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メタキーワードは不要?Googleは順位にもインデックスにも使わない、設定欄があるときの扱い

メタキーワード(meta keywords)は、Googleの公式ドキュメントが「インデックス登録やランキングにはまったく影響しません」と書いています。書いても順位は上がらず、空欄でも下がりません。設定欄があるときの扱いと、狙う語を本当に伝える場所、記事が実際に拾っている語の確かめ方を原文でまとめました。

この記事のまとめ

メタキーワードは、HTMLの head に <meta name="keywords" content="…"> の形で、そのページのキーワードを書いておくタグです。Googleの公式ドキュメント「Google がサポートしている meta タグと属性」は、これをサポートしていないタグとして挙げ、Google検索では使われないので、インデックス登録にもランキングにもまったく影響しない、と書いています。SEOスターターガイドも、Googleが重要でないと考えることの1つ目に「Google 検索はキーワード メタタグを利用しません。」と書いています。2009年の公式ブログによれば、見えない場所に関係のない語が詰め込まれるなど悪用が多かったため、何年も前から無視しているそうで、この点は今も変わらないと注記されています。つまり、書いても順位は上がらず、空欄のままでも下がりません。Google検索のためには、設定欄があっても空のままでよく、すでに入っている分を急いで消す必要もありません。読者が検索する語を伝える場所は、タイトル・見出し・本文です。記事が実際にどんな語で表示されているかは、Search Consoleのクエリで確かめます。Google以外の検索エンジンの扱いは、この記事では確かめていません。

ブログの設定画面や記事の編集画面に「メタキーワード」や「キーワード」という欄があって、手が止まったことはありませんか。空のままだと損をするのか、書くなら何個まで、どう区切ればいいのか。昔のブログを見返すと、記事ごとに語がびっしり入っていて、消していいのかも分からない。

この記事は、メタキーワードの欄をどう扱えばいいか迷っている個人ブロガーに向けて書いています。読み終えたときには、Googleがメタキーワードをどう扱っているか、欄があるときに書くか・消すか、狙う語を本当に伝える場所はどこかが分かるはずです。Googleの公式ドキュメント2本と2009年の公式ブログは、2026年10月10日に日本語版と英語版の原文で確かめました。ドキュメント2本の日本語版は英語版からの機械翻訳とされているので、引用はどれも英語版と同じ意味かを並べて見ています。

メタキーワードのほかにも、Googleが重要でないとしている古いSEOの作業はいくつかあります。全体の話はSEOはもう意味ない?AI時代もGoogleが「引き続き有効」と書く理由と、サーチコンソールで確かめることに書きました。この記事は、メタキーワード1つだけを扱います。

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結論:Googleはメタキーワードを使わない。書いても空でも変わらない

Googleの公式の文書3本に書かれていることと、そこから私が決めている扱いをまとめると、次の4つです。

  • Google検索では使われず、インデックス登録にもランキングにもまったく影響しない。Googleがサポートしている meta タグの一覧に、そう書かれています
  • 書いても順位は上がらず、空欄でも下がらない。何個書くか、どう区切るかも、Google検索では関係ありません
  • すでに入っている分は、急いで消さなくていい。サポートしていない meta タグは無視される、と書かれています
  • 狙う語は、タイトル・見出し・本文で伝える。実際にどんな語で表示されているかは、Search Consoleのクエリで見ます

メタキーワードとは:headに書くキーワードのタグ

メタキーワードは、ページの HTML の head の中に、次のような形で入るタグです。「書き方」で調べている方のために形だけ示しますが、Google検索のために書く必要はありません。

<head>
  <title>記事のタイトル</title>
  <meta name="description" content="記事の説明文">
  <meta name="keywords" content="ブログ,SEO,メタキーワード">
</head>

3行目の description(メタディスクリプション)とは別のタグです。ブログの設定画面にある「メタキーワード」「キーワード」の欄が、このタグを出すためのものかどうかは、記事を開いてページのソースを表示し、name="keywords" を検索すると分かります。欄に入れた語がそこに並んでいれば、このタグです。

Googleの公式文書に書かれていること

meta タグの一覧:「インデックス登録やランキングにはまったく影響しません」

Google がサポートしている meta タグと属性(Google 検索セントラル)は、Googleが使う meta タグを並べたページです。description・robots・google-site-verification・viewport などが並び、keywords はそこに入っていません。ページの後半の「サポートされていないタグと属性」に、こう書かれています。

次のタグと属性は Google 検索でサポートされておらず、使用しても無視されます。
— Google 検索セントラル「Google がサポートしている meta タグと属性」

その最初に挙がっているのが、meta-keyword タグです。

meta-keyword タグは Google 検索では使用されないため、インデックス登録やランキングにはまったく影響しません。
— Google 検索セントラル「Google がサポートしている meta タグと属性」

