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ブログのキーワードの入れ方は?回数や出現率ではなく置く場所で決める

ブログのキーワードは何回、何%入れればいいのか。Googleのスパムに関するポリシーとSEOスターター ガイドを日本語版・英語版で確認すると、出現率や回数の基準はこの2ページに無く、線は詰め込みに引かれていました。読者の言葉をタイトル・書き出し・見出しに置く入れ方と、入れすぎの確かめ方。

この記事のまとめ

ブログのキーワードは、回数や出現率ではなく「どの言葉を、どこに置くか」で入れ方を決めます。2026年10月6日に Google の「スパムに関するポリシー」と「SEO スターター ガイド」を日本語版・英語版で確認したところ、出現率や「◯回」という基準はどちらにも書かれていませんでした(Google の文書全体を調べたわけではありません)。2ページが線を引いているのは回数ではなく詰め込みで、ランキングを操作する目的でキーワードを詰め込むことが「キーワードの乱用」としてポリシー違反に挙がっており、例として同じ単語や語句を不自然なほど繰り返すことなどが示されています。スターター ガイドはむしろ、言葉にバリエーションを持たせれば表示のチャンスが増えると書いています。読者が検索で使う言葉を、タイトル・書き出しの1段落目・見出しに、その節の中身として置けば足ります。

ブログのキーワードの入れ方は、何回入れるかを数えることではなく、読者が検索で使う言葉をタイトル・書き出し・見出しに置くことで決まります。

「出現率は◯%が目安」「本文に◯回入れる」と読んで、チェックツールに出た割合が足りないのか、逆に入れすぎてペナルティになるのかと迷っている人に向けて書いています。

読み終えたときには、回数の目安を探すのをやめて、手元の記事のどこに語が入っていればよく、どんな入れ方が詰め込みに当たるのかを、Google の文書の言葉で判断できるはずです。

書き終えた記事のうち、どれから見直すかを先に決めたい場合は、その並べ替えを機械にやらせる手もあります。それは記事の最後に書きます。

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「出現率◯%」「◯回」という目安は、Googleの文書のどこにあるのか

キーワードの入れ方を調べると、出現率(本文の中でその語が占める割合)の目安や、タイトル・見出し・本文に入れる回数の目安がよく出てきます。その数字が Google の文書から来ているのかを、キーワードの詰め込みについて Google が書いている2ページで確かめました。

2026年10月6日に両方の本文を取得し、メニューや埋め込みのプログラムを除いた本文だけで語を数えました。日本語版で「出現率」「密度」「割合」「回数」「パーセント」「%」、英語版で “density” “percent” “%” を探して、どれも本文に0回でした。同じ数え方で「キーワードの乱用」“Keyword stuffing” は見つかるので、数え方が空振りしているわけではありません。

見たのはこの2ページだけで、Google の文書全体を調べたわけではありません。ただ、キーワードの乱用を名指しで扱っているこの2ページに、割合や回数の物差しは出てきませんでした。代わりに書かれているのは、次の節の「詰め込み」の線です。

確認した2ページが線を引いているのは回数ではなく「詰め込み」

スパムに関するポリシーは、キーワードの乱用をこう定義しています。

キーワードの乱用とは、Google 検索結果のランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードや数字を詰め込むことです。キーワードの乱用では、不自然にリストやグループの形式を使ったり、関連性のない場所でキーワードが記載されたりする傾向があります。キーワードの乱用の例としては、次のようなものが挙げられます。

  • 実質的な付加価値のない電話番号の羅列
  • ウェブページが特定の都市や地域に関する検索結果の上位に掲載されるようにするために、都市名や地域名を羅列したテキストのブロック
  • 同じ単語や語句を不自然なほど繰り返すこと。…

3つ目の例のあとには、同じ語句を何度も繰り返した宣伝文の見本が載っています。英語版でも3つ目は “Repeating the same words or phrases so often that it sounds unnatural” で、書かれている基準は不自然に聞こえるほどという、読み手の側の感じ方です。何回目から、何%からという書き方はされていません。

