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100記事書いてもアクセスがないのはなぜ?135本公開して分かった増える数字と増えない数字

記事を増やすと表示回数は増えますが、クリックは比例しません。1か月で135本を公開したこのサイトの28日間の実測は表示367回・クリック9回・平均31.9位。検索結果に出た記事は64本でした。本数が足りない段階か、本数では動かない段階かを2つの列で見分けます。

この記事のまとめ

記事を増やすと表示回数は増えますが、クリックは比例しません。1か月で135本を公開したこのサイトの実測は、2026年8月14日から9月11日の28日間で表示367回・クリック9回・平均掲載順位31.9位でした。

原因は「書いた本数」と「検索結果で見える位置にある本数」が別物だからです。135本のうち、同じ期間に検索結果へ一度でも出た記事は64本でした。

次にやることは記事数では決まりません。掲載順位4.0〜20.5位で表示回数100回以上のページがあるかどうかで、書き足す段階と、1本あたりの順位を上げる段階に分かれます。

本数ではなく、伸ばせるページの有無で次を決める
図は左右にスクロールして読めます。

1か月で135本出して、クリックは1日あたり0.3回でした。記事数を増やすと表示回数は増えますが、クリックはついてきません。

この記事は、100記事前後まで書いたのにアクセスが動かず、次に何をすればいいか決めかねている人に向けて書いています。

読み終えると、いま自分が「本数が足りない段階」なのか「本数では動かない段階」なのかを、サーチコンソールの2つの列で判断できるようになります。

次に直す記事を自分のデータで調べる

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1か月で135本公開して、実際に動いた数字

このサイトは2026年8月10日に最初の記事を出し、約1か月で135本を公開しました(この記事を除いた数です)。SEOの判定ツールを作っている都合上、自分のサイトの数字は毎週見ています。

2026年9月13日時点で、直近28日間の実測はこうなりました。

指標実測値
公開記事数135本
表示回数367回
クリック9回
平均掲載順位31.9位
検索結果に一度でも出た記事64本

1か月で135本出せたのは、AIに書かせているからです。ただし公開前に、公式ドキュメントとの照合と、他の記事と矛盾していないかの検証を通しています。

書いた記事の質を棚に上げるつもりはありません。それでもこの数字は、「記事数を増やす」という打ち手が何をもたらすかをそのまま見せています。

本数を増やすと、何が増えて何が増えないのか

本数を増やしたことで、表示回数と、検索結果に出る記事数は増えました。2026年8月1日から8月29日は56本、8月14日から9月11日は64本です。

一方で、平均掲載順位は同じ2つの期間で33.8位から31.9位までしか動いていません(2つの期間は一部重なっています)。クリックが増えないのは、ここです。30位前後は検索結果の3〜4ページ目で、そこまで進む人はほとんどいません。

つまり本数を増やすと、検索結果の「見えない場所」にいるページが増えます。棚は広がりますが、客の目に入る高さには並んでいない状態です。

なぜ半分近くが検索結果に出てこないのか

135本のうち、検索結果に一度でも出た記事は64本でした。残る71本は表示回数が0です。

ここで多くの人が「インデックスされていないのでは」と考えます。私もそう考えて、2026年9月1日にURL検査ツールで1本ずつ調べました。結果は逆でした。

2026年9月1日に調べたとき、未露出だった記事のほぼすべてがインデックス登録済みでした(当時の公開記事は120本、未露出は6割ほど)。登録されているのに、検索結果に出てこない。

登録されることと、順位が付くことは別の工程です。登録は索引に載っただけで、そこから候補として選ばれ、順番が付いて、上のほうにあるものだけが画面に出ます。

登録されていない側の原因と切り分けは インデックスされない原因は2系統に分かれる、確認できるものから潰すに、「検出 - インデックス未登録」と表示されたときの読み方は 「検出 - インデックス未登録」はまだ読まれていない、クロール済みとの違いにまとめました。

「100記事の壁」という言い方が隠していること

100記事を目標にする考え方が広まったのは、本数が増えればサイト全体が評価される、という前提があるからだと思います。

ただ、この前提は検証しにくい形をしています。100記事に到達した人はたいてい数か月かけているので、本数が効いたのか、時間が効いたのか、その間に上手くなったのかを分けられません。

このサイトは1か月で135本を出したので、その3つのうち「時間」だけがほとんど動いていません。そして順位も動きませんでした。本数だけでは、1か月で順位は動きませんでした。

もうひとつ、本数という指標には都合のいい性質があります。自分で決められて、毎日進捗が出ます。順位や表示回数は他人が決めるので、やってもすぐには動きません。手が動く感触がある側に、時間が寄っていきます。

