この記事のまとめ
STUDIO(公式の表記はStudio)がSEOに弱いか強いかは、サービス同士を比べたデータが無いと言い切れません。STUDIOの公式ヘルプも、検索結果に出るかは「あくまで検索エンジン側の仕組みと評価次第」と書いています。STUDIOで確かめられるのは4つです。1つ目は設定の場所で、タイトル・説明文・ソーシャルカバー画像はエディタの右パネル、noindexと非公開はページ設定、サイトマップはダッシュボードの「設定」→「一般」にあり、どれもサイトを更新するまで公開サイトに反映されません。2つ目はサーチコンソール(Google Search Console)の連携で、STUDIOのヘルプの手順は有料プランの機能「Apps連携」を使い、Freeプランは対象外です。URLプレフィックスで登録し、HTMLタグのcontentの値だけを貼ります。3つ目はCMSの記事ごとの設定で、動的ページのページ設定にCMSプロパティを割り当てると、タイトル・説明文・ソーシャルカバー画像が記事ごとに変わります。記事ごとのnoindexの説明は見つからず、ヘルプにある外し方は、ステータスを下書きに戻して公開サイトから外す方法です。4つ目は公開後の待ち方で、連携後は「数日で」データが表示され、タイトルの変更も検索結果に「即座に反映はされません」。
STUDIOでサイトやブログを作り、公開したのに検索しても出てこない。サービスのせいにする前に、STUDIOの設定がどこにあり、サーチコンソールで何が見えるかを確かめれば、どこから手を付けるかが決まります。
STUDIOでお店や教室、個人の活動のサイトを作った人や、STUDIOのCMSでブログを書いている人で、「STUDIOはSEOに弱い」という話を見て乗り換えを迷っている人、サーチコンソールをどうつなぐか分からない人に向けて書いています。
なお、この記事で扱うのはサイト制作サービスのSTUDIOです。名前の似たGoogleのLooker Studioは、サーチコンソールのデータをグラフにする別のツールで、その話はサーチコンソールとLooker Studioを連携したのに直す記事を選べない理由に書きました。また、作ったサービスに関係なく同じ確認(公開して日が浅いだけか、誰でも開ける公開範囲か)はホームページが検索されないのはなぜ?公開直後の確認と、作ったサービスで変わることにまとめてあります。この記事は、そのうちSTUDIOで場所や条件が変わる部分を扱います。
読み終えたときには、STUDIOのどの画面でSEOの設定を触るのか、自分のプランでSTUDIOのヘルプにあるサーチコンソールの連携手順が使えるのか、CMSの記事ごとに何を変えられるのか、公開後どれくらい待てばいいのかが分かるはずです。
サーチコンソールで記事ごとの数字が見えるようになったあと、どの記事から直すかを機械に並べさせる方法もあります。それは記事の最後に書きます。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。
「STUDIOはSEOに弱い」について、公式ヘルプが書いていること
同じページをSTUDIOと別のサービスで作って順位を比べたデータを、私は持っていません。サービスとして弱いか強いかは、自分のサイト1つを見ていても決められない問いです。同じ疑問をWixについて扱ったのがWixはSEOに弱い?検索に出ないときの確認とサーチコンソールの条件です。
STUDIOのヘルプには、「サイト公開後、検索エンジンの検索結果にサイトやページが表示されません」というページがあり、冒頭にこう書かれています。
公開したStudioサイトが検索結果に表示されるかされないかは、あくまで検索エンジン側の仕組みと評価次第となります。
もう1つ、STUDIOに固有の事情として、公開サイトの仕組みが2026年に変わっています。「Studioの公開サイト基盤」のヘルプによると、「Studioの公開サイト基盤は、2026年6月11日より、サーバー側で完成したHTMLを返す構成へ刷新されました。」とあり、「SEO対策」のヘルプは、この新基盤を「検索エンジンのクローラーがページの内容を取得しやすくなるため、SEOに適した構成です。」と説明しています。ただし、2026年6月11日以前に作ったプロジェクトは自動では切り替わりません(ヘルプには、Studio側から強制的に切り替えることは現時点ではない、とあります)。
