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サーチコンソールのリンクレポートの見方、被リンクより内部リンクの表を見る

サーチコンソールのリンクレポートは外部リンクの3つの表と内部リンクの表でできています。被リンクは自分では増やせず、増やす手はスパムポリシーに例として並びます。個人ブログが動かせるのは内部リンクの側で、表は多い順に並ぶため末尾に内部リンクが1〜2本しかない記事が出ます。

この記事のまとめ

サーチコンソールのリンクレポートは外部リンクの3つの表と、内部リンクの表でできています。個人ブログで実務に使えるのは内部リンクの側です。外部リンク(被リンク)は自分では増やせず、増やしにいく手はGoogleのスパムに関するポリシーに例として並んでいるからです。内部リンクの表はリンクの多い順に並ぶので、末尾を見ると内部リンクがほとんど付いていない自分の記事が見つかります。Googleのドキュメントには「関心のあるすべてのページに、同じサイト上の少なくとも 1 つ以上の別のページからのリンクがあることが推奨されます」とあり、そこを埋めるのがこの画面のいちばん現実的な使い道です。

Search Console の左メニューにある「リンク」を開くと、知らないドメイン名と数字が並んでいます。眺めてはみたものの、そこから何をすればいいのかが分からないまま閉じた人は多いと思います。

先に結論を書きます。この画面で個人ブログが手を動かせるのは、内部リンクの表だけです。

外部リンク(被リンク)の表は、確認には使えますが、自分で数字を動かす手段がありません。一方で内部リンクは全部自分が貼ったものなので、今日から増やせます。

この記事で扱うのはリンクの話だけです。クリック数や掲載順位のほうを直したい場合は、そちらの数字から見たほうが早いです。

次に直す記事を自分のデータで調べる

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リンクレポートとは、検出済みのリンクのサンプルを一覧する画面

リンクレポートとは、Google が検出したリンクを「外部リンク」と「内部リンク」に分けて一覧できる、Search Console の画面です。

あわせて用語もそろえておきます。被リンク(バックリンク)とは、別のサイトのページから自分のサイトのページに向けて設置されたリンクのことです。ヘルプにもこの定義がそのまま書かれています。リンクレポートでは、これが「外部リンク」として集計されます。

中身は次のように分かれています。

区分表何が並ぶか
外部リンク上位のリンクされているページ他のサイトから最もリンクされている、自分のページ
外部リンク上位のリンク元サイト自分のサイトへのリンク数が最も多い、相手のサイト
外部リンク上位のリンク元テキスト他のサイトが自分へのリンクに使った文字
内部リンク上位のリンクされているページ自分のサイト内から最もリンクされている、自分のページ

表の中のURLを選ぶと、もう一段だけ深く見られます。外部リンク側ではそのページにリンクしている上位のサイトが、内部リンク側ではそのページにリンクしている自分のページが出ます。

外部と内部に「上位のリンクされているページ」という同じ名前の表があるので、見ているのがどちらの区分かは毎回確かめてください。ヘルプの中でも、内部リンクの表は「上位の内部リンクページ」と書かれている箇所と「上位のリンクされているページ」と書かれている箇所があり、呼び名が一本化されていません。

サーチコンソールのリンクレポートで内部リンク表の末尾を見る手順

この記事の引用は、2026-08-21 にSearch Console ヘルプ「リンクレポート」の日本語版を取得して照合したものです。なおこのページには、AI技術を使って翻訳されたコンテンツが含まれている場合がある、という注記がGoogle自身によって付いています。表現が気になったときは英語版も並べて読んでください。

外部リンクの3つの表は、個人ブログでは「確認」で終わる

被リンクを調べたくてこの画面に来る人がいちばん多いはずなので、先にこちらを片付けます。

ヘルプが挙げているこの3つの表の用途は、どれも「確認」です。最もリンクされているページが自分の想定どおりか。リンク元として並んでいるサイトに見覚えがあるか。リンクに使われている文字がスパム的でないか。

踏み込んだ行動として書かれているのは1つだけで、知らないサイトやスパムの可能性があるサイトが出てきた場合に、削除依頼をするか、否認するというものです。つまり減らす方向の操作しかありません。

増やす方向の操作が書かれていないのには理由があります。外部リンクを張るかどうかを決めるのは相手のサイトであって、自分ではないからです。

では自分で作ればいいのか、というと、そこがまさにGoogleのスパムに関するポリシーが名指ししている領域です。同ページには「リンクスパムとは、検索ランキングを操作することを主な目的として、サイトへのリンクやサイトからのリンクを作成する行為です」とあり、例として次のようなものが並んでいます。

