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リライト代行を頼む前に何を決める?直す記事・控え・確かめ方の3つ

ブログ記事のリライト代行に任せられるのは書き直す作業で、どの記事を直すかを決める数字は自分のSearch Consoleにあります。依頼の前に、直す記事・変更前の控え・効果の確かめ方の3つを決めておくと、見積もりを同じ対象で比べられ、結果も自分の数字で判断できます。

この記事のまとめ

ブログ記事のリライト代行に任せられるのは「書き直す作業」で、どの記事を直すかを決める材料(Search Consoleの表示回数・掲載順位・CTR)は依頼する側の手元にあります。依頼の前に、直す記事・変更前の控え・効果の確かめ方の3つを自分で決めておくと、見積もりを同じ対象で比べられ、結果の判断と戻す判断を依頼先に預けずに済みます。 Googleの「SEO 業者の利用を検討する」も、業者に聞く質問の例に「期待される結果とその時期、成果はどのように測定するのか。」を挙げています。代行が向くのは、直す記事が決まっていて、書き直す時間が無いときです。

記事のリライトを代行に頼む前に決めておくのは、依頼先ではなくどの記事を直し、何をもって効いたとするかです。 記事がたまって直す時間が取れず、代行を探してみたものの、何を渡して何を頼めばいいのか分からない人に向けて書いています。 読み終えると、依頼の前に自分で決める3つと、依頼先に渡すもの・手元に残すものを分けられるようになります。

直す記事を選ぶところは、自分のSearch Consoleの数字から機械で出すこともできます。それは記事の最後に書きます。

次に直す記事を自分のデータで調べる

Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。

代行に任せられるのは書き直す作業、直す記事を決める数字は自分の手元にある

GoogleのSEO 業者の利用を検討するは、SEO業者や代理店、コンサルタントが提供するサービスの例を8つ挙げています。そのうちの2つが「サイトのコンテンツや構成の見直し」と「コンテンツの開発」です。ページに「リライト代行」という言葉はありませんが、記事の書き直しを頼むのは、この2つに近い作業を買うことだと私は読んでいます。

書き直す作業は、依頼先に任せられます。一方で、どの記事を直すべきかを決める数字は、自分のSearch Consoleの中にあります。どの記事がどれだけ表示されて、どれだけクリックされているか。表示回数・クリック数・CTRは、権限を渡すかCSVを渡すかしない限り、依頼先からは見えません。

記事選びまで任せることもできます。ただ、その場合は選ぶための調査も依頼の範囲に入り、どこまで調べるかも依頼先に任せることになります。この仕組みと見積書の読み方はSEOコンサルの見積もりは何を見るか、発注前に確認する3点に書きました。ここでは、その手前の「頼む前に自分で決めておくこと」に絞ります。

依頼の前に自分で決める3つ

決めること何で決まるか決めずに頼むとどうなるか
1. 直す記事Search Consoleのページごとの数字(掲載順位・表示回数・CTR)見積もりごとに対象が違い、金額を並べても比べられない
2. 変更前の控え反映する前のタイトル・説明文・本文と、その時点の数字戻す元と比べる基準が依頼先しだいになり、残っていないこともある
3. 効果の確かめ方反映した日と、比べる日・期間・数字効いたかどうかの判断を、作業した側の報告に頼ることになる

1. 直す記事を、Search Consoleの数字で選ぶ

記事が多いと「全部見てほしい」と頼みたくなります。ですが直して数字が動きやすいのは、すでに検索結果に出ていて、順位のわりにクリックされていない記事です。逆に、ほとんど表示されていない記事は、直しても効いたかどうかが数字に出にくくなります。

どの記事がそれに当たるかは、Search Consoleの検索パフォーマンスを「ページ」で見れば分かります。依頼の時点で直す記事がURLで決まっていれば、どの依頼先にも同じ対象で見積もりを取れます。選び方の手順と期待CTRの表はサーチコンソールでリライト記事をどう選ぶ?迷わない判定基準と手順に、CSVを何か月分で出すかはサーチコンソールのページCSVは何か月で出す?リライト判断の期間設定に書いています。