SEO スターター ガイドも、「Google が重要でないと考えること」という節の中で、キーワードの乱用に1項目を割いています。

同じ言葉を何度も繰り返すことは(多少変化を持たせても)ユーザーをうんざりさせてしまうほか、キーワードの乱用は Google のスパムに関するポリシーに違反することにもなります。

2ページを並べると、線は「回数」ではなく、目的(ランキングを操作するため)・形(リストやグループ、関連性のない場所)・読み手への効き方(不自然、うんざりさせる)の3つで引かれている、と私は読みました。同じ語が5回出てくる記事でも、5回ともその節の話として自然に出ているなら、定義のどれにも当たりません。逆に2回でも、記事の末尾に関係のない語を並べた段落なら「関連性のない場所」に近づきます。

出現率を上げる作業が、ガイドの勧める向きと逆になる理由

スターター ガイドの同じ節には、もう1つ目を引く文があります。「コンテンツの最小長と最大長」という文字数の項目の中の文です。

言葉にバリエーションを持たせていれば(反復にならないように自然な書き方をしていれば)、単純に使用するキーワードが増えるので、Google 検索に表示されるチャンスは多くなります。

出現率は、同じ語を何回使ったかで上がる数字です。目安まで上げようとすると、言い換えていたところを同じ語に戻したり、同じ語を含む文を足したりすることになりがちです。ガイドが表示のチャンスにつながると書いているのは言い換えを含めて反復しない書き方のほうなので、出現率を上げる作業はその逆を向いている、と私は読みました。

さらに「読者の検索キーワードを予測する」の節には「ページにそのとおりの語句を明示的に使用する必要はありません」とあります(英語版は “even if you don't explicitly use the exact terms in them”)。Google の言語マッチング システムが、ページとさまざまな検索語句との関連性を把握できる、という説明と同じ文の後半です。同じ節は、詳しい人と初めての人では検索に使う言葉が違う(「シャルキュトリ」と「チーズボード」)ので、読者がどんな言葉で探すかを考えるよう書いています。

つまりスターター ガイドが求めているのは、同じ語を規定の回数そろえることではなく、読者が使う言葉で、その話を書くことです。これは「キーワードは入れなくていい」という意味ではありません。どの言葉で探されるかを考えたうえで、その言葉を読者の目に入る場所に置き、本文では言い換えを恐れずに書く、という順番になります。上位ページに一緒に出てくる語(共起語)を足す話も同じ構造で、語が多いのは十分に書いた結果のほうだという話は共起語とは、SEO効果は順番が逆、語が多いのは結果であって原因ではないに書きました。

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キーワードを入れる場所は、読者が最初に目にする3か所と本文

回数を数えない代わりに、場所で考えます。検索した人がまず目にするのはタイトルで、次に検索結果の説明文や記事の書き出し、記事を開いてからは見出しです。この3か所に読者の言葉が無いと、自分が探していた記事だと気づかれにくくなります。

場所入れ方回数の扱い
タイトル読者が検索で使う言葉を、そのまま入れる同じ語を重ねない
書き出しの1段落目狙う語をそのまま入れる入っていればよい
見出しその節が答えている問いを、読者の言葉で書く全部の見出しにそろえない
本文話の流れで自然に出る分だけ。言い換えも使う数えない

タイトル

タイトルには、読者が検索窓に打つ言葉をそのまま入れます。その語をタイトルの前半に置くのは、順位のためではなく、検索結果で後ろが切られたり、左から読まれて前半だけで判断されたりするからです。理由はタイトルのキーワードは前半に置くべきかに書きました。

書き出しの1段落目

記事の1段落目は、検索結果の説明文として抜き出されることがあるので、ここにも狙う語を入れておきます。書き出しをどう書くかは記事の書き出しはSEOで重要かにまとめています。