2026年6月11日以前に作成したプロジェクトは、切り替え操作を行うまでは旧基盤のまま公開されます。
同じヘルプは、新基盤でも「一方で、タイトル、ディスクリプション、見出し構造、代替テキストなどのSEO関連設定は、引き続き適切に行う必要があります。」と書いています。順位がどれだけ変わるかは書かれていません。この記事で引くSTUDIOのヘルプとGoogleのページを読んだ範囲では、STUDIOだから検索で不利、あるいは有利という記述は見つかりませんでした。ここからは、STUDIOで自分で確かめられるところを順に見ます。
STUDIOのSEO設定は、どこにあるか
STUDIOでSEOに関わる設定は、エディタの右パネルと、プロジェクトのダッシュボードの2か所に分かれています。エディタでは、ボックスを何も選んでいない状態で右パネルを開くと、[サイト]タブと[ページ]タブが出ます。
| 設定 | 場所 | メモ |
|---|---|---|
| タイトル・説明文(ディスクリプション) | エディタ右パネルの[サイト]タブ・[ページ]タブ | ページ設定がサイト設定より優先。未入力のページにはサイト設定が使われる |
| ソーシャルカバー画像(OGP) | 同じく[サイト]タブ・[ページ]タブの[ソーシャルカバー] | 推奨サイズは1200px × 630px |
| noindex | ページ設定の[noindex] | 検索結果には出ないが、URLを知っていれば開ける |
| ページの非公開 | ページ設定の[ページを非公開にする] | 404ページ(404ページを設定していなければトップページ)が出る |
| サイトマップ | ダッシュボードの[設定]→[一般]→[サイトマップファイル] | URLは「/sitemap.xml」 |
| サーチコンソール | ダッシュボードの[ホーム]→[Apps]→[Google Search Console] | 有料プランの機能(次の節) |
出典:タイトルと説明文(ディスクリプション)を設定する・ソーシャルカバー画像(サムネイル / OGP)・ページをnoindexに設定する・一部のページを非公開にする(公開範囲設定)・サイトマップファイル・Apps連携:Studioサイトにサーチコンソールを連携する(2026年10月9日に確認)。画面の名前は変わることがあります。
どの設定も、変えただけでは公開サイトに出ません。タイトルのヘルプには「公開済みのサイトの情報を編集した場合、サイトの更新をするまでは反映されません。」とあり、noindexや非公開のヘルプにも、公開または更新するまで反映されないと書かれています。設定したのに変わらないときは、まずサイトを更新したかを見てください。
検索に出ないときに最初に疑うのは、noindexと非公開です。表示されないときのヘルプは「noindexの設定が有効(青色)の場合、そのページはインデックス登録から除外対象となり、インデックスされません。」と書いています。サイトマップのヘルプによると、STUDIOのサイトマップには「モーダルおよびnoindex設定のページを除く」すべての静的・動的ページが入るので、noindexを付けたページはサイトマップからも外れます。
サーチコンソールの連携は、有料プランのApps連携で行う
STUDIOのヘルプにあるサーチコンソールの連携手順は、「Apps連携:Studioサイトにサーチコンソールを連携する」のページにあります。ページの冒頭には「対象プラン: 有料プラン」とあり、表示されないときのヘルプにも次の一文があります。
サーチコンソールを利用するには、StudioでApps連携(有料プラン限定機能)を行う必要があります。
プランごとの違いは、新旧プランごとの提供内容比較表で確かめられます。2024年12月1日からの新プランの欄では、「Apps連携」がFreeプランは「-」、Mini・Personal・Business・Business Plusは「○」です。プランの選び方のヘルプによると、Freeプランは「Studioサブドメイン( ~~~.studio.site )での公開となります。」Freeプランのサイトでは、STUDIOのヘルプにあるサーチコンソールの連携手順は使えません。
| 自分のプロジェクト | Apps連携(サーチコンソール) | 検索の状態を確かめる方法 |
|---|---|---|
| Freeプラン(〇〇.studio.site) | 「-」(対象外) | STUDIOのヘルプの連携手順は使えない。STUDIOの設定の確認と「site:」検索 |
