この記事のまとめ
ココナラでブログ診断を頼むべきかは、予算ではなく自分の迷いの種類で決まります。迷いは「どの記事を直すか」「どこを触るか」「どう書き直すか」の3つに分かれ、前の2つはSearch Consoleの表示回数・掲載順位・CTRから候補が出ます。ココナラのように人が読んで返す形の診断が噛み合うのは3つ目です。
数字の並べ替えは、「どの記事か」「数字上どこに症状があるか」の候補を出すのに向きます。一方、候補が本当に読者の課題とずれているか、どう書き直すかは、文章を読む必要があります。
頼む前に決めておくのは、自分がどこで止まっているかです。ここを決めずに依頼すると、直す順番の一覧が欲しかったのに1本の添削が来る、といった噛み合わない納品物になります。
ブログ診断を依頼する前に決めるのは予算ではありません。自分が何に迷っているかのほうです。
この記事は、ブログが伸びず誰かに見てもらおうか迷っているものの、何が納品されるのか想像がつかない人に向けて書いています。
読み終えると、人に頼むのが向く場面と、自分の数字を見れば済む場面を分けられるようになります。なお私自身はココナラで診断を頼んだことがありません。ここに書くのは、公式が説明している仕組みと、自分でツールを作って分かった「数字で決まる範囲」からの整理です。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。
ココナラで頼めることは、出品者ごとに違う
ココナラは公式サイトで、自身をこう説明しています。
ココナラは、ビジネスからプライベート利用まで、個人のスキルを気軽に売り買いできる日本最大級のスキルマーケットです。
はじめての方へ(ココナラとは)から引用しました(2026年9月19日取得)。同じページでは、購入者の流れが「検索」「比較」「購入」「やりとり」の4ステップとして説明され、出品者側については次のように書かれています。
受注後はチャット形式などでサービスを提供します。必要に応じて添付ファイルなども用いて納品しましょう。
つまり、出品しているのは個人や法人で、内容も進め方も出品者ごとに違います。料金も納期も、それぞれのページで確認することになります。この記事では特定の出品者の内容や料金には触れません。確認できないものを書くことになるためです。
代わりに書けるのは、人に見てもらう形の診断が構造的に得意なことと、そうでないことの区別になります。
数字で絞れる範囲と、文章を読む範囲を分ける
診断でやることは、大きく「候補を絞る」ことと、「文章を読んで判断する」ことに分かれます。どちらだけで完結するとは限りません。
表示回数・掲載順位・CTRを並べると、確認するページと症状の候補は絞れます。ページ数が増えても、同じ条件で並べ替えられるのが数字の処理の強みです。ただし、その候補のタイトルや本文が実際に何を欠いているかは、記事を読まなければ決められません。
迷いは3つに分かれる
自分がどこで止まっているかは、次の3つのどれかに当たります。
- どの記事を直すか — 全ページの表示回数・掲載順位・CTRを突き合わせて並べると、確認する候補が出ます
- その記事のどこを触るか — 掲載順位と、期待CTRとの差から、タイトルか本文か、今は様子を見るかに分かれます。候補までは数字で出ますが、当たっているかは記事を読んで確かめます
- その場所をどう書き直すか — 文章を読み、検索意図と照らす作業なので、数字の並べ替えでは代わりになりません
ここを決めずに依頼すると、欲しい納品物とずれることがあります。どの記事を見るかの候補が欲しいのか、選んだ1本を読んで指摘してほしいのか、両方を連続してやってほしいのかを、依頼文で分けて伝える必要があります。
人に頼むほうが向く場面
次のような場合は、数字を見るより人に読んでもらうほうが早くなります。
- 直す記事は決まっているが、どう書き直せばいいか分からない
- 自分の文章の癖を指摘してほしい。数字には出ない部分を見てほしい
- 検索意図の読み取りが合っているかを確かめたい
- 質問しながら進めたい。やりとりの中で考えを整理したい
最後の行は、ツールでは代わりになりません。ココナラの説明にあるとおり、受注後はチャット形式などでやりとりが進みます。聞き返せることそのものが、人に頼む価値になります。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。
自分の数字を見れば済む場面
一方、次の場合は依頼する前に自分で確かめられます。
- どの記事から手をつけるかが決まっていない
- 直したい記事が多すぎて、優先順位が付かない
- 直す記事は決まっているが、タイトルと本文のどちらを先に触るか決まらない
「直しても効果が出ているか分からない」はこのリストに入りません。これは依頼の対象ではなく、直す前の数字を控えておけば比べられる状態になります。
これらはSearch Consoleのデータで判断できます。表示回数・掲載順位・実際のCTRの3つが分かれば、直して効果を確かめられるページとそうでないページが分かれます。実際のCTRが順位ごとの期待CTRを下回っているかどうかが、「どこを触るか」を決める分かれ目になります。
2つ目の「どこを触るか」を決めるのが、この差です。順位帯ごとに何を直すかは リライトはどこから手をつけるか、何を直すかは順位帯で決まるにまとめました。
どの工程を人に頼み、どの工程を道具で済ませるかの分け方は リライトツールは無料で足りるか、SEOツールの比較は4工程で分けるにあります。
依頼する前に用意しておくと、噛み合いやすくなるもの
どちらの手段を選ぶにしても、先に手元の数字を出しておくと依頼の精度が上がります。
- 対象にしたい記事のURL
- その記事の表示回数・クリック数・平均掲載順位(直近28日間など、期間を決めて)
- その記事で狙っている検索語