見出し

見出しは、その節が答えている問いを読者の言葉で書けば、狙う語やその言い換えは自然に入ります。全部の見出しに同じ語を入れると、見出しどうしの区別がつかなくなり、ガイドの言う「同じ言葉を何度も繰り返す」に近づきます。h1の数や見出しの順番といった見出しタグの規則は見出しタグはSEOに効く?h1の数と順番をGoogleの原文で確認で確かめました。そちらで見た7ページにも、見出しに語を何回入れるかの指定はありませんでした。

本文

本文では回数を数えません。話の流れで必要なところに狙う語が出て、それ以外は「この方法」「入れ方」のような言い換えや指示語で書きます。上に引いたとおり、ガイドは言い換えを含めた自然な書き方を、表示のチャンスにつながる側として書いています。キーワードを置いたあと、本文全体をどう書き進めるかはSEOライティングのコツは3段階に分かれるにまとめています。

そもそもどの語を狙うかはキーワード選定のやり方は?ブログは表示の有無で使うデータを変えるに、すでに公開している記事が実際にどの検索語で表示されているかの見方はサーチコンソールのクエリとページの違いに書きました。狙った語より、実際に表示されている語のほうが読者の言葉に近いことがあります。

入れすぎかどうかを、回数を数えずに確かめる

2ページに回数の基準が無いなら、入れすぎかどうかはどう判断するのか。私は、ポリシーの定義に出てくる言葉をそのまま確認の項目にしています。数字で区切れない分、定義に当たる形が無いかを見ます。

  1. 語を消しても文が成り立つか。狙う語を消して読んでも意味が変わらない文は、語を入れるために足した文の可能性があります(定義の「ランキングを操作する目的」「不自然」)
  2. 語だけが並んでいる箇所が無いか。記事の末尾や見出しの下に、関連する語を読点で並べただけの行があれば、定義の「不自然にリストやグループの形式を使ったり」に近づきます
  3. 話と関係のない場所に出てこないか。その語の話をしていない段落や、画像の中身と合わない説明文に同じ語が入っていれば「関連性のない場所」に近づきます
  4. 声に出して読んで、くどくないか。英語版の “so often that it sounds unnatural” は、読んだときに不自然に聞こえるかどうかを基準にしています

この記事もこの4つで見直しました。狙う語「ブログ キーワード 入れ方」はタイトルと1段落目に置き、本文では回数を数えていません。

よくある質問

キーワードの出現率は何%がいいですか

2026年10月6日に確認した Google の2ページ(スパムに関するポリシーと SEO スターター ガイドの日本語版・英語版)には、出現率の目安になる値は書かれていませんでした。Google の文書全体を調べたわけではありませんが、2ページが示しているのは割合ではなく、詰め込みや不自然な繰り返しを避けるという線です。チェックツールに出た割合は、目標にするより「同じ語を繰り返しすぎていないか」を見直すきっかけとして使うほうが、ガイドの書き方に沿います。

キーワードを入れすぎると、ペナルティになりますか

キーワードの乱用はスパムに関するポリシーへの違反として挙がっています。同じページは、違反を自動システムと必要に応じた人の審査で検出し、「場合によっては、手動による対策を実施します。」と書いたうえで、「Google のポリシーに違反しているサイトは、検索結果での掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあります。」としています。ただ、何回から違反になるという線は書かれていません。語を1つ足すこと自体が違反になるとも書かれておらず、問題になるのは上の確認項目のような置き方のほうです(共起語の記事のよくある質問でも同じ線で書いています)。

タイトルにキーワードを2回入れてもいいですか

回数の決まりは確認した2ページにありませんが、タイトルは短いので、同じ語を2回入れると読者が読める情報がその分減ります。1回入れて、残りの文字を記事の結論やほかの記事との違いに使えます。前半に置く理由はタイトルのキーワードは前半に置くべきかにあります。

画像のaltやリンクの文字にもキーワードを入れるべきですか

入れるべき場所として決まっているわけではなく、どちらも Google の文書(画像検索のドキュメントと、リンクに関するベスト プラクティス)で、キーワードの詰め込みに注意が書かれている場所です。altは画像の中身を説明する文として書き(画像SEOのalt属性の書き方とファイル名)、内部リンクの文字はリンク先に何があるかが分かる言葉にします(アンカーテキストの書き方)。その結果として狙う語が入るのはかまいません。