| Mini・Personal・Business・Business Plus | 「○」 | サーチコンソールで記事ごとの登録状況・表示回数・掲載順位 |
Freeプランでも、表示されないときのヘルプが案内している「site:」検索(Googleで「site:」に続けて自分のサイトのURLを入れる)で、登録されているページがあるかは見られます。ただ、どの検索語で何位に出ているかは、この方法では分かりません。
連携の手順: URLプレフィックスで登録し、contentの値だけを貼る
Apps連携のヘルプの手順を、要点だけ並べます。
- サーチコンソールでプロパティを追加するとき、「「URLプレフィックス(サイトのURLを指定する方法)」を選択します。」。STUDIOで公開しているURLを入れる
- 確認方法で「HTMLタグ」を選び、出てきたメタタグをコピーする
- メタタグのうち、
content="…"の中の値だけを取り出す(ヘルプには「xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxの部分のみをコピーします。」とあります) - STUDIOのダッシュボードの[ホーム]→[Apps]→[Google Search Console]に貼って[保存]し、サイトを更新する
- サーチコンソールに戻って「確認」を押す
プロパティの種類について、同じヘルプには次の注意があります。
StudioのApps連携では「ドメイン」での確認には対応していません。
Googleのプロパティを追加するヘルプでも、ドメイン プロパティの確認方法は「DNS レコードの確認のみ」です。STUDIOのヘルプは、ドメインで確認する場合はDNSの設定画面での操作が必要で、その場合はApps連携にコードを登録しなくてよい、と書いています。独自ドメインのDNSを自分で触れない人は、URLプレフィックスで進めるのが手順どおりです。プロパティの種類の選び方そのものはサーチコンソールの登録方法は?ブログサービスで決まる種類と確認方法に書いたので、ここでは繰り返しません。
STUDIOのヘルプは、記事の中のGoogle側の画面は「2022年1月時点の情報です。」と断っています。文言が違っていても、「URLプレフィックス」と「HTMLタグ」を選ぶ流れは同じです。迷ったらGoogleのプロパティ追加のヘルプを見てください。同じヘルプには「プロパティの追加が、Google 検索においてウェブサイトやプラットフォーム プロパティに影響することはありません。」ともあり、登録すること自体で順位が動くわけではありません。
確認が通らないときに、STUDIOで見るところ
Apps連携のヘルプのトラブルシューティングから、STUDIOに固有のものだけを挙げます。
- タグ全体を貼っていないか。Appsの欄に貼るのは
contentの値だけです。<meta name="google-site-verification" …>をまるごと貼ると、確認が通らない原因になります - カスタムコードに、前に貼ったタグが残っていないか。ヘルプは、Appsの設定が正しくても、カスタムコードに別のメタタグが残っているとエラーになる場合があると書いています
- ライブプレビューで確かめていないか。「ライブプレビューでは動作確認ができません。」とあり、公開サイトのページのソースに
google-site-verificationが出ているかで確かめます - サイトが未公開、またはパスワード保護になっていないか。どちらも、Googleがサイトを開けないので確認できません
HTMLタグでの確認が通らないときの、サービスに関係ない考え方はサーチコンソールの所有権の確認ができないのはなぜ?自分に使える方法の決まり方にまとめました。
確認が通ったあとも、Apps連携は外さないでください。Googleの所有権の確認のヘルプは、HTMLタグについて「このタグは特定のユーザーに関連付けられています。Search Console は、このタグの有無を定期的に確認します。」と書いています。一方でSTUDIOのヘルプは、Apps連携を解除すると「公開サイトのHTMLからも値が削除されます。」としています。解除するとタグが消えるので、確認済みの状態が保てなくなると考えられます。
