この記事のまとめ
ブログのアクセス数を調べる場所は、Search Console・GA4(Google アナリティクス)・ブログサービスの管理画面の3つで、それぞれ数えているものが違うので、知りたいことから選びます。Search Console の検索パフォーマンス レポートが数えるのは、Google 検索の検索結果に出た回数とクリックされた回数で、GA4 はサイトに置いたタグが、検索以外の入口も含めてページが見られた回数(同じページの繰り返しも数える)と人数を数えます。ブログサービスの解析は公式ヘルプ(2026年10月6日に確認)によると、はてなブログは自分のアクセスを除いたページビュー数、アメブロはボットやクローラーを除いたPV数と訪問者数で、note はブラウザ版のアクセス状況で、記事が開かれた回数(ページビュー)と note 内に表示された回数(インプレッション)を分けて出し(アプリは両方を合わせた「全体ビュー」のまま)、自分の閲覧も含みます。数え方が違うので、道具どうしの数字がそろわないのは普通のことです。
ブログのアクセス数は、何を知りたいかで見る場所が変わります。検索から来た数なら Search Console、ブログ全体で読まれた数なら GA4 かブログサービスの管理画面です。
調べてみたら見る場所が3つ出てきて、開いてみるとどれも数字が違い、どれを見ればいいのか、どれが正しいのか分からなくなっている人に向けて書いています。
読み終えたときには、それぞれの画面が何を数えているかが分かり、知りたいことに合わせて開く画面を1つに決められるはずです。
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「アクセス数」という1つの数字は無い。道具ごとに数えている場所が違う
3つの画面の数字が違うのは、どれかが壊れているからではありません。数えている場所と、数えているものが違うからです。Search Console は Google の検索結果の上で起きたことを数え、GA4 は自分のサイトに置いたタグが数え、ブログサービスの解析はサービスが自分で決めた範囲を数えています。
各サービスの公式ヘルプを2026年10月6日に読み、書かれていることだけを表にしました。確認したのは Google 3ページ、はてなブログ 2ページ、Ameba 4ページ、note 2ページの計11ページです(出典はこの節の下にまとめています)。ほかのブログサービスは確認していないので載せていません。
| 画面 | 数えているもの | 検索以外から来た人 | 自分の閲覧 |
|---|---|---|---|
| Search Console | Google 検索の検索結果に出た回数(表示回数)と、そこからクリックされた回数 | 入らない | 自分の検索・クリックを除外する設定は無い(下の本文) |
| GA4 | ページが見られた回数(表示回数。繰り返しも数える)と、来た人の数(アクティブ ユーザー数) | 入る | この記事では扱わない |
| はてなブログのアクセス解析 | ページビュー数(ユニークユーザー数ではない) | 入る | 除外される |
| アメブロのアクセス解析 | アクセス数(全てのPV数)と訪問者数(人数)。ボットやクローラーは除外 | 入る | 現行のヘルプ(私が見た4ページ)には書かれていない |
| note のアクセス状況(ブラウザ) | ページビュー(記事が開かれた回数)と、インプレッション(note 内に表示された回数) | ページビューは記事が開かれれば数える | 含まれる |
「検索以外から来た人」の列は、各ヘルプの定義から私が読んだものです(GA4 はトラフィック獲得レポートで検索以外の入口も分けて見られることから、はてなブログ・アメブロ・note は入口を限定せずに数えていると読みました)。
Search Console: 検索結果の上で起きたことを数える
Search Console の検索パフォーマンス レポートのヘルプは、クリック数を「ユーザーが Google 検索の検索結果からサイトをクリックした回数。」、インプレッション数(表示回数)を「サイトが検索結果に表示された回数。」と定めています。どちらも Google の検索結果の上で数えた数で、SNS やブックマークから来た人は入りません。そのかわり、サイトに来る前の、検索結果に出たのに押されなかった回数まで見えます。GA4 が自分で数えるのはサイトの中なので、この数は持っていません(Search Console とリンクした場合は、Search Console のデータを GA4 で見られます)。
自分で自分の記事を検索した分を除く設定が無いことと、その影響の見積もりはサーチコンソールに自分のアクセスは入る?に書きました。4つの数字の読み方はサーチコンソールの見方にあります。
GA4: サイトに置いたタグが、ページが見られた回数と人数を数える
GA4 で記事ごとの数字を見るのは、[レポート] → [エンゲージメント] → [ページとスクリーン] です。このレポートのヘルプは、表示回数を「ユーザーが閲覧したモバイルアプリのスクリーンまたはウェブページの数。同じスクリーンまたはページが繰り返し表示された場合も集計されます。」、アクティブ ユーザー数を「サイトまたはアプリにアクセスした個別のユーザーの数。」と定めています。