英語版は "The meta-keyword tag is not used by Google Search, and it has no effect on indexing and ranking at all." です。「at all(まったく)」まで付いていて、条件はありません。「サポートされていないタグと属性」に載せている理由は、HTMLでよく使われているものや、Googleが以前サポートしていたものだから、と書かれています。よく見かけるから載っているのであって、効くから載っているわけではありません。

SEOスターターガイド:「Google が重要でないと考えること」の1つ目

SEO スターター ガイドには「Google が重要でないと考えること」という節があり、その最初の項目がメタキーワードです。

Google 検索はキーワード メタタグを利用しません。
— Google 検索セントラル「SEO スターター ガイド」

英語版は "Google Search doesn't use the keywords meta tag." で、節の名前は "Things we believe you shouldn't focus on"(力を入れなくていいと考えること)です。このガイドの項目を、初心者がやる順に並べ直した表はブログのSEO対策は初心者が何から?表示回数の段階でやる順を決めるに置きました。

2009年の公式ブログ:使わない理由と「今も変わらない」

なぜ使わないのか、今も同じなのかは、2009年9月21日の公式ブログGoogle はウェブ ランキングにキーワード メタタグを使用しませんに書かれています。

Google は、ウェブ検索のランキングで keywords meta タグを使用しません。
— Google 検索セントラル ブログ「Google はウェブ ランキングにキーワード メタタグを使用しません」

英語版は "Google doesn't use the keywords meta tag in our web search ranking." です。理由として、昔はこのタグが、ふつうの訪問者には見えない、関係のない語を詰め込む場所になっていたことを挙げ、「keywords meta タグは頻繁に悪用されていたため、Google は何年も前から keywords meta タグを無視するようにしています。」と書いています。書き手が自分で申告する欄なので、いくらでも盛れてしまう、ということだと私は読んでいます。

17年前の記事ですが、いまのページの冒頭には「ただし、Google が keywords meta タグをサポートしていないという点は現在も変わりません。」という注記があります(英語版は "However Google still doesn't support the keywords meta tag.")。将来使う可能性についても、2009年の時点で「その可能性は低いと考えられます。」と書かれています。

設定欄があるときの扱い:Google検索のためなら空のままでいい、消さなくてもいい

新しく書く記事は、空のままでいい

Google検索のためには、欄は空のままでかまいません。インデックス登録にもランキングにも影響しないので、空にしておいて下がることもありません。何個まで書くか、カンマで区切るか、といった書き方の決まりを調べる時間も、Google検索のためには要りません。

すでに入っている分は、急いで消さなくていい

meta タグの一覧は「サイトにとって重要なタグであれば他の meta タグを使用できますが、Google がサポートしていない meta タグは無視されます。」とも書いています。無視されるタグなので、過去の記事に入っている分を1本ずつ消して回る必要はありません。整理したければ消してもかまいませんが、消したことで順位が動くことも、Googleの文書からは考えにくいです。

2009年のブログには、ほかの会社が自分の会社名を keywords のタグに入れていたら問題視すべきか、という例も出てきます。答えは、Googleのウェブ検索に関する限り、その時点(2009年9月)で問題視する必要はない、でした。冒頭の注記のとおりサポートしていない点が変わっていないなら、ほかのブログに語をまねされても、Google検索の順位を気にする理由にはなりません。

Google以外の検索エンジンは、ここでは扱わない

Google以外の検索エンジンがメタキーワードをどう扱うかは、今回は公式の原文で確かめていないので、この記事では書きません。Google以外からの流入を意識して欄を使うかどうかは、その検索エンジンの公式の説明を見てから決めてください。

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狙う語を伝える場所は、タイトル・見出し・本文

メタキーワードが使われないなら、読者が検索する語はどこで伝わるのか。答えは、読者にも見えている場所です。スターターガイドは同じ節で、同じ語を何度も繰り返すキーワードの乱用は、読む人をうんざりさせるうえにスパムに関するポリシーに違反する、とも書いています。見えない欄に語を並べる代わりに、見える場所に自然に入れる、という向きです。どこにどう入れるかはブログのキーワードの入れ方は?回数や出現率ではなく置く場所で決めるにまとめました。

同じ head の中でも、メタディスクリプションは Google がサポートしている側のタグです。検索結果の説明文(スニペット)に使われることがあります。こちらの書き方はメタディスクリプションの意味と書き方、書き換えられたら本文の1段落目を直すに書きました。