直す記事と作業内容を決める

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本数が足りない段階か、本数では動かない段階か

この2つは、サーチコンソールの2つの列で分かれます。「検索パフォーマンス」を開き、ページ別の表示回数と掲載順位を見ます。

状態次にやること
表示回数100回以上のページが0本まだ書く段階。判定できる材料がない
表示回数はあるが、順位が20位より下ばかり本文を厚くする段階。本数を足しても同じ位置に増えるだけ
4.0〜20.5位で表示回数100回以上のページがあるそのページを直す段階。新規より効率がいい

分かれ目は「順位を判断できるだけの表示回数があるか」です。表示回数が2桁のページは、順位が上下しても偶然と区別できません。

この表を自分のサイトに当てはめると、1行目になります。ページ別に見ると最も多いページでも28日間で32回しかなく、100回を超えるページは1本もありません。135本書いても、まだ判定できる材料が無い段階です。

表示回数が0のページをどう扱うかは サーチコンソールで表示回数が0のとき、表示されない原因を3つに切り分けるに、候補が1本も出ないときの判断は 表示回数が少ないブログは何をリライトする?候補が0件のときの判断に書きました。

本数を増やすほうが正しい場合もある

本数が無駄だという話ではありません。表示回数がどのページも2桁以下なら、判断材料そのものが足りていないので、書く以外にやることがありません。

そのときに効くのは、本数よりも狙う語の選び方です。競合の多い語で100本書いても表示回数は増えませんが、すでに少しだけ拾えている語で書き足すと、表示回数は動きます。

すでに拾えている語の見つけ方は ロングテールキーワードの選び方、探すのではなく、すでに拾っている語から選ぶに、リライトと新規のどちらを優先するかは リライトと新規記事はどっちを優先すべきか、判定できるページが何本あるかで決まるにまとめました。

よくある質問

135本で表示367回は、少なすぎませんか

少ないです。ドメインを取ったのが2026年8月で、被リンクもほとんどありません。新しいサイトが1か月で得られる露出としては、こんなものだと考えています。

135本という本数自体に意味はありません。順位が動かなかったのは、本数とは別の理由です。

100記事書く前にリライトを始めてもいいですか

本数ではなく、判定できるページ(掲載順位4.0〜20.5位・表示回数100回以上)が1本でもあるかで決まります。詳しくは ブログは何記事からリライトを始めるか、本数ではなく判定できる1本で決まるに書きました。

記事数が多いとサイト全体の評価が上がると聞きました

Google検索セントラルに「記事数が多いと評価が上がる」という記述は見つかりませんでした。確認したのは検索の仕組み、クロールバジェット管理、そして「ユーザーの役に立つ、信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」の3つのガイドです。前の2つにあるのは「インデックス登録されるのは正規ページのみ」「すべてのURLが登録されるわけではない」という趣旨の記述でした。

3つ目には、見直すべき警告サインとして「なんらかの方法でサイトを『新鮮』に見せれば全体的な検索ランキングが向上すると信じて、大量の新しいコンテンツを追加したり大量の古いコンテンツを削除したりしていますか(そのようなことをしてもランキングは向上しません)」という質問が挙がっています。効かないとされているのは、この動機で増やす場合です。

本数そのものより、1本ずつが検索結果で見える位置にあるかが効いてきます。

まとめ

  • 記事を増やすと表示回数と露出ページ数は増えるが、クリックと順位は比例しない
  • 実測では2026年8月14日から9月11日の28日間で、135本に対し表示367回・クリック9回・平均31.9位。検索結果に出た記事は64本で、残る71本は表示0だった
  • 未露出のページは未登録とは限らない。9月1日の調査では60本中59本が登録済みだった
  • 次にやることは、表示回数と掲載順位の2列で決まる。本数は判断材料にならない
  • 表示回数がどれも2桁以下なら書く段階。ただし本数より狙う語のほうが効く

手作業で仕分けるのが面倒な場合

ここからは、私が作っているツールの宣伝です。上の表の仕分けは、ページ数が増えるほど手間になります。サーチコンソールの「ページ」CSVを貼ると、表示回数と掲載順位から「いま直すと効く順」に並べるツールを作りました。この記事で書いた3つの状態を、自動で判定します。

判定に出るのは掲載順位4.0〜20.5位・表示回数100回以上のページだけです。この記事の基準をそのまま実装しているので、条件に届かないページは最初から出てきません。

判定と、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。残りの診断カードが2,980円(税込)の買い切りで、月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。

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この記事を書いた人

みやこし

ブログのリライトで「どの記事を直すか」を数字で決めるSEOライター向けツールを作っています。 掲載順位ごとの平均クリック率、AI Overviewによるクリック減の補正、タイトルの直し方など。

noteQiitaZenn

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