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ブログのネタ切れは?サーチコンソールのずれた語から次の記事を探す

ブログのネタ切れは、Search Consoleのクエリから次の記事を探すと抜け出しやすくなります。自分の記事が狙いとずれた語で表示され、どの記事も正面から答えていない語が候補です。表示されている記事のタイトルを変えずに1節足して答えられるなら既存記事に足し、記事の問いを変えないと答えられないなら新しい記事にします。

この記事のまとめ

ブログのネタ切れは、Search Console の「検索キーワード」(クエリ)の中から次に書く記事を探すと抜け出しやすくなります。自分の記事が、その記事の狙いとずれた語で検索結果に表示されていることがあり、その語にどの記事も正面から答えていなければ、その語で検索した人がいるのに、このブログに答えが無い問いです。

見つけ方は、クエリを表示回数の多い順に見て自分の記事タイトルと照らし、気になる語の行をクリックしてページのタブに切り替え、どの記事が出ているかを確かめます。

新しい記事にするか既存記事に足すかは、表示されている記事のタイトルを変えずに1節足して答えられるかで決め、答えられるなら既存記事に足し、記事の問いを変えないと答えられないなら新しい記事にします。クエリ表には、プライバシー保護などの理由で出ない語もあります。

ブログのネタ切れは、自分の頭の中ではなく、Search Console に並んでいる「読者がすでに打った語」から次の記事を探すと抜け出しやすくなります。

書きたいことは一通り書き、ネタの探し方を調べて日常のメモやキーワードツールも試したものの、「それを書いて読まれるのか」が分からずに手が止まっている人に向けて書いています。

読み終えたときには、自分の記事が狙いとずれた語で表示されている箇所を見つけ、その語を新しい記事にするか既存記事に足すかまで決められるはずです。

次に直す記事を自分のデータで調べる

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ネタが尽きたように感じるのは、自分の頭の中だけを探しているから

ネタ切れのときに勧められる探し方は、日常をメモする、SNSやほかのブログを見る、キーワードツールで語を掘る、といったものです。どれも「書けそうなこと」は増えますが、それを読みたい人がこのブログに来るかまでは分かりません。だから候補が増えても、どれを書けばいいかで止まります。

記事が数十本あるブログには、その答えの一部がすでに手元にあります。Search Console の検索パフォーマンスで「検索キーワード」(クエリ)のタブを開くと、自分のサイトが検索結果に表示された語が並びます。Google のヘルプは、クエリを「サイトにユーザーを誘導した検索語句」と説明しています。

この表を読むと、たいてい自分が狙って書いた語とは違う語が混ざっています。同じヘルプは、クエリの使い道の「一般的な用途」として、

「クエリ ディメンションを使用して、想定されるクエリと想定外のクエリを探したり、表示回数が多くクリック率が低いクエリを探して、ページのタイトルと説明を改善する機会を見つけることができます。」

出典: Search Console ヘルプ「パフォーマンス レポート(検索結果): ディメンションとデータのグループ化」

と書いています。Google が挙げているのは、想定外のクエリを探すことと、タイトルと説明を直す機会を見つけることまでです。その想定外のクエリを、新しい記事のネタとして読むのは私の使い方で、ヘルプにそう書かれているわけではありません。

それでもネタとして読める理由は、想定外のクエリが「その語で検索した人がいて、その検索結果にこのブログが載った」記録だからです。そのうえで、どの記事もその問いに正面から答えていないなら、答える記事がまだ無いということになります。思いつきで増やした候補と違い、その語で検索した人がいることが分かっている問いです。 この「すでに拾っている語から選ぶ」考え方で、狙う語を表示回数・掲載順位・期待CTRの順に絞る方法はロングテールキーワードの選び方に書きました。この記事では、ネタ切れのときに、ずれた語を見つけて新しい記事にするかどうかを決めるところまでを扱います。

狙いとずれた語は、クエリ表と記事タイトルを照らすと見つかる

探す作業は、Search Console の画面だけでできます。記事を1本ずつ開いて調べるのではなく、先にサイト全体のクエリを眺めて、気になる語だけを掘ります。

1. クエリのタブを表示回数の多い順に並べ、記事タイトルと照らす

検索パフォーマンスを開くと、期間は最初から過去3か月間になっています。「検索キーワード」(クエリ)のタブで表を表示回数の多い順に並べ替え、上から読みながら、それぞれの語に正面から答えている記事が自分のブログにあるかを、記事タイトルを思い浮かべて照らします。

ブログ名や自分の名前で検索された語(指名検索)は、ネタ探しでは飛ばします。残った語のうち、「この語で調べた人に、まっすぐ答えている記事が思い当たらない」ものに印を付けていきます。印が付くのは、狙って書いた語の言い換えではなく、少し違うことを聞いている語です。

2. 印を付けた語の行をクリックし、ページのタブでどの記事が出ているかを見る

クエリの表で行をクリックすると、レポート全体がその語で絞り込まれます(Search Console ヘルプ「高度なフィルタリングと比較」)。その状態で「ページ」のタブに切り替えると、その語で表示された自分の記事が並びます。ここで、どの記事がその語を拾っているのかが分かります。

