この記事のまとめ
「noindexタグによって除外されました」は、エラーの報告ではありません。Googleがそのページのnoindexという指示を読み取り、そのとおりに検索結果へ出さなかったという報告です。 公式ヘルプはこの項目に「このページをインデックスに登録したくない場合は、正しく作動しています」と明記しています。だから判断することは1つだけで、そのURLを検索結果に出したいかどうかです。出したくないなら何もしません。出したいなら外しますが、noindexは<meta>タグとHTTPレスポンスヘッダーの2か所に書けるため、ページのソースを見ただけでは見つからないことがあります。
サーチコンソールの「ページ」を開いたら、noindexで除外された、という意味の行にURLが並んでいた。
「除外」という言葉が強いので、まず何かをやらかしたのだと思います。しかも一覧記事を読みに行くと「インデックスされない原因15選」が出てきて、自分の行がどれなのか決まりません。
結論を先に書きます。この項目は、Googleが失敗した報告ではなく、こちらの指示が届いた報告です。公式ヘルプは「このページをインデックスに登録したくない場合は、正しく作動しています」と書いています(ページのインデックス登録レポートの公式ヘルプ)。
つまり意図してnoindexにしたページなら、これは正常な状態です。直す理由があるのは「入れた覚えがないのに付いているとき」だけです。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。
この項目は何を言っているのか
noindexは、そのページを検索結果に出さないでほしいという指示です。公式ドキュメントの説明はこうです。
Googlebot がページをクロールしてタグまたはヘッダーを検出すると、他のサイトがそのページにリンクしているかどうかにかかわらず、そのページを Google 検索結果から完全に削除します。
— Google公式「noindex を使用してコンテンツをインデックスから除外する」
レポートに出ているのは、その指示が実際に検出されたという事実だけです。公式ヘルプの説明の全文はこうなっています。
Google がページをインデックスに登録しようとしたときに noindex ディレクティブが検出されたため、インデックスに登録されませんでした。このページをインデックスに登録したくない場合は、正しく作動しています。このページをインデックスに登録したい場合は、noindex ディレクティブを削除してください。
— Google公式ヘルプ
同じヘルプは、未登録であること自体を問題として扱っていません。「「未登録」は、必ずしも URL にとって不適切な状態であるとは限りません」と書いたうえで、「URL が正当な理由(想定内のサイトの robots.txt ルール、ページの noindex タグ、重複した URL、削除したが代わりがないページの 404 など)でインデックスに登録されないのは問題ありません」とまで書いています。
⚠️ 文言について1つ補足します。この記事で扱っている言い回しと、公式ヘルプの現在の項目名は一致しません。2026年9月8日にページのインデックス登録レポートの日本語ヘルプの本文を取得して全文を検索したところ、「除外されました」という語は1件も出てきませんでした。このページでの項目名は「URL に noindex が指定されています」です。 ただし同じページの別の箇所には「noindex タグによってブロックされているページ」という表現があり、指しているものは同じです。確認したのはこの1ページの本文だけで、Search Consoleの画面表示そのものは照合していません。呼び方が揺れているだけなので、意味は上に引いたとおりに読んで差し支えありません。
なぜ「入れた覚えのないnoindex」が付いているのか
noindexは、どこかに保存された設定ではなく、ページが取得されるたびに返している宣言だからです。ここが分かると、これから挙げる3つの厄介さが全部同じ原因から出ていることが見えます。
① 宣言を組み立てているのは、記事の編集画面ではない
HTMLを自分で書いていない以上、その1行を出しているのはCMSかテーマかプラグインかサーバーです。公式ドキュメントもそれを前提に書いています。
Wix、WordPress、Blogger などの CMS をご利用の場合は、直接 HTML を編集できない、または編集する必要がない可能性があります。そのような場合、CMS には検索設定ページなど、meta タグについての情報を検索エンジンに伝えるための手段が用意されています。
— Google公式ドキュメント
WordPressの場合、いちばん有名なのが「設定」の「表示設定」にあるチェックボックスです。WordPress公式のドキュメントは、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れると「wp_head が使用されている場合、サイトのソースの <head> </head> セクション内に <meta name='robots' content='noindex,nofollow' /> が生成されます」と説明しています。公開前に入れて、そのままにしているケースがこれです。
