き方、書き換えられたら本文の1段落目を直すに書きました。この記事で扱うのはもう1つのほう、1つのページの中に同じ種類のタグが2つ出ている状態です。

robots(noindex): 食い違えば、厳しいほうが適用される

いちばんはっきり書かれているのが robots です。Robots meta タグ、data-nosnippet、X-Robots-Tag の指定にはこうあります。

robots ルールが競合する場合は、より制限の厳格なルールが適用されます。

英語版も "In the case of conflicting robots rules, the more restrictive rule applies." で同じです。同じページには、ルールはカンマで区切っても別々の meta タグに分けても組み合わせて指定できる、とも書かれています。つまり robots の行が2つあること自体は異常ではなく、見るべきは中身です。テーマとプラグインのどちらか一方にでも noindex が紛れ込んでいれば、もう一方が何を出していても noindex のほうが効く、と読めます。noindex がどこから出ているかの探し方は「noindexタグによって除外されました」は正常、直すのは意図と違うときだけにあります。

canonical: 2本あると無視されうる、と書いたのは2013年の公式ブログ

canonical については、Google 検索セントラルの2013年のブログ記事rel=canonical 属性に関する 5 つのよくある間違いに、次の一文があります。

rel=canonical を 1 つのページで 2 つ以上指定することは避けましょう。2 つ以上指定されていると、すべての rel=canonical が無視されます。

英語版の本文は、この間違いがSEOプラグインと一緒に起きやすいことまで書いています(原文 "This happens frequently in conjunction with SEO plugins that often insert a default rel=canonical link, possibly unbeknownst to the webmaster who installed the plugin.")。この段落が例にしているのは、2本が違うURLを指している場合です。また、同じ段落では "Google will likely ignore all the rel=canonical hints"(おそらくすべて無視する)と、留保を付けています。そもそも13年前の記事で、英語版の冒頭には公式自身が「情報が古くなっている可能性がある」と注記しています。現在のrel="canonical" などを利用して正規 URL を指定する方法には、canonical の link 要素が1ページに2本あるときの扱いは書かれておらず、あるのは「異なる正規化方法を使用して、複数の異なる URL を同じページの正規版として指定しないでください」というベストプラクティスまででした。今も「すべて無視」になるとは言い切れませんが、2本を残しておく理由もありません。canonical そのものの仕組みはcanonicalタグの使い方、重複コンテンツと、指定が効かない理由に書きました。

構造化データ: 複数の種類が並ぶのは想定内、同じ種類の重複は書かれていない

構造化データに関する一般的なガイドラインには「Google 検索では、アイテムをネストするか、個々のアイテムを指定するかにかかわらず、ページ上の複数のアイテムが認識されます。」とあります。ただしここでの「複数のアイテム」は、レシピと動画とパンくずのような違う種類のものの例です。テーマとプラグインが同じ種類(たとえば記事の情報)を2つ出した場合の扱いは、このページと構造化データのマークアップの概要の2ページには書かれていませんでした。どの種類を入れるかは構造化データのSEO効果は順位ではない、個人ブログがJSON-LDを入れる順番の領分なので、ここでは同じ種類が2つ出ていないかを数えるところまでにします。

title と meta description: 2つあるときの扱いは書かれていない

タイトルリンクのドキュメントとスニペットのドキュメントの2ページを見た範囲では、1つのページに title 要素や meta description が2つあるとき、Google がどちらを使うのか、あるいは評価に影響するのかは書かれていませんでした。だから「二重だとペナルティ」とも「片方が使われるから問題ない」とも言えません。言えるのは、自分が直した欄の文が、どちらの行として出ているかを自分で決められない状態になるということです。リライトでタイトルや説明文を直したのに、出ているのはテーマ側の古い文だった、ということが起き得ます。

プラグインの公式は、2つ同時に使わないよう書いている

プラグイン側の公式は、もっと直接的です。All in One SEO のImporting Settings From Other Plugins(2026年8月14日更新)は、ほかのSEOプラグインから移行したあと、前のプラグインを停止するよう求め、理由を "Running two SEO plugins at the same time can cause duplicate meta tags and other conflicts." と書いています。サイトマップについては、Yoast SEO のSite features の設定の説明(2026年4月21日更新)に、Yoast のサイトマップ機能をオンにすると WordPress 標準のサイトマップを自動で止め、オフにした場合は WordPress 標準のサイトマップは止めない、とあります(原文 "If you choose to disable the XML sitemap feature in Yoast SEO, it will not disable the WordPress core XML sitemap.")。SWELL がテーマ側で WordPress 標準のサイトマップを止めているのも、同じ重複を避けるためでした。