この確かめ方は、1語ずつの作業です。画面からエクスポートしたCSVにはクエリとページをつなぐ列が入っていないので、CSVを眺めても「この語はこの記事で出ている」という対応は分かりません。理由はサーチコンソールのクエリとページの違いに書きました。手順1で印を付けた語だけに絞って確かめれば、数は多くなりません。

3. 出ている記事の主題と、その語の問いを見比べる

ページのタブに出た記事と、印を付けた語を並べて見ます。ネタ探しで見るのは、記事のどこかに少し触れただけの話題で拾われている語です。説明用の架空の例で書きます。

表示されている記事(タイトル)拾っている語見え方
ホットサンドメーカーの選び方ホットサンドメーカー 直火 IH 違い記事の選び方の中で答えられる問い
ホットサンドメーカーの選び方ホットサンド 具 作り置き記事の主題(道具選び)とずれた問い。レシピの段落で1行触れただけ

※記事名と語は説明用の架空の例です。

2行目の語で調べた人が知りたいのは具の作り置きで、道具の選び方ではありません。記事は表示されていても、その人の問いには答えていません。こういう語が、次に書く記事の候補です。

狙った語と拾っている語のずれには、言い換え・記事の型・話題そのもの、の3種類があり、それぞれ対処が違います。種類の見分け方と対処の表は検索意図の調べ方は3ステップにまとめていて、この記事がネタとして扱うのは主にいちばん最後の、話題そのもののずれです。

直す記事と作業内容を決める

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新しい記事にするか既存記事に足すかは、タイトルを変えずに答えられるかで決める

ずれた語を見つけても、全部を新しい記事にする必要はありません。分かれ目は、表示されている記事のタイトルを変えずに、1節足せばその語に答えられるかです。タイトルは、その記事が答えている問いそのものなので、そこを動かさずに答えられるなら、その問いの範囲に入っています。

その語に答えるには進め方
表示されている記事のタイトルのまま、1節足せば答えられる既存記事に足す。新しい記事は作らない
記事の問い(タイトル)を変えないと答えられない新しい記事にする
自分のほかの記事が、すでに正面から答えている新しい記事は作らない。答えている記事のほうを見直す

上の例なら、「直火とIHの違い」は道具の選び方の中で答えられるので、既存記事に1節足す側です。「具の作り置き」は、答えようとすると記事の問いが道具選びからレシピに変わってしまうので、新しい記事にします。無理に既存記事に足すと、1本の記事が2つの問いに答える形になり、どちらで検索した人にも答えがぼやけます。

迷ったら既存記事に足す側から考える

タイトルを変えずに答えられるかどうか、はっきりしない語もあります。そのときは既存記事に足す側から考えます。その語ですでに表示されているのは今の記事なので、足すだけで済むならそれがいちばん手間が少なく、新しい記事を作って自分の記事どうしが同じ語を取り合う心配もありません。

掲載順位も判断の材料になります。ロングテールキーワードの選び方では、11〜20.5位で表示されている語は既存のURLで拾えているので、まずは既存記事に論点を足す側としています。私はこれを、上の表の1行目(タイトルのまま1節足せば答えられる語)と同じ向きの基準として使っています。答えるには記事の問いを変える必要がある語は、11〜20.5位で表示されていても、既存記事に足すと1本が2つの問いに答える形になるので、新しい記事にしています。検索意図の調べ方は3ステップが「話題そのもののずれ」を独立記事の候補としているのと同じ判断です。

新しい記事を書く前に、ほかの記事がその語で出ていないかを見る

手順2でページのタブを開いたとき、その語で自分の記事が2本以上出ていることがあります。そのうちの1本がすでにその問いに答えているなら、新しく書くと、同じ問いに当たる自分の記事がもう1本増えることになります。同じ意図の語に自サイトの複数ページが当たる状態の確かめ方と、見つけたあとの選択肢はキーワードカニバリゼーションの確認方法にまとめました。

新しい記事を書いたら、元の記事から本文でリンクする

ずれた語で新しい記事を書いたら、その語を拾っていた元の記事の、その話題に触れている段落から新しい記事へリンクを張ります。元の記事でその話題に興味を持った読者が、答えのある記事へ進めるようにするためです。リンクを張る位置の考え方は内部リンクはどこに貼るかに書きました。

元の記事のタイトルは変えません。元の記事は、その語以外にも狙っていた語で表示されているからです。いま拾っている語をタイトルから消すと、取れていた表示まで失うことがある、という注意は検索意図の調べ方は3ステップにも書いています。

新しい記事が表示され始めたら、同じ手順でその語の行をクリックし、ページのタブを見ます。その語で新しい記事が出ているかどうかで、ネタとして拾えたかが分かります。

クエリ表にまだ語が並んでいないなら、この探し方は使えない

この探し方は、自分の記事に表示が付いていることが前提です。ブログを始めたばかりで、クエリのタブにほとんど語が並んでいないなら、ずれた語を見つけようがありません。その段階で、サジェストやキーワードプランナー、実際の検索結果から次に書く語を選ぶ手順はキーワード選定のやり方は?にまとめています。クエリのタブに語が並び始めたら、この記事の探し方に戻ってきてください。