連携できたら、サイトマップも送ります。STUDIOのサイトマップのURLは、Apps連携のヘルプにあるとおり「https://(サイトドメイン)/sitemap.xml」です。ダッシュボードの[サイトマップファイル]のトグルがオンになっているかを先に見てください。送ったあとのステータスの読み方はサーチコンソールのサイトマップ登録は?ステータス別の次の一手にあります。
STUDIOのCMSブログで、記事ごとに触る設定
STUDIOのCMSで書いた記事は、「動的ページ」という1つのページの型に、記事(CMSアイテム)を流し込んで表示する仕組みです。なので、記事ごとのタイトルや説明文も、記事の画面ではなく、動的ページのページ設定で、どのプロパティを使うかを決めておく形になります。動的ページのメタ情報のヘルプによると、CMSアイテムごとに設定できるのは次の3つです。
- タイトル(ページタイトル)
- 説明文(ディスクリプション)
- ソーシャルカバー画像(OGP画像などSNSシェア時の画像)
手順は、ページパネルで動的ページを選び、右パネルの[ページ]タブでページタイトル・ページ説明文・ソーシャルカバーの欄をクリックし、[+]からCMSプロパティを選ぶ、という流れです。タイトルのヘルプには、固定の文字を直接入れて、プロパティと組み合わせられるとも書かれています(たとえば記事タイトルのあとにサイト名を付ける形)。
説明文を記事ごとに変えたいなら、先に説明文用のプロパティを作っておく必要があります。同じヘルプは「必要に応じて、CMSダッシュボード側で「meta description」やOGP画像用などのプロパティを追加しておきます。」と書いています。説明文用のプロパティが無いまま動的ページに固定の文を入れると、どの記事も同じ説明文になります。
| 記事ごとに変えたいもの | STUDIOでの扱い |
|---|---|
| タイトル・説明文 | 動的ページのページ設定に、CMSプロパティを割り当てる |
| ソーシャルカバー画像(OGP) | [ソーシャルカバー]で[CMSプロパティから選択]。推奨は1200px × 630px、5MB 未満 |
| URL | CMSの必須プロパティ「スラッグ(Slug)」が、動的ページのパスの「:slug」に入る |
| 検索から外す | 記事ごとのnoindexの説明は見つからなかった。公開サイトから外すならステータスを[下書き]に戻す |
出典:動的ページのCMSアイテムごとに検索結果に表示されるメタ情報を設定する・ソーシャルカバー画像・CMSプロパティ:スラッグ(Slug)・CMSプロパティ:ステータスと公開日時
URLは、スラッグのヘルプの例で言うと、動的ページのパスが「blog/:slug」で記事のスラッグが「about」なら、公開URLは「blog/about」です。スラッグに入力できるのは半角英数字とハイフン・アンダーバー、とヘルプにあります。
noindexについては、noindexのヘルプが説明しているのはページ設定の[noindex]で、私が見たSTUDIOのヘルプの範囲では、CMSの記事を1本ずつnoindexにする方法の説明は見つかりませんでした。動的ページにnoindexを付けたときに全記事に効くのかも、書かれていませんでした。1本だけ公開サイトから外したいときは、ステータスのヘルプにある「アイテムを非公開にしたい場合には、ステータスを[下書き]に戻してください。」が、ヘルプに書かれている方法です。
記事の本文については、SEO対策のヘルプが「CMS記事アイテムの見出しはh2から始めることで、タイトルとの重複を避け、ページの主題を検索エンジンに伝えやすい構造にします。」と書いています。本文の見出しをどの段から始めているかも、記事を直すときに見ておきます。
公開した直後は、何をどれくらい待つか
STUDIOでは、公開してすぐに検索結果やサーチコンソールに出るわけではありません。待つ前に、待っていい状態になっているかを、次の順に見ます。
- 記事が本当に公開サイトに出ているか。ステータスのヘルプによると、CMSの記事は[下書き]では公開サイトに表示されず、公開中の記事を直すと[変更あり]になり、「[更新]を行うまでは変更前の状態のまま公開されています。」。記事を表示する動的ページがまだ無いと、ステータスを[公開中]にしても公開サイトには出ません。ログインしていないブラウザで、記事のURLを開いてみてください
- noindexと非公開が入っていないか。上の「SEO設定は、どこにあるか」の表のとおりです