2. 変更前の控えを、依頼の前に自分で取る

反映する前の状態を残しておきます。タイトル、検索結果の説明文(ディスクリプション)、書き直してもらう見出しや段落と、その時点の表示回数・クリック数・CTR・掲載順位です。

依頼先が作業前の状態を残してくれるかどうかは、依頼先によります。自分で控えを取っておけば、どの依頼先に頼んでも、比べる基準と戻す元が手元に残ります。何を何項目残せば足りるかはリライトの記録は5項目で足りる、効果測定のやり方は変える前の数字で決まるにまとめました。

3. 効果の確かめ方を、頼む前に決める

Googleの同じページは、SEO業者の候補と面談するときの質問の例に、次の項目を入れています。

期待される結果とその時期、成果はどのように測定するのか。

同じページには「Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できません。」ともあります。1位を約束できる人がいない以上、買った作業がどれだけ効いたかは、あとから数字で確かめることになります。その確かめ方を依頼先に聞くのと同時に、自分でも「いつ、どの数字を、どの期間と比べるか」を先に決めておくと、報告を受け取ったときに自分の数字で答え合わせができます。

このサイトで勧めている進め方は、1本の記事の直しを1回のリライトでまとめて反映し、反映した日を記録して、14日後に反映を確かめ、28日・56日後に同じ長さの期間・同じ条件で比べるやり方です。効果は個々の直しではなく、その回のリライト全体で見ます。待つ期間の目安と見る数字はリライトの効果はいつ分かる?待つ期間と失敗しない確認手順に書きました。

ここまでの3つのうち、1つ目の「直す記事を選ぶ」は、自分のSearch Consoleのエクスポートから機械で出すこともできます。

直す記事と作業内容を決める

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依頼先に渡すもの、手元に残すもの

3つが決まったら、依頼に使うのはその一部です。全部を渡す必要はありません。

診断を人に頼む場合に用意するものも、ほぼ同じ3つです(ココナラでブログ診断を頼むべきか、人に聞くこととツールで出すことの境目)。代行で違うのは、下の表の右の列を渡さずに手元へ残すことです。

渡すもの手元に残すもの
直す記事のURL変更前の控え(タイトル・説明文・本文)
その記事が出ている主な検索語反映した日と、比べる日の予定
選んだ理由の数字(期間を決めた掲載順位・表示回数・CTR)比べる期間の長さと、見る数字

選んだ理由の数字まで渡すのは、書き直す側が「どこを直す依頼なのか」を読み取れるようにするためです。たとえば順位は10位以内なのにクリックされていない記事と、11位より下で順位そのものを上げたい記事とでは、手を入れる場所が違います。

直す記事を自分で決めて渡すなら、Search Consoleの権限を渡さなくても依頼は成り立ちます。数字を見てもらう必要があって権限を渡す場合、どの権限を選べば後から外しやすいかはサーチコンソールの権限、見せるだけならフルユーザーで足りますに書きました。

受け取る側でも決めておくことがあります。Googleの同じページは、面談の質問の例にこれも入れています。

…サイトに加えたすべての変更に関する情報、およびアドバイスの内容に関する詳しい情報とその理由を伝えてくれるかどうか。

英語版は "Will you share with me all the changes you make to my site" と、依頼主に変更をすべて共有するかを問う形です。リライトに当てはめるなら、納品のときに「どこを、なぜ変えたか」の一覧を付けてもらうことです。手元の控えとこの一覧がそろえば、反映した日に変えた項目を1行で記録できます。

代行が向くのは、直す記事が決まっていて、書き直す時間が無いとき

ここまでの話は、代行に頼むなという意味ではありません。直す記事と控えと確かめ方が決まっていれば、残るのは書き直す作業で、そこは時間と文章の力が要るところです。自分で書き直す時間が取れないなら、そこを頼むのは理にかなっています。

迷いを「どの記事を直すか」「どこを触るか」「どう書き直すか」に分けると、人に頼んで噛み合うのは最後の書き直しだ、という整理も、上で挙げたココナラの記事に書きました。代行も同じで、前の2つを自分の数字で片付けてから頼むほど、依頼の中身は書き直しそのものに近づきます。

反映したあとに数字が下がって見えたときは、すぐに戻さず、反映を確かめてから同じ条件で比べます。それでも下がっていたら、その回の変更を控えから丸ごと戻します。判断の手順はリライトで順位が下がったときの戻し方、反映後に同じ条件で判断にあります。