よくある質問

表示回数が何回くらいある語をネタにすればいいですか

何回以上なら書く価値がある、という決まった線はありません。表示回数が多い語ほど、その語での検索でこのブログが表示された回数が多いので、迷ったら多いほうから書きます。ただし、クエリ表にはすべての語が出るわけではありません。Google のヘルプ(ディメンションとデータのグループ化)は、プライバシー保護のために一部のクエリ(匿名化クエリ)をレポートから除外していることと、内部的な制限で一部のクエリが表に表示されないことを書いています。表に出ている語は、拾っている語の一部です。

クエリにある語で自分で検索しても、自分の記事が出てきません

検索結果は検索する人や状況で変わるので、珍しいことではありません。検索パフォーマンス レポートのヘルプにも、 「クエリがリストに表示されていても、Google 検索で同じクエリを実行した際に、検索結果にサイトが表示されない場合があります。」とあります(Search Console ヘルプ「検索パフォーマンス レポート(検索結果): 概要と基本設定」)。自分の画面に出なくても、クエリ表に載っていれば、期間中にその語で表示されたことはあります。

ネタ切れのときは、新しく書くより既存記事を直したほうがいいですか

どちらか一方に決める必要はありません。この記事の手順で見つけた語のうち、タイトルを変えずに答えられるものは既存記事に足し、記事の問いを変えないと答えられないものだけを新しい記事にします。既存記事をどれから直すかを決めたいなら、記事ごとの掲載順位・表示回数・CTRで選ぶ方法があり、下のツールはその並べ替えをするものです。

ずれた語がひとつも見つかりません

クエリのタブに並ぶ語が少ないうちは、ずれた語も見つかりにくくなります。期間を広げると並ぶ語が増えることがあります。それでも狙った語の言い換えばかりなら、上のキーワード選定のやり方は?の手順で、まだ書いていない語を外から探す段階です。

まとめ

  • ネタ切れのときは、自分の頭の中や外部のツールだけでなく、Search Console の「検索キーワード」(クエリ)に並んでいる語から次の記事を探す
  • ネタになるのは、自分の記事が狙いとずれた語で表示されていて、その語にどの記事も正面から答えていないもの。Google のヘルプはクエリの用途に「想定外のクエリを探す」ことを挙げているが、それを新しい記事のネタに使うのは私の使い方
  • 探し方は、クエリを表示回数の多い順に見て記事タイトルと照らし、気になる語の行をクリックしてページのタブに切り替え、どの記事が出ているかを確かめる。指名検索は飛ばす
  • 表示されている記事のタイトルを変えずに1節足して答えられるなら既存記事に足し、記事の問いを変えないと答えられないなら新しい記事にする。迷ったら既存記事に足す側から考える。11〜20.5位で表示されている語でも、記事の問いを変えないと答えられないなら新しい記事にする
  • 新しく書く前に、その語で自分のほかの記事が答えていないかを見る。書いたら元の記事の本文からリンクし、元の記事のタイトルは変えない
  • クエリ表には、匿名化や表示の制限で出ない語もある。語がまだほとんど並んでいない段階では、この探し方は使えない

ここからは、私が作ったツールの話になります。

ずれた語を既存記事に足すと決めたあとに来るのは、「既存記事のどれから直すか」という判断です。そこを自動でやるツールを作りました。サーチコンソールのエクスポートをZIPのまま置くだけで、4.0〜20.5位のページを、表示回数100回以上は通常判定、30〜99回は参考判定、30回未満は本文中心の監査に分け、この順に、同じ区分の中ではCTR機会差の多い順に並べて出します。 判定と候補3記事のCTR機会差の確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、無料の1件を除いた3記事分の診断カードが対象です。3記事分が揃うとき(判定に出た候補が4件以上のとき)だけご案内します。生成の利用期限は購入から7日間で、月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。 CSVファイルそのものはブラウザの外に出ませんが、診断カードを出すときは選んだ1ページぶんの数値(URL・キーワード・順位・表示回数・CTR)を、タイトル取得を押したときは最大10件のURLを送ります。

⚠️ このツールは、新しい記事のネタを出すものではありません。読むのはページごとの掲載順位・表示回数・CTRで、画面からエクスポートしたCSVからはどの記事がどの語で表示されているかが分からないため、狙っているキーワードは自分で入力します。この記事で書いたずれた語の探し方は、Search Console の画面でやってください。また、掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いブログでは、候補が0件になることがあります。

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Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。

この記事の内容をツールにしています

Search Console の「ページ」CSVを貼ると、改善余地のある記事を順番に出します。 判定とご自分の記事1件分の診断カードは無料です。ログイン不要。CSVファイルはアップロードせず、ブラウザ内で解析します。

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この記事を書いた人

みやこし

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noteQiitaZenn

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