⚠️ ただし、このWordPress公式ドキュメントには古い記述が残っています。同じページは「robots.txt へのアクセスは以下を返します」としてUser-agent: *とDisallow: /の2行を挙げていますが、これはWordPress 5.2以前の挙動です。
2019年11月12日に公開されたWordPress 5.3で、robots.txtを書き換える挙動は削除されました。WordPress公式の開発者向け告知「Changes to prevent search engines indexing sites.」は「In previous versions of WordPress, Disallow: / was added to the robots.txt file to prevent search engines from crawling the site. This has been removed for non-public websites in WordPress 5.3.」と書いています(拙訳: 以前のバージョンのWordPressでは、検索エンジンのクロールを防ぐためにrobots.txtにDisallow: /が追加されていた。これはWordPress 5.3で非公開サイトについて削除された)。いま動いているWordPressでは、このチェックが出すのは<meta>タグのnoindexだけです。
なおnoindexは読まれて初めて効く指示なので、同じURLをrobots.txtで止めると読まれません。自分でrobots.txtを書いている場合は、ここに注意してください。併用すると打ち消し合う仕組みと外す順序はサイトマップは必要か・robots.txtの書き方、個人ブログはほぼ不要に書いています。この記事では深追いしません。
② 書ける場所が2つあるので、ソースを見ても見つからないことがある
noindexはHTMLの中だけでなく、HTTPレスポンスヘッダーにも書けます。公式ドキュメントの言い方はこうです。
noindex は、<meta> タグと HTTP レスポンス ヘッダーの 2 つの方法で実装できます。効果はどちらも同じです。
— Google公式ドキュメント
ヘッダー側はブラウザでソースを表示しても出てきません。だから「ソースを見たけどnoindexなんて書いていない、Googleの誤りだ」という結論になりやすく、そこで手が止まります。探す場所は2か所あるという前提で見にいく必要があります。
| 書かれている場所 | 実際の形 | ブラウザのソース表示で見えるか |
|---|---|---|
| HTMLの<head>の中 | <meta name="robots" content="noindex"> | 見える |
| HTTPレスポンスヘッダー | X-Robots-Tag: noindex | 見えない |
表の形はGoogle公式ドキュメントの実装例から取りました。なお、robots.txtにnoindexと書く方法は使えません。同じドキュメントが「robots.txt ファイルで noindex ルールを指定することは、Google ではサポートされていません」と明記しています。
③ 効き始めも効き終わりも、次にクロールされた時点
宣言は、Googleがそのページを取得したときにしか読み直されません。つまりnoindexを外しても、次のクロールまでレポートの表示は変わりません。公式ドキュメントは、その待ち時間について具体的な幅を書いています。
インターネット上でのページの重要性によっては、Googlebot がページに再度アクセスするのが数か月後になる場合があります。
— Google公式ドキュメント
外した翌日に画面が変わらないのは、失敗ではありません。同じドキュメントは、待つ以外の手としてURL検査ツールから再クロールをリクエストできると案内しています。
インデックスされない原因はnoindexだけではありません。全体の切り分けはインデックスされない原因は2系統に分かれる、確認できるものから潰すに整理しています。この記事はnoindexの行だけを扱います。
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判断することは1つだけ
そのURLを検索結果に出したいのか、出したくないのか。決めるのはこれだけです。
| そのURLは | やること |
|---|---|
| 検索結果に出さなくてよい(会員ページ、テスト用、印刷用、意図して外した一覧など) | 何もしない。公式いわく「正しく作動しています」 |
| 検索結果に出したい(公開したはずの記事、カテゴリ一覧など) | noindexを外す。外す場所は<meta>かHTTPヘッダーの2か所 |
この一覧の件数を0にする作業ではありません。公式ヘルプも、検証(修正の確認をGoogleに依頼する機能)の説明の中で「ウェブサイトに関する問題によっては、修正して検証することに常に意味があるとは限りません」と書いています。