  • ランキングを上げることを目的としたリンクの売買(金銭・物品・サービスのやり取りを含む)
  • 過剰な相互リンク、相互リンクのみを目的としたパートナーページの作成
  • 自動化されたプログラムやサービスを使って自分のサイトへのリンクを作成する
  • 質の低いディレクトリやブックマークサイトのリンク
  • フォーラムのコメントや署名に含める作為的なリンク

個人ブログが「被リンクを増やそう」として思いつく手は、だいたいこの一覧のどれかに当たります。だから外部リンクの表は、増やす対象ではなく、見張る対象として扱ってください。

なお、リンクと順位の関係について公式に確認できるのは、「Google は、ページの関連性を判断し、クロールする新しいページを見つける際にリンクをシグナルとして使用します」という記述までです。被リンクが増えれば順位が上がる、とは書かれていません。シグナルとして使うことと、増やせば上がることは別の主張です。

この表がはっきり役に立つ場面が1つだけあります。記事を消すときです。外部リンクが付いているURLを消すと、そのリンクの行き先が失われます。判断の手順は古い記事を削除するとSEOの評価は上がるのかにまとめました。

直す記事と作業内容を決める

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なお自分が外へ出すリンクに rel 属性が要るかは別の話です(nofollow・sponsored・ugcの使い分け)。

内部リンクの表は、末尾から読む

ここからがこの記事の本題です。

内部リンクの表はリンクの多い順に並びます。上から読むと、トップページ・カテゴリ一覧・プロフィールといった、メニューやサイドバーに入っているページが並びます。これは当たり前で、全記事から1本ずつリンクされているからです。

上位に来ることと、そのページが重要であることは関係がありません。テンプレートに入っているかどうかを見ているだけです。

情報があるのは反対側です。表を末尾までスクロールすると、内部リンクが1本か2本しか付いていない自分の記事が出てきます。これは「メニューからは辿れず、他の記事からも紹介されていない記事」という意味です。

なぜそこを埋めるのか。Googleの「リンクに関するベスト プラクティス」には、「関心のあるすべてのページに、同じサイト上の少なくとも 1 つ以上の別のページからのリンクがあることが推奨されます」と書かれています。同じページには「1 ページあたりに含まれるリンクの数に関して、理想的な値というものはありません」ともあるので、目標本数ではなく、ゼロに近いページを無くすという読み方が実態に合います。

リンクレポート側の説明も同じ方向です。内部リンクの表の用途として書かれているのは、主要なページが適切にリンクされているかの確認と、サイト内の導線を整理して、利用者が最小クリック数でページ間を移動できるようにすることです。順位を上げる手段としては説明されていません。

「上に伸ばす」ではなく「下を埋める」画面だと思ってください。

末尾のページを拾って、本文中からリンクを足す

実際の手順は4段階です。

  1. 内部リンクの表を末尾まで開く。表の下にある「詳細」から一覧を出します
  2. 記事ページ以外を除く。タグページ、月別アーカイブ、プライバシーポリシーなどは、内部リンクが少なくても問題ありません
  3. 残った記事のうち、読まれてほしいものを選ぶ。ここで選ぶのは「リンクを足す先」です
  4. その記事のテーマに触れている既存記事の本文中から、リンクを貼る。

4段目の「どの記事から貼るか」「本文のどこに置くか」は、この画面では分かりません。貼り元の探し方は内部リンクはどこに貼るかに、リンクにする文字の決め方はアンカーテキストの書き方に分けて書いてあります。リンクレポートは「どのページに足すか」を決める画面で、「どこから、どんな文字で貼るか」は別の作業です。

数え方でつまずきやすい点を1つだけ。同じ記事から同じ記事へ2本貼っても、内部リンクの数は1しか増えません。ヘルプに「重複するリンクは統合されます」とあり、パラメータを除いた後で同じ元URLから同じ先URLへ向かうリンクは1本として扱われるためです。数を増やしたいなら、別々の記事から貼る必要があります。

逆に言うと、テンプレートのリンクは強く効きます。記事が80本あるブログで、全記事のフッターからプロフィールページへリンクしていれば、プロフィールページの内部リンクは80本前後になります。80本の記事ページそれぞれから1本ずつ数えられるからです(数字は説明のための例です)。

この表の数字を読み間違えやすい5点

リンクレポートの数字は、正確な集計ではありません。ヘルプに明記されている前提を先に押さえてください。

公式に書かれていること読み方への影響
すべてのリンクを網羅したものではなく、内部リンクと外部リンクのサンプルが表示される数字は概数として扱う。1本の差を追わない
表の行数は1,000行に制限されており、大規模なサイトでは切り捨てられる場合があるページ数が1,000未満なら末尾まで見える。超えると末尾は表に出ない
Googleがこれまでに検出したリンクが含まれ、すでに削除された可能性がある外部リンクの数は「今ある数」ではない
リンクが nofollow としてマークされているかどうかは示されない被リンクの質は、この表だけでは判断できない
「サイト」は実際にはルートドメインでグループ化される(プロトコル・サブドメイン・サブディレクトリを除く)www有無やサブドメインは合算される。ただしTLDは別扱い