- サーチコンソールのデータが出るまで待つ。Apps連携のヘルプは「連携完了後、数日でサーチコンソールにサイトのパフォーマンスデータが表示されます。」と書いています。連携した当日に数字が0でも、まだ異常とは言えません
- 直したタイトルや説明文は、すぐには変わらない。反映されないときのヘルプは、公開後にタイトルやディスクリプションを変えても「変更内容はGoogle検索結果へ即座に反映はされません。」と書いています。有料プランなら、サーチコンソールのURL検査からインデックス登録のリクエストを送れますが、同じヘルプは、送ってもすぐに表示されるとは限らない、とGoogleが書いていることにも触れています
数日たってもデータが出ない、あるいは記事が登録されないときは、サーチコンソールのURL検査で記事のURLを調べます。GoogleのURL 検査ツールのヘルプは「[URL は Google に登録されています] は、検索結果に表示される条件を満たしていることを意味しますが、必ずしも表示されることを保証しません。」と書いています。登録されているかどうかと、検索結果に出ているかどうかは別の段の話です。URL検査の表示ごとの次の一手はサーチコンソールでインデックスを確認する方法、URL検査の表示ごとに次の一手が違うに、設定に問題が無いのに登録されないときの原因の分け方はインデックスされない原因は2系統に分かれる、確認できるものから潰すに書きました。
登録されていて、記事ごとの表示回数が出ているなら、そこから先は記事の側の話です。検索パフォーマンスの「ページ」タブで、表示回数・クリック数・掲載順位を記事ごとに並べ、どの記事から直すかを決めます。表示回数と順位から直す記事を選ぶところは、自動でやる道具もあります。詳しくは記事の最後に書きます。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。
この記事で確認したのは、Studioのヘルプ18ページ(検索結果に表示されないとき、サーチコンソールのApps連携、SEO対策、公開サイト基盤、タイトルと説明文、動的ページのメタ情報、ソーシャルカバー画像、noindex、公開範囲設定、サイトマップファイル、ステータスと公開日時、スラッグ、反映されないとき、新旧プランの比較表、プランの選び方、独自ドメインに変更後のサブドメイン、Studio Analytics、Google Analyticsの連携)と、Googleの3ページ(プロパティの追加、所有権の確認、URL 検査ツール)です。2026年10月9日に本文を取得して原文と照合し、Googleのページは英語版とも突き合わせました。STUDIOの画面や条件は変わることがあるので、設定の前にヘルプも開いてください。
よくある質問
STUDIOのアクセス解析と、サーチコンソールの数字が合いません
合わないのが普通です。STUDIOには標準のアクセス解析(Studio Analytics)があり、Studio Analyticsのヘルプによると、見られるのはPV数とVisitor数で、「Studio Analyticsでは、AIによるクロールもVisitor数にカウントされます。」。サーチコンソールが数えるのは、Googleの検索結果での表示回数・クリック数・掲載順位で、検索以外から来た訪問は入りません。Google アナリティクスもApps連携(有料プラン)でつなげますが、連携のヘルプは「※Studio AnalyticsとGoogle Analyticsは、計測の仕組みが異なるため、両者の数値は一致しません。」としています。どの数字をどこで見るかの違いはブログのアクセス数はどこで調べる?GSC・GA4・ブログの解析の違いにまとめました。検索に出ているかを見るなら、サーチコンソールです。
旧基盤のままだと、検索で不利ですか
どれだけ順位が変わるかは、STUDIOのヘルプには書かれていません。ヘルプに書かれているのは、新基盤はサーバー側で完成したHTMLを返し、検索エンジンがページの内容を取得しやすくなる、というところまでです。切り替えるとページ遷移の仕組みが変わり、カスタムコードやGoogle タグ マネージャーの計測の挙動が変わる場合があるとも書かれているので、切り替える前に公開サイト基盤のヘルプの注意点を読んでください。
FreeプランからMiniなどの有料プランに変えて独自ドメインにしたら、前のURLはどうなりますか