この記事で引いた公式ドキュメントは、Google 検索セントラルの「SEO 業者の利用を検討する」の1ページです(2026年10月6日に日本語版と英語版の本文を取得して原文と照合しました。最終更新日の表示は日本語版が2026年6月10日、英語版が2026年6月5日)。特定の代行サービスの名前・料金・相場は、公式に確認できる数字が無いため書いていません。

よくある質問

直す記事を選ぶところから代行に頼んではいけませんか

頼むことはできます。ただ、その場合は選ぶための調査も依頼の範囲に入り、どの記事を選ぶかも依頼先が決めることになります。複数の依頼先に見積もりを取るなら、対象の記事を先に自分で決めておくほうが、同じ条件で比べられます。

変更前の控えは、依頼先が取ってくれるのではありませんか

取ってくれる依頼先もあるかもしれませんが、依頼先によります。控えは、効果を比べる基準と、下がったときに戻す元の両方になります。自分で取っておけば、依頼先が変わっても手元に残ります。

代行に頼めば順位は上がりますか

上がるとは限りません。Googleの「SEO 業者の利用を検討する」には「Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できません。」とあります。だから頼む前に、効いたかどうかを確かめる日と数字を決めておきます。

まとめ

  • 記事のリライト代行に任せられるのは書き直す作業。どの記事を直すかを決める数字(表示回数・掲載順位・CTR)は自分のSearch Consoleにある
  • 依頼の前に、直す記事・変更前の控え・効果の確かめ方の3つを自分で決める
  • 直す記事がURLで決まっていれば、どの依頼先にも同じ対象で見積もりを取れる
  • 控えは自分で取る。比べる基準と、下がったときに戻す元になる
  • 効果は、1回のリライトでまとめて反映した日を記録し、14日後に反映を確かめ、28日・56日後に同じ長さの期間・同じ条件で、その回全体として比べる
  • 渡すのはURL・主な検索語・選んだ理由の数字。納品のときは「どこを、なぜ変えたか」の一覧を付けてもらう
  • 代行が向くのは、直す記事が決まっていて、書き直す時間が無いとき

代行を探す前に、自分のSearch Consoleで直す記事を決めて、変更前を控えておく。それだけで、見積もりは同じ対象で比べられるようになり、頼んだあとの判断も自分の数字でできます。


以下は私が作ったツールの宣伝として読んでください。

この記事の1つ目、直す記事を選ぶところを自動でやるツールを作りました。サーチコンソールのエクスポートをZIPのまま置くだけで、4.0〜20.5位のページを、表示回数100回以上は通常判定、30〜99回は参考判定、30回未満は本文中心の監査に分け、この順に、同じ区分の中ではCTR機会差の多い順に並べて出します。「タイトル確認候補」「本文確認候補」と出たページは、そのURLを依頼の対象としてそのまま使えます。 判定と候補3記事のCTR機会差の確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、無料の1件を除いた3記事分の診断カードが対象です。3記事分が揃うとき(判定に出た候補が4件以上のとき)だけご案内します。生成の利用期限は購入から7日間で、月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。 CSVファイルそのものはブラウザの外に出ませんが、診断カードを出すときは選んだ1ページぶんの数値(URL・キーワード・順位・表示回数・CTR)を、タイトル取得を押したときは最大10件のURLを送ります。

⚠️ 書き直しの作業そのものや、反映後の効果の追跡はしません。控えと比べる日の記録は、この記事のとおり手元で行ってください。また、掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いブログでは、候補が0件になることがあります。

Search ConsoleのZIPで無料判定する

Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。

この記事の内容をツールにしています

Search Console の「ページ」CSVを貼ると、改善余地のある記事を順番に出します。 判定とご自分の記事1件分の診断カードは無料です。ログイン不要。CSVファイルはアップロードせず、ブラウザ内で解析します。

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この記事を書いた人

みやこし

ブログのリライトで「どの記事を直すか」を数字で決めるSEOライター向けツールを作っています。 掲載順位ごとの平均クリック率、AI Overviewによるクリック減の補正、タイトルの直し方など。

noteQiitaZenn

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