この記事のまとめ
リライトした翌日にSearch Consoleを開いてしまうのは、我慢が足りないからではありません。順位を確認するタイミングを決めていないと、いちばん気になる日、つまり直した直後が確認日になるからです。
最短で見れば、まだ数字は動いていません。それを失敗と読み違えて待機中にもう一度直すと、変更が2つ重なり、どちらが効いたのかを分けられなくなります。
失うのは時間ではなく、その1本から学ぶ機会そのものです。対処は我慢ではなく、リライトを保存したその場で、次にSearch Consoleを見る日をカレンダーの予定として入れてしまうことです。予定には対象ページと直した箇所を書いておきます。
直した翌日に見てしまう問題は、意志では解けません。見る日を決めていないことが原因だからです。
この記事は、リライトの後にSearch Consoleを何度も開いてしまい、待てずに再修正してしまう人に向けて書いています。
読み終えると、確認の回数を減らすのではなく、確認する日を先に固定する形に組み替えられます。
順位を確認するタイミングの目安は3〜4週間後です。ただしこの記事の主題は日数ではなく、その日を先に予定として置くことのほうです。何日後にするかの内訳は リライトの効果はいつ分かる?待つ期間と失敗しない確認手順にあります。
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順位を確認するタイミングを決めないと、必ず最短に寄る
確認日を決めずにいると、いつ開くかはその日の気分で決まります。そして気になる度合いがいちばん高いのは、直した直後です。
だから「気になったら見る」という運用は、必ず最短に寄ります。翌日、その次の日、また翌日と開くことになり、開くたびにまだ動いていない数字を見ます。
ここで起きているのは、待てない性格の問題ではありません。確認日が決まっていない状態では、最短で見るのが自然な帰結だということです。
早く見ること自体は、損ではない
開くだけなら害はありません。問題が生まれるのは、その次の行動です。
動いていない数字を見ると、直し方が悪かったのではないかと考えます。そして待機中にもう一度直します。ここで変更が2つ重なります。
| 1回直して待った | 待機中にもう一度直した | |
|---|---|---|
| 数字が動いたとき | その変更が効いたと分かる | どちらが効いたか分からない |
| 数字が動かなかったとき | 反映と表示回数を確かめたうえで、その方向が効かなかったと分かる | 2つとも効かなかったのか、打ち消し合ったのか不明 |
| 次にやること | 決まる | 決まらない。もう一度やり直しになる |
いちばん下の行が損失です。待てずに直すと、その1本から得られるはずだった判断材料が消えます。失っているのは時間ではなく、学習の機会のほうです。
待つ期間そのものについては リライトの効果はいつ分かる?待つ期間と失敗しない確認手順に書きました。この記事で扱うのは、そこで決めた日を予定として先に置くところです。
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確認日を、直した日に決めてしまう
やることは1つです。リライトを保存した直後に、次に数字を見る日を予定として入れます。
- リライトを保存する
- その場でカレンダーを開き、確認日を予定として入れる
- 予定に、対象ページが分かる情報と、直した箇所を書いておく
- その日まで、そのページの数字は見ないと決める
2番目を保存の直後にやることが要点です。後でやろうとすると、入れないまま日が過ぎます。
3番目を書いておくと、確認日に思い出す作業が要りません。何を直したか忘れた状態で数字を見ても、判断ができません。
記録そのものが続かない場合は リライトの記録が続かないのは面倒だからではない、読み返す日が決まっていないからを参照してください。予定と記録は同じ仕組みで動きます。
見てしまったときの扱い
確認日の前に開いてしまうこと自体は、止めなくて構いません。見るだけなら何も壊れません。
決めておくのは、確認日より前に見た数字では手を動かさないということです。見た、で終わらせます。
順位が落ちて見えても、確認日の前にそれが揺れか本物かは判定できません。確認日を待たずに戻してよいのは、URLを変えていてリダイレクトを置いていない場合だけです。落ち方の見分け方は 検索順位の変動は一時的か、どこからが本物の下落かの3条件に、戻す場合の手順は リライトで順位が下がったときの戻し方、判断は3〜4週間後にあります。
この記事が当てはまらない場合
表示回数が少ないページでは、確認日を決めても判断できません。数が小さいと、その期間の増減が偶然で動くためです。そもそも直す対象にしないほうが早くなります。
いつリライトに着手するかで迷っている場合は、確認の話ではありません。 リライトのタイミングはいつが正解か、3つのサインと、待つべき期間を参照してください。
よくある質問
確認日はどう決めればいいですか