ここで気をつけたいのは、Search Console と GA4 で同じ「表示回数」という言葉が別のものを指していることです。Search Console の表示回数は検索結果に出た回数で、読まれたかどうかは関係ありません。GA4 の表示回数はページが見られた回数で、検索から来たかどうかは関係ありません。どこから来たかを分けて見たいときは、トラフィック獲得レポート(アクセス元を把握するためのレポート)で「オーガニック検索」などのチャネルごとに見ます。
数えているものが違うので、Search Console のクリック数と GA4 の数字は一致しません。ずれる理由と、どこまで近づけられるかはサーチコンソールとアナリティクスの数字が合わない理由にまとめています。
ブログサービスの解析: サービスごとに数え方が違う
はてなブログのアクセス解析のヘルプは、アクセス数について「ブログのアクセス数を記録し、「日別」と「時間別」の2種類で表示します。自分自身によるアクセスは除外されます。ユニークユーザー数ではなく、ページビュー数です。」と書いています。同じ画面の「最近のアクセス傾向」では、直近1,000件のアクセス元が訪問の多いサイト順に出ます(データの保存期間は1ヶ月)。
アメブロのAmebaヘルプは、アクセス数を「ブログにアクセスされた全てのPV数です。」、訪問者数を「ブログにアクセスされた人数です。」とし、どちらもボットやクローラーによるアクセスは除外されると書いています。今日の数字はリアルタイムで更新され、最終的なアクセス数は午前8時ごろ確定します。全体のアクセス数にはトップページや記事一覧ページも入るので、記事別のアクセス数を足しても全体と一致しないことがあります。アクセス解析の中には「検索パフォーマンス」という欄もあり、検索サイトでのクリック数・表示数・CTR・平均掲載順位が出ます。ヘルプは「さらに詳細な情報を見るには、Google Search Consoleの連携を推奨しております。」と続けています。
note は2026年9月に、ブラウザで見る「アクセス状況」を作り直しました(note公式のお知らせ)。noteヘルプセンターによると、それまでの「ビュー」は「インプレッション」と「ページビュー」の2つに分かれ、ページビューは「あなたの記事のページが開かれた回数です。」、インプレッションはタイムラインや検索結果など note 内のさまざまな場所に記事が表示された回数です。note で「読まれた数」に当たるのはページビューのほうで、インプレッションは開かれる前に目に触れた回数です。自分の閲覧については「インプレッション・ページビューとも、あなた自身の閲覧を除く仕組みはありません。」とあります。iOS・Android アプリの「アクセス状況」はこの作り直しの対象外で、表示回数と開かれた回数を合わせた「全体ビュー」のままです。
出典(いずれも2026年10月6日に確認): Google はSearch Console ヘルプ・GA4 ページとスクリーンのレポート・GA4 トラフィック獲得レポート、はてなブログはアクセス解析・Google Analyticsを導入する、Ameba は上に挙げた4ページ、note はヘルプセンターと公式のお知らせです。
知りたいことから、開く画面を1つ決める
どの画面が正しいかを決める必要はありません。知りたいことごとに、答えを持っている画面が決まっています。
| 知りたいこと | 開く画面 |
|---|---|
| ブログ全体で何回読まれたか、何人来たか | GA4 の[ページとスクリーン]、またはブログサービスの解析(回数ははてなブログ・アメブロのアクセス数、note のページビュー。人数はアメブロの訪問者数) |
| どの記事がよく読まれているか | GA4 の[ページとスクリーン]、またはアメブロの記事別のアクセス数・note の記事ごとの数値 |
| どこから来たか(検索・SNS・ほかのサイト) | GA4 のトラフィック獲得レポート、はてなブログの「最近のアクセス傾向」、note の「記事の流入元」 |
| Google 検索から何回来たか、どの検索語で出ているか | Search Console の検索パフォーマンス |
| 検索結果に出たのに押されていない記事はどれか | Search Console(検索結果に出た回数と掲載順位は、GA4 単体の計測には無い) |
| ChatGPT など Google 以外の AI から来ているか | GA4(Search Console の検索パフォーマンスには入らない。Google の AI による概要・AI モードは Search Console の「ウェブ」に合算される) |
迷ったら、読まれた数を知りたいのか、検索での見え方を知りたいのかを先に決めます。読まれた数ならサイトの中で数える GA4 かブログサービスの解析、検索での見え方なら Search Console です。AI からの流入をどこで、どの印で確かめるかはAI検索からの流入はどこで見る?に分けて書きました。
どの記事を直すかを決めたいときも Search Console です。直す候補を選ぶのに要るのは、検索結果に何回出て、何位で、どれだけ押されたかで、表示回数(検索結果に出た回数)と掲載順位は、GA4 単体の計測にはありません。アメブロの解析の「検索パフォーマンス」にも表示数や平均掲載順位が出ますが、ヘルプ自身が詳しく見るには Search Console との連携を勧めています。直す記事を選ぶのに Search Console を使う理由はサーチコンソールとアナリティクスの数字が合わない理由に書きました。
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ブログサービスで書いているなら、まずサービスの解析と Search Console