2番目があると、読んでもらう側も「いま何が起きているか」から始められます。数字が無い状態だと、まず現状を把握するところからになります。
出品ページで確かめると、迷いと噛み合わせやすくなるところ
はじめての方へ(ココナラとは)は、購入までの流れのうち「比較」をこう説明しています。
金額・納期・サービスの提供形式など豊富な情報をもとに、比較検討します。
ここに挙がっている項目のうち、上で決めた迷いの種類と直接つながるのは次の2つです。
- 納品されるのが1記事の添削なのか、サイト全体の一覧なのか。どの記事を直すかで止まっている人が1記事の添削を買うと、その1本でよかったのかは分からないままになります。逆も同じです。
- 提供形式が、聞き返したい進め方と合っているか。同じページの出品者向けの説明には「可能な提供手法は、テキスト・電話・ビデオチャット・コンテンツがあります。」とあります。やりとりしながら詰めたいのか、書かれたものを受け取れば足りるのかで、合う形式が変わります。
どちらも購入前に出品ページで確認できます。金額と納期も同じ場所に出ていますが、出品者ごとに違うのでこの記事では扱いません。
教材を買うという選択肢との違い
人に頼むかツールを使うかの他に、手順をまとめた教材を買うという選択肢もあります。教材は選ぶ基準を書けますが、あなたのどのURLがそれに当たるかは書けません。人はその1本を読めますが、サイト全体を並べるのには向きません。詳しくは 有料noteは意味ない?買ってもブログが伸びない理由と、止まっている箇所の見分け方に書きました。
よくある質問
ブログ診断の相場はいくらですか
この記事では金額を書きません。出品しているのは個人や法人で、内容も料金も出品者ごとに違うためです。それぞれのページで確認してください。
診断を受けたのに順位が上がりませんでした
診断で分かるのは、直すべき箇所の候補までです。直した後に順位が動くかどうかは、検索する人や競合の状況にも左右されます。効果を確かめるには、直す前の数字を控えておく必要があります。
ツールと人、両方使うのは無駄ですか
無駄にはなりません。担当している範囲が違うためです。数字でどの記事かを決めてから、その1本について人に読んでもらう、という順番であれば重複しません。
記事数が少なくても依頼する意味はありますか
記事が数本であれば、どれを直すかで迷う余地は小さくなります。その場合は「どう直すか」の相談になるので、人に読んでもらうほうが噛み合います。
まとめ
- 公式サイトは「ココナラは、ビジネスからプライベート利用まで、個人のスキルを気軽に売り買いできる日本最大級のスキルマーケットです。」と説明しており、内容も料金も出品者ごとに違う
- 数字の処理は、確認する記事と症状の候補を絞るのに向く
- 候補が本当に読者の課題とずれているか、どう書き直すかは文章を読む必要がある
- 人に頼むときは、候補出し・1本の読解・両方のどこまでが納品範囲かを確認する
- 依頼する前に、対象URL・直近の数字・狙っている検索語を用意しておくと噛み合いやすい
- 出品ページでは、納品されるのが1記事の添削かサイト全体の一覧か、提供形式が聞き返したい進め方と合うかを確かめられる
「どの記事を直すか」「どこを触るか」を先に片付けたい場合
ここからは、私が作っているツールの宣伝です。上の3つのうち1つ目(どの記事を直すか)と、2つ目(どこを触るか)のうち「タイトルか本文か、今は様子を見るか」の切り分けまでを担当します。リライトの4工程で言えば工程①と、工程②のうちこの切り分けまでで、狙う語の洗い出し(工程②の残り)はしません。3つ目の「どう書き直すか」は、タイトルを直す判定になったページに限り、切り口の違うタイトル案が最大3本付きます(ページ本文を取得できたときに限ります。取得できなかった回は付きません)。本文の書き直しは出しません。Search Consoleの「ページ」CSVを貼ると、掲載順位4.0〜20.5位・表示回数100回以上で順位に対してCTRが低いページだけが、改善余地スコア(表示回数 × 期待CTRとの差)の大きい順に並びます。この数は確認する順番を決めるための目安で、直せばその分クリックが増えるという意味ではありません。
やりとりはできません。文章を読んで書き直し方を相談したい場合は、人に頼むほうが噛み合います。このツールが出すのは、対象ページと、そのページで先に触る場所、それにタイトル判定のときのタイトル案までです(「今は変更せず様子を見る」と出た行、本文側の判定になった行、それにページ本文を取得できなかった回には、タイトル案は付きません)。本文をどう書き直すかは出しません。上の「依頼する前に用意しておくもの」の2番目のうち、表示回数と掲載順位を作る用途にも使えますが、上の条件に当てはまるページに限ります。依頼したい記事が4.0位より上・20.5位より下・表示回数100回未満のいずれかなら候補に出ないので、その記事の数値はSearch Console側で控えてください(クリック数も同じです)。
表示回数が少ないブログでは、判定できるページが1件も出ません。その場合はまずSearch Consoleの期間を過去12か月(または16か月)に延ばして出し直してください。それでも届かないなら、この道具の出番はまだありません(記事を増やすべきかどうかは、ページ単位のCSVだけでは決められません)。有料のご案内も、無料の1件を除いて3記事分が揃うとき(候補が4件以上のとき)だけ出ます。
判定と候補3記事の改善余地スコアの確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、判定に出た候補のうち今月確認する上位3記事分の診断カードが対象です。月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。