先に並んでいるURLを読んでください。出さなくてよいURLしか無いなら、この行はもう終わりです。読ませたい記事が混ざっているときだけ、次に進みます。
noindexの居場所を特定する
公式ヘルプは、この項目に対して確認手順そのものを載せています。自分で当てずっぽうに探すより早いので、まずこれをなぞります。
表内の URL の横にある検査アイコンをクリックします。[カバレッジ] > [インデックス作成] > [インデックス登録を許可?] で、レポートに noindex がインデックス登録を妨げていることが記載されているはずです。「noindex」という単語でページのソース または レスポンス ヘッダーを検索できます。
— Google公式ヘルプ
「ページのソース または レスポンス ヘッダー」と両方が書かれているのは、さきほどの2か所の話と同じです。URL検査を使えば、ブラウザで見えないヘッダー側もまとめて確認できます。
外した後の確認も、同じ手順の続きに書かれています。公式ヘルプは「[公開 URL をテスト] をクリックします」とし、「noindex が存在しない場合は、[インデックス登録をリクエスト] をクリックして、Google にページのインデックス登録を再試行するようにリクエストします。noindex がまだ存在する場合は、ページをインデックスに登録するために削除する必要があります」と続けています。
ここで「まだ存在する」と出たら、外した場所が違います。管理画面のチェックを外したのに残っているなら、プラグイン側の設定か、サーバー側のヘッダーが残っています。プラグインによっては、カテゴリやタグの一覧、著者ページのようなテンプレート単位で既定のnoindexを持っています。使っているプラグインの設定画面で、記事単位ではなくテンプレート単位の設定を見てください。
URL検査の表示ごとに次の一手がどう変わるかはサーチコンソールでインデックスを確認する方法、URL検査の表示ごとに次の一手が違うに、カテゴリやタグの一覧をどう扱うかはカテゴリとタグの整理とSEO、一覧ページは記事より多くなる、消す順番は3つに書きました。
外した後、いつ戻るのか
戻るのは、Googleが次にそのページを取得したときです。待ち時間の目安として公式が書いているのは、さきほどの「数か月後になる場合があります」です。これは「そこまでかかる場合もある」という話で、いつも数か月かかるという意味ではありません。
手を打てるのは2つです。1つはURL検査からのインデックス登録をリクエスト。もう1つはレポート側の検証です。 検証については公式ヘルプが所要時間を書いています。
検証は通常 2 週間ほどで完了しますが、それより長くかかる場合もあります。
— Google公式ヘルプ
同じヘルプは「検証に合格するか不合格となるまで、[修正を検証] を再度クリックしないでください」とも書いています。待っている間に押し直しても早くなりません。
逆に意図して検索結果から消したい場合、noindexにするのか、記事を削除して404や410を返すのかは別の判断になります。 使い分けは記事の削除で404と410どちらを返すか、301・noindexとの使い分けに、そもそも消すべきかは古い記事を削除するとSEOの評価は上がるのか、消す前に確認する4つに書いています。
片付いた後にやること
noindexの行を読み終えると、たいていは「出さなくてよいURLだった」で終わります。そのとき残るのは、すでに検索結果に出ているページのほうをどうするかという問題です。
ここから先は、インデックスの話ではなく順位とクリックの話になります。使う道具も変わります。選択肢としては、たとえば次のような分かれ方をします。
- サーチコンソールの検索パフォーマンスをそのまま見る。 追加の道具は要りませんが、表示回数・クリック数・掲載順位を自分で見比べる手間がかかります
- Looker Studioなどにつないで表を作る。 自由に加工できますが、作るまでの設定が要ります
- スプレッドシートにCSVを落として並べ替える。 誰でもできますが、毎月同じ手順を踏むことになります
- リライト候補の抽出に特化したツールを使う。 判断は速くなりますが、道具ごとに前提と得意分野が違います
検索パフォーマンスのどこを見るかはサーチコンソールでリライト記事をどう選ぶ?迷わない判定基準と手順にまとめています。
よくある質問
「noindexタグによって除外されました」とはどういう意味ですか
Googleがそのページでnoindexという指示を検出し、指示どおりインデックスに登録しなかった、という意味です。公式ヘルプは「Google がページをインデックスに登録しようとしたときに noindex ディレクティブが検出されたため、インデックスに登録されませんでした」と説明しています。Googleの側で起きた不具合ではありません。
これはエラーですか。直さないといけませんか
そのページを検索結果に出したくないなら、直す必要はありません。公式ヘルプは同じ説明の中で「このページをインデックスに登録したくない場合は、正しく作動しています」と書いています。直すのは、出したいページが混ざっているときだけです。