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入れる前と入れた後に、記事のページのソースで5つを数える

テーマとプラグインの組み合わせは無数にあり、公式の説明だけでは自分の環境で何が出ているかまでは分かりません。確実なのは、公開している記事のページを1本開いて、ブラウザで「ページのソースを表示」し、次の文字列をページ内検索で数えることです。プラグインを入れる前に1回、入れて設定したあとにもう1回やります。

項目検索する文字列見方
title 要素<titlehead の中で探す(本文に埋め込んだ SVG 画像の title にも一致することがあるため)。1つが正常、2つあれば二重
meta descriptionname="description"0なら出ていない。2つあれば二重
robotsrobots行の数より、content に noindex が入っていないか
canonicalrel="canonical"1つ。2つあれば片方を止める
構造化データapplication/ld+jsonブロックの中の @type を見て、同じ種類が2つ出ていないか

robots だけ検索語を短くしているのは、WordPress 本体のwp_robots()が name='robots' とシングルクォートで出力するからです。name="robots" で探すと、本体の行を見落とします。同じ理由で、テーマやプラグインによっては description や canonical の行がシングルクォートで書かれていることもあるので、0件だったら description・canonical だけで探し直してください。

数えるときの注意が2つあります。1つは、キャッシュ系のプラグインやサーバーのキャッシュを使っていると、設定を変えても古いページが返ってくることです。変えたあとはキャッシュを消してから見ます。もう1つは、ソースに出てこないものがあることです。HTTPヘッダーで送られる noindex はソースには出ません(確かめ方は上の noindex の記事にあります)。また、JavaScript があとから書き足すタグも、「ページのソースを表示」には出てきません。

サイトマップは、URLを開いて確かめる

サイトマップはページのソースには出ないので、URLを直接開きます。WordPress 本体のものは /wp-sitemap.xml、Yoast SEO のものはYoast の開発者向けの仕様で /sitemap_index.xml と書かれています。それ以外のプラグインは、使っているプラグインの説明で場所を確かめてください。見るのは2点で、Search Console に送ったサイトマップのURLがちゃんと開けるか、そして中身のある別のサイトマップが2系統できていないかです。WordPress 本体のサイトマップは、管理画面で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れていると止まる、と5.5の告知に書かれています(原文 "If you update the Site Visibility settings in WordPress admin (and super admin) to discourage search engines from indexing your site, sitemaps will be disabled.")。そもそも個人ブログにサイトマップが要るかはサイトマップは必要か・robots.txtの書き方、個人ブログは無くても困りにくいで扱っています。

二重になっていたら、項目ごとに出す側を1つに決める

数えて2つ出ていた項目は、テーマ側かプラグイン側のどちらか一方を止めます。Cocoon の公式も、Cocoon側の該当機能を無効にするか、プラグイン側の該当機能を無効にするか、のどちらかを求めていました。どちらを残すかは、項目ごとに「設定を書き込む場所を1つにする」という基準で決めると迷いません。

  • 記事ごとの title・description を、これからどの欄に書くかを先に決める。その欄を持つ側を残し、もう一方の出力を止める
  • canonical と robots は、記事ごとに変える欄を持っている側を残す。止めた側の欄に書いてあった noindex などの設定は、出力されなくなることがある。止める前に、その欄で noindex にしている記事が無いかを見ておく
  • SEOプラグインを2つ入れているなら、1つに絞る(All in One SEO の公式が移行後に前のプラグインを止めるよう求めているのは上のとおり)

SWELL の公式は、記事のメタ情報をテーマではなくプラグイン側に保存する理由として、テーマは将来乗り換える可能性があるから、と書いています。テーマを替える予定があるなら、プラグイン側に寄せる考え方もあります。

止める側を切り替えると、それまで出ていた説明文やタイトルが、もう一方の欄の中身に入れ替わることがあります。切り替える前に、いま出ている title・description の文をソースからコピーして控えておき、切り替えたあとにもう一度ソースで数え、控えと見比べてください。残した側の欄が空欄の記事で何が出るかは、その側の作りによります。

よくある質問

SEOプラグインを入れると、検索順位は上がりますか

入れたことで順位が上がる、と書いた Google の公式情報は、この記事で見たページにはありませんでした。プラグインが変えるのは head に出るタグで、そのうち title と説明文は検索結果での見え方に関わります。順位をどう上げるかは、タグの出し方とは別の話です。