独自ドメインに変更後のサブドメインのヘルプによると、Studioサブドメイン(〇〇.studio.site)で公開していたサイトを独自ドメインに切り替えると、元のサブドメインにアクセスした人は新しい独自ドメインへ自動的にリダイレクトされます。ただし「サブドメインの設定を変更または解除してしまうと、このリダイレクトは無効になります。」とあるので、切り替えたあとも元のサブドメインの設定はそのままにしておきます。サーチコンソールに登録するのは、切り替えた独自ドメインのURLです。なお、プランの選び方のヘルプによると、Miniプランはページ数の上限が2ページです。CMSでブログを続けるなら、ほかのプランの上限も比べてください。
まとめ
- STUDIOがSEOに弱いか強いかは、比べたデータが無いと言い切れない。STUDIOのヘルプは、検索結果に出るかは「あくまで検索エンジン側の仕組みと評価次第」と書いている。2026年6月11日からの新基盤は「SEOに適した構成」とされるが、それ以前のプロジェクトは切り替えるまで旧基盤のまま
- SEOの設定は、タイトル・説明文・ソーシャルカバーがエディタ右パネルの[サイト]・[ページ]タブ、noindexと非公開がページ設定、サイトマップがダッシュボードの[設定]→[一般]。どれもサイトを更新するまで反映されない
- サーチコンソールの連携は、有料プランの機能のApps連携で行う(Freeプランは「-」)。URLプレフィックスで登録し、HTMLタグのcontentの値だけを[ホーム]→[Apps]に貼る。Apps連携はドメインでの確認に対応していない。確認後も連携は外さない
- CMSの記事ごとに変えられるのは、動的ページにCMSプロパティを割り当てたタイトル・説明文・ソーシャルカバー画像と、スラッグ。記事ごとのnoindexの説明は見つからず、ヘルプにある外し方は、ステータスを下書きに戻して公開サイトから外す方法
- 公開後は、記事が公開サイトに出ていることを確かめてから待つ。データは連携後「数日で」表示され、タイトルの変更も「即座に反映はされません」
乗り換えるかどうかは、この確認を済ませてからでも遅くありません。設定に問題が無く、記事によって表示回数や順位に差があるなら、先に手を付けるのは記事の側です。
以下は私が作ったツールの宣伝として読んでください。
記事ごとの表示回数と順位が見えてきたあとの、どの記事から直すかを選ぶところを自動でやるツールを作りました。STUDIOのサイトでもサーチコンソールに連携してあれば、そのエクスポートをZIPのまま置くだけで、掲載順位が4.0〜20.5位のページを拾い、表示回数100回以上は通常判定、30〜99回は参考判定、30回未満は本文中心の監査に分けて、同じ区分の中ではCTR機会差の多い順に並べます。STUDIOの管理画面や設定、Studio Analyticsの数字は読まないので、noindexや公開状態の確認は自分の画面で行ってください。 判定と候補3記事のCTR機会差の確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、無料の1件を除いた3記事分の診断カードが対象です。3記事分が揃うとき(判定に出た候補が4件以上のとき)だけご案内します。生成の利用期限は購入から7日間で、月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。 CSVファイルそのものはブラウザの外に出ませんが、診断カードを出すときは選んだ1ページぶんの数値(URL・キーワード・順位・表示回数・CTR)を、タイトル取得を押したときは最大10件のURLを送ります。
⚠️ 読み込むのはサーチコンソールのエクスポートだけです。STUDIOのCMS記事が判定に乗るのは、サーチコンソールでその記事の表示回数が出ている場合だけで、Apps連携の手順が使えないFreeプランで、サーチコンソールのデータが無いサイトや、連携したばかりでまだデータが無いサイトは判定できません。並べ替えるだけで、順位やクリック数が上がることを約束するものではなく、掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いサイトでは、候補が0件になることがあります。直したあとの効果を自動で追いかける機能もありません。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。