公開済みの記事の出現率が高かったら、直したほうがいいですか

出現率の数字そのものを理由に直す必要はありません。上の4つの確認項目に当たる箇所(語だけを並べた行、話と関係のない場所への記載など)があれば、そこは直します。直すときは変更前の文を控えておき、ほかに直すところと一緒に1回のリライトでまとめて反映します。工程の全体はSEOリライトのやり方、ブログの手順5工程と各工程で詰まる点にまとめています。

まとめ

  • 2026年10月6日に確認した Google の2ページ(スパムに関するポリシー、SEO スターター ガイド。日本語版・英語版)には、キーワードの出現率や「◯回」という基準は書かれていなかった(Google の文書全体を調べたわけではない)
  • 2ページが線を引いているのは詰め込み。ランキングを操作する目的でキーワードを詰め込むことが「キーワードの乱用」としてポリシー違反に挙がっている。例には同じ単語や語句を不自然なほど繰り返すことなどがあり、リストやグループの形式・関連性のない場所での記載がその傾向として書かれている
  • スターター ガイドは、言葉にバリエーションを持たせれば使うキーワードが増えて表示のチャンスが増える、と書いている。同じ語を繰り返して出現率を上げる作業は、その逆を向いていると読める
  • 入れ方は「どの言葉を、どこに」で決める。読者が検索で使う言葉を、タイトル・書き出しの1段落目・見出しに、その節の中身として置き、本文では言い換えも使って数えずに書く
  • 入れすぎかどうかは、語を消しても文が成り立つか・語だけ並んだ箇所が無いか・関係のない場所に出ていないか・声に出してくどくないか、で確かめる。何回から違反という線は書かれていない

ここからは、私が作ったツールの話になります。

見直す記事を選ぶところ(順位の割にクリックされていない分、つまりCTR機会差が大きい順に並べます)と、そのページで何を書き足すかを出すところを手伝うツールを作りました。サーチコンソールのエクスポートをZIPのまま置くと、4.0〜20.5位のページを、表示回数100回以上は通常判定、30〜99回は参考判定、30回未満は本文中心の監査に分けて並べます。選んだページに狙いキーワードを手で入れると、診断カードが検索意図との一致や記事内で答えるべき論点、見出し構成の提案を出します。キーワードの回数や出現率は数えません。この記事と同じく、何回入っているかより、読者の問いに答えているかを見るためです。なお、診断カードの比較は実際の検索結果や競合ページを取得したものではなく、狙いキーワードから推定した基準との比較です。 判定と候補3記事のCTR機会差の確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、無料の1件を除いた3記事分の診断カードが対象です。3記事分が揃うとき(判定に出た候補が4件以上のとき)だけご案内します。生成の利用期限は購入から7日間で、月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。 CSVファイルそのものはブラウザの外に出ませんが、診断カードを出すときは選んだ1ページぶんの数値(URL・キーワード・順位・表示回数・CTR)を、タイトル取得を押したときは最大10件のURLを送ります。

⚠️ 直したあとの効果を自動で追いかける機能はありません。順位や表示回数が上がることを約束するものでもなく、掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いブログでは、候補が0件になることがあります。

Search ConsoleのZIPで無料判定する

Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。

この記事の内容をツールにしています

Search Console の「ページ」CSVを貼ると、改善余地のある記事を順番に出します。 判定とご自分の記事1件分の診断カードは無料です。ログイン不要。CSVファイルはアップロードせず、ブラウザ内で解析します。

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この記事を書いた人

みやこし

ブログのリライトで「どの記事を直すか」を数字で決めるSEOライター向けツールを作っています。 掲載順位ごとの平均クリック率、AI Overviewによるクリック減の補正、タイトルの直し方など。

noteQiitaZenn

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