はてなブログ・アメブロ・note で書いているなら、ブログ全体の読まれ方はまずサービスの解析で足ります。3つとも、管理画面(note はダッシュボード)にアクセス解析の画面があります。自分の閲覧の扱いは、はてなブログは除外、note は含む、とヘルプに書かれています。
検索からの数を見たいなら、Search Console への登録が要ります。ただし登録できるかどうか、どの方法で通すかはサービスによって違い、note のように使える条件をヘルプが決めているサービスもあります。サービスごとの条件と手順はサーチコンソールの登録方法は?にまとめました。
GA4 は、計測のタグをブログに置けるときだけ使えます。はてなブログはヘルプに導入方法があり、同じページの注意事項に「はてなブログのアクセス解析で表示されるアクセス数と一致しない場合があります。」と書かれています。アメブロと note でタグを置けるかは、今回は確かめていません。
よくある質問
PV・アクセス数・ユーザー数は何が違いますか
この記事で見た画面では、PV(ページビュー)とアクセス数はおおむね「ページが見られた回数」で、同じ人が2回見れば2と数えます(GA4 のヘルプは、同じページが繰り返し表示された場合も集計すると書いています)。ただし、はてなブログは自分のアクセスを除き、アメブロはボットやクローラーを除くなど、何を除くかは画面ごとに違います。ユーザー数(GA4 のアクティブ ユーザー数、アメブロの訪問者数)は来た人の数で、1人が何ページ見ても1です。Search Console のクリック数はどちらでもなく、検索結果で押された回数です。
自分で見た分はアクセス数に入りますか
画面によって違います。公式ヘルプでは、はてなブログは除外、note は含む(除く仕組みは無い)と書かれています。アメブロは、私が見た現行のヘルプ4ページには書かれていませんでした。Search Console には除外する設定がありません(サーチコンソールに自分のアクセスは入る?)。
自分のアクセス数は多いのか少ないのか、どう判断しますか
数字の大小を判断するのは、この記事とは別の話です。他人の「月◯PV」と比べても条件が揃わないことと、Search Console の表示回数から自分のブログの目安を作る方法はブログのアクセス数の目安は?に書きました。
GA4 とブログサービスの数字が合いません
数えているものが違うので、合わないのが普通です。はてなブログのヘルプも、GA4 の数字がはてなブログのアクセス解析と一致しない場合があると書いています。たとえばはてなブログは自分のアクセスを除き、アメブロはボットやクローラーを除いています。どちらかに揃えようとするより、同じ画面の数字どうしで前の期間と比べるほうが判断に使えます。
まとめ
- ブログのアクセス数を調べる場所は Search Console・GA4・ブログサービスの解析の3つで、それぞれ数えているものが違う
- Search Console の検索パフォーマンスは、Google 検索の検索結果に出た回数とクリックされた回数を数える。SNS やブックマークから来た人は入らない
- GA4 は、サイトに置いたタグがページの表示回数(繰り返しも数える)とアクティブ ユーザー数を数える。同じ「表示回数」でも Search Console とは別のもの
- ブログサービスの解析は、公式ヘルプ(2026年10月6日に確認)で、はてなブログは自分のアクセスを除いたページビュー数、アメブロはボットやクローラーを除いたPV数と訪問者数、note はブラウザ版のアクセス状況で、記事が開かれた回数(ページビュー)と note 内に表示された回数(インプレッション)を分けて出し(アプリは両方を合わせた「全体ビュー」のまま)、自分の閲覧も含む
- 読まれた数なら GA4 かブログサービスの解析、検索からの数と検索語・掲載順位なら Search Console。数え方が違うので、画面どうしの数字はそろわないのが普通
ここからは、私が作ったツールの話になります。
この記事の表のうち「検索結果に出たのに押されていない記事はどれか」を、Search Console のデータから並べるツールを作りました。使うのは Search Console のエクスポートだけで、GA4 やブログサービスの解析の数字は使いません。エクスポートをZIPのまま置くと、4.0〜20.5位のページを、表示回数100回以上は通常判定、30〜99回は参考判定、30回未満は本文中心の監査に分け、CTR機会差(表示回数 × (期待CTR − 実CTR)で出す「回相当」の数)の多い順に並べます。 判定と候補3記事のCTR機会差の確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、無料の1件を除いた3記事分の診断カードが対象です。3記事分が揃うとき(判定に出た候補が4件以上のとき)だけご案内します。月額課金や自動更新はありません。 CSVファイルそのものはブラウザの外に出ませんが、診断カードを出すときは選んだ1ページぶんの数値(URL・キーワード・順位・表示回数・CTR)を送ります。
⚠️ アクセス数そのもの(PVや人数)を数えるツールではなく、直したあとの数字を追いかける機能もありません。掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いブログでは、候補が0件になることがあります。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。