目安は3〜4週間後です。その日数の内訳と、それより前に確認できることは、待つ期間を専門に扱う リライトの効果はいつ分かる?待つ期間と失敗しない確認手順にあります。この記事での要点は、そこで決めた日を後回しにせず、保存直後に予定へ入れることのほうです。日数を決めても、予定に入っていなければ「気になったとき」が確認日になります。
確認日まで、本当に何もしなくていいのですか
そのページについては何もしません。確認日が来る前に、同じ記事をもう一度直さないでください。変更が2つ重なると、どちらが効いたのかを分けられなくなります。
別の記事を並行して進めること自体は問題ありません。ページごとの数字は分かれて出るので、1本ずつ確認日を持たせれば、その記事に入れた変更そのものは追えます。変えるのは1記事あたり月1回になるので、並行したほうが試行回数は増えます(考え方は リライトの効果はいつ分かる?待つ期間と失敗しない確認手順)。ただし全記事を一度に触ると、サイト全体が同時期に動いたのか自分の変更なのかを比べる相手がいなくなります。触らない記事は残してください(詳しくは リライトが怖くて手が止まるとき、直さない側のコストを同じ数字で並べる)。このサイトの診断カードが「今月は、ほかの記事を同時に直さない」を毎回出しているのは、このためです。
新しいタイトルが検索結果に出ているかは、確認日まで見ないのですか
そちらは確認日より前に、別に確認してよいものです。確認日は数字を判定する日で、反映されたかどうかの確認はその前(数日後)にやる作業になります。Googleにタイトルを書き換えられていた場合は、確認日を待たずにタイトルの作り方のほうを直してください。切り分け方は リライトの効果はいつ分かる?待つ期間と失敗しない確認手順にあります。
途中で誤字を見つけました。直してもいいですか
検索結果に出るタイトルや、狙っている語に関わらない部分であれば、影響は小さくなります。直すなら日と箇所を記録に残してください。ただしそれで効果を分けられるようになるわけではありません。確認日の数字に2つ目の変更が混ざっていることを、その日に思い出せるようにするためです。
確認日に数字が動いていませんでした
動かなかったという結果も判断材料になります。ただし「効かなかった」と決める前に、新しいタイトルが検索結果に出ているか、表示回数が足りているかを切り分けてください。手順は リライトの効果はいつ分かる?待つ期間と失敗しない確認手順にあります。切り分けたうえで効かなかったと分かって初めて、2回目の変更を入れる番になります。
まとめ
- 確認日を決めていないと「気になったとき」が確認日になり、それは必ず最短に寄る
- 最短で見れば動いていない。それを失敗と読み違えて待機中に直してしまう
- 変更が2つ重なると、効いたかどうかも、どちらが効いたのかも分けられなくなる
- 失うのは時間ではなく、その1本から得られるはずだった判断材料
- 順位を確認するタイミングの目安は3〜4週間後。ただし日数より、その日が予定に入っているかのほうが効く
- 対処は我慢ではなく、保存した直後に確認日を予定として入れること。予定には対象ページと直した箇所を書く
- 確認日より前に見るのは構わない。見た数字で手を動かさないと決めておく。例外は、URLを変えていてリダイレクトを置いていない場合だけで、これは待たずに戻す
- 別の記事を並行して進めるのは構わないが、比べる相手として触らない記事を残しておく
確認日に何を見るかまで決めておく
ここからは、私が作っているツールの宣伝です。このツールが出す診断カードには、1本ごとに14日後・28日後・56日後に何を確認するかが文章で入っています。いずれも目安で、56日で効果が確定するとは限らないことも書いてあります。
14日後と28日後については、Googleカレンダーの登録画面を開くボタンが付いています。対象ページ・狙っている語・その日に見ることが入力された状態で開くので、保存すればそのまま予定になります。56日後にはこのボタンがありません。保存する操作はご自分で行うことになります。
診断カードが出るのは、掲載順位4.0〜20.5位・表示回数100回以上で実際のCTRが順位ごとの期待値を下回っているページだけです。表示回数100回以上のページが1本も無いサイトでは、候補が1件も出ません。その場合はまずSearch Consoleの期間を過去12か月(または16か月)に延ばして出し直してください。同じページの表示回数が積み上がって、条件に届くことがあります。それでも届かないなら、この道具の出番はまだありません。記事を増やすべきかどうかは、ページ単位のCSVだけでは決められません。候補が0件のときは、どの理由で何ページ外れたかの内訳が出ます。
判定と候補3記事の改善余地スコアの確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、判定に出た候補のうち今月確認する上位3記事分の診断カードが対象です。月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。
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