おすすめのSEOプラグインはどれですか

この記事では順位付けをしません。決め方としては、使っているテーマの公式が推奨しているものがあればそれを先に見ます(SWELL は SEO SIMPLE PACK を推奨しています)。テーマに SEO 機能があるなら、入れる前にソースで5項目を数え、足りないものがあるときだけ入れます。どれを選んでも、テーマ側と同じ項目を出しているなら一方を止める必要があります。

SEOプラグインを2つ入れても大丈夫ですか

All in One SEO の公式は、2つのSEOプラグインを同時に動かすとメタタグの重複などが起きることがあるとして、移行後に前のプラグインを止めるよう書いています。1つに絞るのが安全です。

Yoast SEO は必要ですか

Yoast SEO が要るかどうかも、ほかのプラグインと同じで、テーマと本体がすでに何を出しているかで決まります。入れた場合の記事ごとの説明文の欄の場所はメタディスクリプションの意味と書き方、書き換えられたら本文の1段落目を直すに、Yoast SEO と SEO SIMPLE PACK の2つについて書いています。

プラグインを入れたら、SEOの作業は終わりですか

タグを正しく出す準備が終わっただけです。そのあとは、どの記事のタイトルや説明文、本文を直すかを決める作業になります。サーチコンソールの数字を見ながら外部のツールを使う場合の考え方はSEOツールのおすすめは?個人ブログは無料で足りない作業だけ有料にするにまとめました。

まとめ

  • SEOプラグインに共通する中心の機能は、title・meta description・robots・canonical・構造化データとXMLサイトマップを出して、設定できるようにすること(文章の分析やリダイレクトなど、製品ごとの機能はほかにもある)。入れたこと自体で順位が上がる、と書いた公式情報は見当たらない
  • WordPress 本体(7.1.2)も、title 要素(テーマが任せている場合)・robots・canonical・サイトマップは出している。テーマが出しているものもある
  • SWELL は本体に metaタグを出す機能が無いとしてプラグインを必須と書き、既定で本体のサイトマップを止めている。Cocoon はテーマに canonical や構造化データの出力があり、SEOプラグインとの併用で重複出力される場合があると書いている(2026年10月6日時点)
  • 二重に出たときの扱いを Google が書いているのは robots(より厳しいルールが適用される)と、2013年の公式ブログの canonical(2つ以上あるとすべて無視。英語版の本文では「おそらく」と留保し、古い情報を含むかもしれないと注記あり)まで。title と meta description が1ページに2つある場合の扱いは、確認した2ページには書かれていない
  • だから記事のページのソースで <title・name="description"・robots・rel="canonical"・application/ld+json を数え、サイトマップはURLを開いて確かめる。入れる前と後の2回
  • 二重になっていたら、項目ごとに設定を書き込む場所を1つに決め、もう一方の出力を止める。切り替える前に今出ている文を控え、切り替えたあとにもう一度数える

ここからは、私が作ったツールの話になります。

タグが1つずつ正しく出るようになると、次に決めるのは「どの記事のタイトルや説明文、本文を直すか」です。そこを決めるためのツールを作りました。サーチコンソールのエクスポートをZIPのまま置くだけで、掲載順位4.0〜20.5位のページを、表示回数100回以上は通常判定、30〜99回は参考判定、30回未満は本文中心の監査に分けて並べ、直す候補のページで先に触る場所を出します。WordPress やテーマ・プラグインに接続する機能は無いので、出た案はこの記事で「書き込む場所」と決めた欄に自分で貼ります。直したあとの効果を自動で追いかける機能もありません。 判定と候補3記事のCTR機会差の確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、無料の1件を除いた3記事分の診断カードが対象です。3記事分が揃うとき(判定に出た候補が4件以上のとき)だけご案内します。生成の利用期限は購入から7日間で、月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。 CSVファイルそのものはブラウザの外に出ませんが、診断カードを出すときは選んだ1ページぶんの数値(URL・キーワード・順位・表示回数・CTR)を、タイトル取得を押したときは最大10件のURLを送ります。

⚠️ 直す候補を並べるだけで、CTRや順位が上がることを約束するものではありません。また、掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いブログでは、候補が0件になることがあります。

Search ConsoleのZIPで無料判定する

Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。

この記事の内容をツールにしています

Search Console の「ページ」CSVを貼ると、改善余地のある記事を順番に出します。 判定とご自分の記事1件分の診断カードは無料です。ログイン不要。CSVファイルはアップロードせず、ブラウザ内で解析します。

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この記事を書いた人

みやこし

ブログのリライトで「どの記事を直すか」を数字で決めるSEOライター向けツールを作っています。 掲載順位ごとの平均クリック率、AI Overviewによるクリック減の補正、タイトルの直し方など。

noteQiitaZenn

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