この記事のまとめ
WordPress のテーマを替えて順位が下がるかどうかは、替える前には断定できません。この記事で読んだ Google のページに、テーマごとに SEO の強さを分ける記述は見当たりませんでした。テーマ変更で変わりうるのは、テーマが出している部分です。title 要素と h1、description・canonical・robots、構造化データ、パンくずや関連記事などテーマが作るリンク、Search Console の確認タグと計測タグの5つです。
替える前に、よく読まれている記事のページのソースでこの5つを控え、Search Console の数字も控えておきます。替えたあとは、同じ長さの期間で記事ごとに比べます。下がった記事は、サイト全体ではなく記事単位で、控えたソースと今のソースを見比べて、どこが変わったかを探します。
Cocoon から SWELL に、あるいは別のテーマに乗り換えたい。でも「テーマを変えたら順位が落ちた」という話を見て、手が止まっている。そんな人に向けて書いています。
先に答えを書くと、テーマ変更で順位が下がるかどうかは、替える前には誰にも言い切れません。ただ、テーマを替えると何が変わりうるかは分かっていて、それは替える前に控えておけます。読み終えるころには、替える前に控える5つと、替えたあとに何と何を比べればいいかが分かるはずです。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。
結論: 下がるかは断定できない。変わりうるものを控えて、後で比べる
WordPress のテーマは、記事の見た目だけでなく、ページの head に出すタグや、記事のまわりのリンク(パンくず・関連記事・サイドバー)も作っています。テーマを替えると、本文は同じでも、Google が読むページの中身の一部が入れ替わります。何が入れ替わるかは、前のテーマと次のテーマの組み合わせと、入れているプラグインで決まるので、一般論では決まりません。
テーマ変更を名指しした Google の文書は、この記事のために探した範囲では見つかりませんでした。近いのは、URL が変わるサイト移転のガイドURL の変更を伴うサイト移転です。サイト移転の一般的なベスト プラクティスとして「一度に行う変更を 1 つのみにする」という項目があり、こう書かれています。
サイトに対する変更を 1 つずつ順に行い、すべてを同時に変更しないように変更内容を計画します。
続く例は、英語版では "update your site to use a new layout"(サイトを新しいレイアウトにする)をドメインの移転や CMS の変更と並べて、1つずつやるように書いています(日本語版の例文は訳が崩れているので、英語版で読みました)。同じページには、移転中の順位についてこうもあります。
サイトの大幅な変更があった場合は、Google がサイトを再クロールしてインデックスに登録し直す間にランキングが変動することがあります。
どちらも URL が変わる移転のページの文で、テーマ変更について書かれたものではありません。英語版も "you may experience ranking fluctuations" で、変動することがある、という書き方です。ここから私が受け取っているのは2つです。テーマ変更は、ほかの変更(ドメイン・URLの形・記事の書き直し)と同じ時期にやらない。そして、変わったあとの数字は、揺れることがある前提で見る。同時にやると、下がったときに何が原因か分からなくなるからです。
URL を変えない移転のほうのページ(ホスティングの変更)も読みましたが、こちらはサーバーや CDN を替える話で、デザインやテーマの変更の扱いは書かれていませんでした。ただ、テーマ変更にそのまま当てはまる一文があるので、あとの「控える5つ」で引きます。
「SEOに強いテーマ」はあるのか
テーマ選びで調べると、「SEOに強いテーマ」という言い方をよく見かけます。この記事で読んだ Google 検索セントラルのページ(上の2つと、タイトルリンク、SEO スターター ガイド)に、テーマやテンプレートごとに SEO の強さを分ける記述はありませんでした。SEO スターター ガイドは、タイトルについてこう書いています。
CMS を使用している場合は、タイトルに関して行う必要のある技術的な作業はないので、適切なタイトルを書くことに集中してください。
英語版は "you might not need to do anything technical" で、必要がないかもしれない、という書き方です。少なくとも、タイトルのためにテーマを選び直せ、とは書かれていません。
テーマの違いとして公式に確かめられるのは、強さではなく何をテーマが出し、何をプラグインに任せているかです。たとえば、Cocoon の FAQは「Cocoonには以下のSEO機能が標準で内蔵されています(「Cocoon設定」→「SEO」タブ)。」として、canonical タグと JSON-LD 構造化データの自動出力(どちらもデフォルト有効)などを挙げています。一方、SWELL の推奨プラグインのページはこう書いています。
SWELL本体には、ogpタグなどのmetaタグを生成・出力する機能がありませんので、metaタグを設定できるプラグインは必須です。