2行目は個人ブログにとって朗報です。記事数が1,000に届かないうちは、末尾まで表に出ます。この記事の手順が成立するのは、その規模のあいだです。

よくある質問

被リンクを増やせば検索順位は上がりますか

公式のドキュメントで確認できるのは「Google は、ページの関連性を判断し、クロールする新しいページを見つける際にリンクをシグナルとして使用します」という記述までで、増やせば順位が上がるとは書かれていません。そのうえで、スパムに関するポリシーにはリンクの売買・過剰な相互リンク・自動生成されたリンクなどが例として挙がっています。自分で作りにいく方向は、ここに当たる可能性があります。リンクレポートの外部リンクは、増やす対象ではなく見張る対象として使ってください。

内部リンクを増やせば順位は上がりますか

これも順位が上がるとは書かれていません。ヘルプが内部リンクの用途として挙げているのは、主要ページが適切にリンクされているかの確認と、サイト内の導線を整理して最小クリック数で移動できるようにすることです。ベストプラクティス側にある「関心のあるすべてのページに、同じサイト上の少なくとも 1 つ以上の別のページからのリンクがあることが推奨されます」を、推奨として受け取るのが正確です。なお、内部リンクをリンクスパムの例として名指しした記述は、スパムに関するポリシーのページには見当たりませんでした(公式全体の話ではなく、このページを読んだ限りの話です)。

リンクレポートに外部リンクが1件も出ません。異常ですか

立ち上げて間もない個人ブログでは珍しくありません。このレポートはサンプルであり、インデックス登録されていないページなど、さまざまな理由でURLが省略される場合があるとヘルプに書かれています。0件だからといって手を打つ先が外部リンクになるわけではありません。操作できるのは内部リンクの側なので、末尾から埋めてください。

リンクのデータはどこまで書き出せますか

ヘルプにはエクスポートの上限が2種類書かれています。外部リンクのランディングページでは「最新のリンク」「その他のサンプルリンク」を最大100,000行まで、1つの表を含むページではダウンロードボタンから最大1,000行までです。内部リンクの表がどちらに当たるかは、このページには明記されていませんでした。画面上の表が1,000行で切られる点は、区分にかかわらず共通です。

まとめ

  • リンクレポートは外部リンクの3つの表(上位のリンクされているページ・上位のリンク元サイト・上位のリンク元テキスト)と、内部リンクの表でできている
  • 外部リンクは確認と見張りにしか使えない。ヘルプが挙げる操作は削除依頼と否認で、増やす方向の手はスパムに関するポリシーの例に並ぶ
  • 公式で確認できるのは「リンクをシグナルとして使用します」まで。被リンクでも内部リンクでも、増やせば順位が上がるとは書かれていない
  • 内部リンクの表は末尾から読む。上位はメニューやサイドバーに入っているページで、情報があるのは1〜2本しか付いていない記事のほう
  • 足すのは本文中から、別々の記事から。同じ記事から2本貼っても重複は統合されて1本になる
  • 数字はサンプルで、表は1,000行まで。記事数がそれ未満のうちは末尾まで見えるので、この手順が使える

ここから先は、私が作ったツールの話です。

Search Console の「ページ」CSVを貼ると、掲載順位4.0〜20.5位・表示回数100回以上のページだけを拾い、改善余地スコア(表示回数 × 期待CTRとの差)の大きい順に並べるツールを作りました。ZIPのまま貼れるので、解凍もファイル選びも要りません。判定と候補3記事の改善余地スコアの確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料で、残りの診断カードが2,980円(税込)の買い切りです。月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。CSVファイルそのものはブラウザの外に出ません(診断カードを出すときに選んだ1ページのURL・数値・入力したキーワードを、「ページタイトルを取得する」を押したときに判定に出たページのURLを最大10件送ります)。

⚠️ ただし、この記事の作業には向きません。判定に使っているのは掲載順位と表示回数だけで、リンクのデータは一切見ていません。内部リンクが何本付いているか、どのページが末尾にいるかは分かりませんし、リンクを足した効果も判定できません。内部リンクの整理をしたい日は、リンクレポートを直接開いてください。役に立つのは「表示はされているのにクリックされていない記事」を選ぶときです。数字の見る順番はサーチコンソールの見方にまとめてあります。

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この記事を書いた人

みやこし

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noteQiitaZenn

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