書いた語ではなく、実際に表示された語を見る

メタキーワードの欄に何を書いても、Googleがそれを見て記事を出すことはありません。記事がどんな語で検索結果に出ているかは、Search Consoleの検索パフォーマンスにある「クエリ」で分かります。書き手が狙って決める「キーワード」と、読者が実際に入力した「クエリ」の違いはキーワードとクエリの違いは?書き手が決める語と、サーチコンソールに出る検索語句に、クエリとページの数字をどう突き合わせるかはサーチコンソールのクエリとページの違い、CSVでは2つがつながりませんに書きました。

欄を埋める時間は、すでに検索結果に出ている記事のタイトルや本文を直す時間に回したほうが、目に見える違いにつながります。私は、表示回数があり、平均掲載順位が4.0〜20.5位にいる記事から見ています。検索結果には出ているのに、クリックまで届いていないかもしれない記事だからです。

よくある質問

メタキーワードを書くと、ペナルティになりますか

Googleの meta タグの一覧は、meta-keyword タグはインデックス登録にもランキングにもまったく影響しない、と書いています。書いたことで下がる、という記述は、私が読んだ3つの文書のどれにもありませんでした。上がりも下がりもしない、と読むのが原文に近いです。

メタキーワードは何個まで書けばいいですか

Google検索では使われないので、Googleのための個数の目安はありません。3つの文書のどれにも、個数の決まりは書かれていませんでした。

メタディスクリプションも意味がないのですか

別物です。description は Google がサポートしている meta タグの一覧に入っていて、検索結果の説明文に使われる場合があります。意味がないと言われる理由と書き方はメタディスクリプションの意味と書き方、書き換えられたら本文の1段落目を直すにまとめました。

自分のページの meta タグがGoogleにどう見えているかは、どこで確かめられますか

meta タグの一覧は「ページの meta タグと属性の確認には、URL 検査ツールを使用できます。」と書いています。Search Consoleの URL 検査ツールです。ブラウザでページのソースを開いて name="keywords" を探すだけでも、タグが出ているかどうかは分かります。

まとめ

  • メタキーワードは head に書く <meta name="keywords"> のタグ。Googleの公式ドキュメントは、Google検索では使われず、インデックス登録にもランキングにもまったく影響しない、と書いている
  • SEOスターターガイドも、Googleが重要でないと考えることの1つ目に「Google 検索はキーワード メタタグを利用しません。」を挙げている
  • 2009年の公式ブログによれば、悪用が多かったため何年も前から無視している。いまのページにも「現在も変わりません」と注記がある
  • 書いても順位は上がらず、空でも下がらない。新しい記事は空のままでよく、入っている分を急いで消す必要もない
  • 狙う語はタイトル・見出し・本文で伝え、実際に表示された語はSearch Consoleのクエリで見る
  • Google以外の検索エンジンの扱いは、この記事では確かめていない

メタキーワードの欄に時間を使うより、すでに表示されている記事のうち、どれのタイトルや本文を直すかを切り分けるほうが先です。


その切り分けのために私が作ったツールがあるので、ここから宣伝として書きます。

Search Consoleの「ページ」タブのエクスポートをZIPのまま置くと、掲載順位が4.0〜20.5位のページを拾い、表示回数100回以上は通常判定、30〜99回は参考判定、30回未満は本文中心の監査に分けます。並び順は、通常判定 → 参考判定 → 本文中心の監査の順。前2つの中は CTR機会差の多い順、30回未満は表示回数の多い順です。 判定と、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、無料の1件を除いた3記事分の診断カードが対象です。3記事分が揃うとき(判定に出た候補が4件以上のとき)だけご案内します。生成の利用期限は購入から7日間で、月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。 CSVファイルそのものはブラウザの外に出ませんが、診断カードを出すときは選んだ1ページぶんの数値(URL・キーワード・順位・表示回数・CTR)を、タイトル取得を押したときは最大10件のURLを送ります。

⚠️ 判定に使うのは、Google検索のページごとの平均掲載順位・表示回数・CTRです(診断カードでは選んだ1ページの本文を読みます)。診断カードが記事のHTMLから取り出すのは、タイトル・メタディスクリプション・見出し・本文・本文中の画像のaltで、メタキーワード(name="keywords" のタグ)は読みません。欄を埋めても消しても、ツールの判定も、カードを作るときに読む材料も変わりません。表示回数が0の行は読み込み時に除くので、検索結果に出ていない記事は候補に出てきません。並べ替えるだけで、順位やクリック数が上がることを約束するものではなく、掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いブログでは、候補が0件になることがあります。

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Search Console の「ページ」CSVを貼ると、改善余地のある記事を順番に出します。 判定とご自分の記事1件分の診断カードは無料です。ログイン不要。CSVファイルはアップロードせず、ブラウザ内で解析します。

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この記事を書いた人

みやこし

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noteQiitaZenn

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