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リライトの記録が続かないのは面倒だからではない、読み返す日が決まっていないから

リライトの記録が続かないのは、書いた記録をいつ読み返すかが決まっていないからです。読む予定の無い記録は備えになり、目の前の作業に毎回負けます。様式が重ければ削る意味はありますが、5項目まで削っても止まるなら、先に決めるのは読み返す日のほうです。

この記事のまとめ

リライトの記録が続かないのは、面倒だからではありません。書いた記録をいつ読み返すかが決まっていないからです。

読む予定の無い記録は「将来使うかもしれない備え」になります。備えは、目の前にある他の作業に毎回負けます。記録そのものの形式を簡単にしても、この順位は変わりません。

直すのは記録の形式ではなく、読み返す予定のほうです。読み返す日を先に決めておくと、記録は「その日の準備」に変わります。

記録が続かないときに変えるのは、記録の付け方ではありません。その記録を読む日が決まっているかどうかです。

この記事は、リライトの記録表を作ったものの2〜3回で更新が止まった人に向けて書いています。

読み終えると、なぜ簡略化しても続かなかったのかが分かり、記録を再開するときに何を先に決めればよいかが決まります。

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読み返す日を決めると、記録はその日の準備に変わる
図は左右にスクロールして読めます。

「面倒だから」では説明が合わない

記録が止まった理由を聞かれると、たいてい面倒だったと答えます。ただ、この説明は実際の手間と釣り合いません。

変更前のタイトルをコピーして貼り付ける作業は、数十秒で終わります。同じ人が、その直前に記事を読み返して直す箇所を探すという、はるかに時間のかかる作業は終えています。

手間の大小で説明がつかないなら、別の理由があります。

記録は「未来の自分」に宛てた作業になっている

記録という作業には、他の作業と違う性質があります。書いた時点では誰の役にも立たないことです。

タイトルを直す作業は、保存した瞬間に結果がページに反映されます。記事を書く作業も、公開すれば読まれます。記録だけは、書いた時点で何も起きません。役に立つのは、あとで誰かが読み返したときだけです。

そして、その「あとで」がいつなのかが決まっていない場合、記録は将来使うかもしれない備えになります。備えは、いま結果が出る作業と並べると必ず後回しになります。意志の弱さではなく、並べ方の問題です。

読み返す日を決めると、記録の意味が変わる

読み返す日が決まっている記録は、備えではありません。その日にやる作業の準備になります。

読む日が決まっていない読む日が決まっている
記録の位置づけ将来使うかもしれない備え予定されている作業の準備
書く理由毎回、自分で用意する必要がある予定があるので、その場で立つ
書き忘れたとき何も起きないその日に見るものが無い、と気づく

いちばん下の行が効きます。読む日が決まっていれば、書き忘れはその日に必ず発覚します。発覚する仕組みが無い作業は、抜けても気づかないまま止まります。

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再開するときに、先に決める1つ

記録を再開するなら、順番を入れ替えます。記録の形式を決める前に、読み返す日を決めます。

  1. 変更前のタイトルと数字を控える。保存した後では変更前の数字が手元から消えます
  2. リライトを保存する
  3. その場で、次にその数字を見る日をカレンダーに予定として入れる
  4. その予定に、対象ページが分かる情報を書いておく
  5. 記録の行を仕上げる

3番目を記録の仕上げより先にやることが要点です。予定が入っていれば、5番目は「その日に困らないための準備」になります。順番が逆だと、記録を書いたあとに予定を入れる動機が無くなります。

実際に何を残すかは リライトの記録は5項目で足りる、効果測定のやり方は変える前の数字で決まるにまとまっています。項目と道具についてはそちらを見てください。

確認日を予定として先に置く運用と、翌日に見てしまう問題は リライト後の順位確認のタイミング、確認日を予定に入れて再修正を防ぐに書きました。

形式を簡単にしても続かなかった理由

記録が止まったあと、次に試すのはたいてい簡略化です。項目を減らす、道具を変える、テンプレートを作る。

本文を毎回コピーするような重い様式なら、削ること自体に意味があります。そこは5項目まで減らせば十分です。ただし、項目を絞ってもなお止まるなら、理由は手間ではありません。

簡略化が効くのは、読む予定が入っていて、それでも手間が障害になっている場合です。

この記事が当てはまらない場合

そもそもリライト自体が月に1回も発生していない場合、記録の頻度を問題にする段階ではありません。直す対象を決めるところから止まっている可能性があります。

複数人でサイトを運営している場合は、事情が変わります。記録には自分が読み返す以外に、他の人に変更を伝えるという役割があり、この記事の説明は当てはまりません。

よくある質問

記録を読み返す日は、リライトから何日後にすればいいですか

日数はこの記事では決めません。効果が分かるまでの待ち期間については リライトの効果はいつ分かる?待つ期間と失敗しない確認手順を参照してください。この記事が言っているのは、日数が何日であれ決まっていること自体が要る、ということです。

カレンダーに入れるのを忘れそうです

保存する操作とカレンダーに入れる操作を、同じ一続きの作業にしてしまうと抜けにくくなります。記事を更新したらカレンダーを開く、までを1つの手順として書いておく形です。

記録を付けずにリライトしてはいけませんか

いけないとは書きません。ただし記録が無いと、順位が動いたときに何を変えた結果なのかを後から確かめられません。戻す判断もできなくなります。

記録を付ければ効果が出やすくなりますか

記録は測定のための道具であって、順位を動かす施策ではありません。効果が出やすくなるのではなく、効果が出たかどうかを判断できるようになるという違いです。

まとめ

  • 様式が重ければ削る意味はあるが、5項目まで削っても止まるなら理由は手間ではない
  • 記録は書いた時点で何も起きない作業で、役に立つのは読み返したときだけ
  • 読む日が決まっていないと、記録は「将来使うかもしれない備え」になり、他の作業に必ず負ける
  • 読む日を決めると、記録はその日の準備に変わり、書き忘れもその日に発覚する
  • 再開するときは、記録の形式より先に、次に数字を見る日をカレンダーに入れる
  • 形式の簡略化だけで続くのは、読む予定が入っている場合だけ

読み返す日に、何を見ればいいか決まらない場合

ここからは、私が作っているツールの宣伝です。このツールが出す診断カードには、1本ごとに「14日後・28日後・56日後に何を確認するか」が文章で入っています。読み返す日に見る項目が決まっていれば、その日の作業も短くなります。

14日後と28日後については、Googleカレンダーの登録画面を開くボタンが付いています。その日に見ることまで入力された状態で開くので、保存すれば読み返す日の予定になります。自動で予定が作られるわけではなく、保存はご自分の操作です。56日後にはこのボタンがありません。

診断カードが出るのは、掲載順位4.0〜20.5位・表示回数100回以上で実際のCTRが順位ごとの期待値を下回っているページだけです。表示回数100回以上のページが1本も無いサイトでは、候補が1件も出ません。その場合はまずSearch Consoleの期間を過去12か月(または16か月)に延ばして出し直してください。同じページの表示回数が積み上がって、条件に届くことがあります。それでも届かないなら、この道具の出番はまだありません。記事を増やすべきかどうかは、ページ単位のCSVだけでは決められません。候補が0件のときは、どの理由で何ページ外れたかの内訳が出ます。

判定と候補3記事の改善余地スコアの確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、判定に出た候補のうち今月確認する上位3記事分の診断カードが対象です。月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。

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この記事を書いた人

みやこし

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noteQiitaZenn

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