noindexを入れた覚えがありません。どこを見ればいいですか
探す場所は2か所です。HTMLの<head>と、HTTPレスポンスヘッダーです。公式ドキュメントは「noindex は、<meta> タグと HTTP レスポンス ヘッダーの 2 つの方法で実装できます。効果はどちらも同じです」としています。 ヘッダー側はブラウザのソース表示に出ないので、URL検査から確認してください。 WordPressを使っている場合は、WordPress公式のドキュメントが説明している「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックが残っていないかも見てください。
noindexを外したのに、まだこの項目に出ています
表示が変わるのは、Googleが次にそのページを取得したときです。公式ドキュメントは「インターネット上でのページの重要性によっては、Googlebot がページに再度アクセスするのが数か月後になる場合があります」と書いています。外した直後に件数が減らないのは失敗ではありません。URL検査の「公開URLをテスト」でnoindexが消えていることを確かめたうえで、インデックス登録をリクエストしてください。
robots.txtでブロックすれば、noindexと同じことができますか
同じにはなりません。むしろ併用すると打ち消し合います。noindexは、Googleがそのページを取得して読んで初めて効く指示だからです。robots.txtで止めると、そのnoindexが読まれません。仕組みと外す順序はサイトマップは必要か・robots.txtの書き方、個人ブログはほぼ不要にまとめています。
同じレポートに出ている他の項目とは何が違いますか
noindexの行は、原因がこちらの指示だと確定している側の項目です。たとえば同じレポートのソフト404は「200を返しているのに中身が無い」状態ですは、Googleが中身を見て下した判断なので、確定までに確認の手順が要ります。指示が原因のものと、判断が原因のものは、確認の手間がまったく違います。全体の切り分けはインデックスされない原因は2系統に分かれる、確認できるものから潰すに整理しています。
まとめ
- これは失敗の報告ではなく、指示が読み取られた報告。公式ヘルプは「このページをインデックスに登録したくない場合は、正しく作動しています」と明記している
- 判断することは1つだけ。そのURLを検索結果に出したいかどうか。出したくないなら何もしない。件数を0にする作業ではない
- noindexは保存された設定ではなく、ページが取得のたびに返している宣言。だから出しているのはCMS・テーマ・プラグイン・サーバーで、記事の編集画面には現れないことがある
- 書ける場所は<meta>タグとHTTPレスポンスヘッダーの2か所で、公式いわく「効果はどちらも同じ」。ヘッダー側はブラウザのソース表示に出ないので、URL検査で確認する
- 効き始めも効き終わりも次のクロール時点。公式は再訪が「数か月後になる場合があります」と書いており、検証は「通常 2 週間ほど」
- WordPressの「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」が出すのは、現行版では<meta>タグのnoindexだけ。robots.txtも書き換える挙動は5.3(2019年)で削除済みで、公式ドキュメントの記述はそこだけ古い。公開前のチェックが残っていないか最初に見る
ここから先は、私が作ったツールの話です。
リライトレーダーは、この記事の「片付いた後にやること」で書いたすでに検索結果に出ているページの側を扱います。 Search Console のエクスポートをZIPのまま落として貼るだけで、掲載順位4.0〜20.5位・表示回数100回以上のページだけを拾い、改善余地スコアの大きい順に並べます。判定と候補3記事の改善余地スコアの確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料で、残りの診断カードが2,980円(税込)の買い切りです。月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。CSVファイルそのものはブラウザの外に出ません(送るのは、診断カードを出すときは選んだ1ページのURL・数値・入力したキーワード、「ページタイトルを取得する」を押したときは判定に出たページのURL最大10件です)。
⚠️ ただし、向かない人がいます。noindexを探しに来た人には、この時点では向きません。noindexもrobots.txtもインデックス登録も扱っていません。読むのは、すでに検索結果に出ているページの4つの数字だけです。 また、表示回数が2桁で止まっているサイトにも向きません。判定の条件が表示回数100回以上なので、対象になるページが1つも出ないからです。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。