テーマというのは将来的に乗り換える可能性があるものですから、記事に関する重要なメタ情報はテーマ側で保存するよりプラグイン側で保存しておいた方がいいという考えで、あえてSWELLではそういう仕様にしています。
つまり、Cocoon から SWELL に替えると、description や OGP などの meta タグを出す役が、テーマからプラグインに移ります。canonical や構造化データを SWELL がどう扱うかは、このページには書かれていません。どちらが優れているという話ではなく、出す役が変わるので、替えたあとに出ているかを確かめる必要がある、という話です。本体・テーマ・プラグインのどれが何を出しているか、二重に出ていないかの数え方はWordPressのSEOプラグインは必要?に書きました。この記事では、同じページを替える前と後で見比べるところだけを扱います。
SWELL は既定で WordPress 本体のサイトマップを止めている、と公式に書かれています。替えたあとに、Search Console に送っているサイトマップの URL が開けるかも確かめてください(詳しくはWordPressのSEOプラグインは必要?二重出力をソースで確かめる)。
テーマを替える前に控える5つ
控えるのは、テーマが出しているか、テーマの設定画面に入れていた可能性があるものです。どれも、記事のページで「ページのソースを表示」を開き、検索すれば見つかります。
| 控えるもの | ソースで探す字 | 替えたあとに起きうること |
|---|---|---|
| 1. title 要素と h1 | <title・<h1 | サイト名の付け方や区切り記号が変わる。SEO 用に入れたタイトルが使われなくなる。h1 の位置や数が変わる |
| 2. description・canonical・robots | description・canonical・robots | 出す役(テーマ・プラグイン・本体)が変わり、出なくなる・二重になる・中身が変わる |
| 3. 構造化データ | application/ld+json | 出なくなる、型や中身が変わる、二重になる |
| 4. テーマが作るリンク | (ソースより画面で見る)パンくず・関連記事・サイドバー・目次 | 記事から出ていくリンクの数や行き先が変わる |
| 5. Search Console の確認タグと計測タグ | google-site-verification・G-で始まる測定ID | テーマの設定画面に入れていた場合、新しいテーマに引き継がれるかはテーマ次第。替えた直後にソースで確かめる |
1. title 要素と h1
検索結果に出る記事のタイトル(タイトルリンク)を、Google が何から作るか。Google 検索結果のタイトルリンク(見出し)の変更は、使うソースとして「<title> 要素内のテキスト」「ページに表示されるメインの視覚的タイトル(大見出し)」「<h1> 要素などの見出し要素」「og:title meta タグ内のテキスト」などを挙げ、最後に「WebSite 構造化データ」も入れています。この並びのうち、title 要素の組み立て方、h1 の置き方、og:title、構造化データは、どれもテーマかプラグインが作っている部分です。同じページには、こうもあります。
なお、これらのソースの更新を Google が認識するためには、ページの再クロールと再処理が必要であり、その更新には数日から数週間かかることがあります。
テーマを替えた翌日に検索結果のタイトルが変わっていなくても、まだ読み直されていないだけかもしれません。だから、替える前の title 要素と h1 を字のまま控えておき、替えたあとのソースと見比べます。投稿タイトルと SEO 用のタイトル欄のどちらが title 要素になるかは、テーマとプラグインの組み合わせで決まります。その確かめ方はSEOタイトルと投稿タイトルの違いに、h1 の数を気にするべきかは見出しタグはSEOに効く?に書きました。
2. description・canonical・robots
Cocoon の FAQ は、メタディスクリプションについて「Cocoonでは投稿編集画面下部の「SEO」メタボックスから記事ごとにメタディスクリプションを設定できます。未設定の場合は、記事本文の冒頭から自動生成されます。」と書いています。テーマの欄に入れた値が、ほかのテーマに替えたあとも読まれるかどうかは、この FAQ には書かれていませんでした。SWELL のページが「メタ情報はテーマ側で保存するよりプラグイン側で」と書いているのも、この心配があるからだと私は読んでいます。
読まれるかどうかを先に調べきるより、替える前の description・canonical・robots の行をソースからそのまま写しておくほうが確実です。替えたあとに同じ字で検索して、行が消えていないか、2本になっていないか、canonical の URL や robots の中身(noindex が入っていないか)が変わっていないかを見ます。canonical の仕組みはcanonicalタグの使い方にあります。
3. 構造化データ
Cocoon は JSON-LD 構造化データを既定で出すと FAQ に書いています。替えたあとに構造化データを誰が出すかは、新しいテーマとプラグインの組み合わせで変わります。ソースで application/ld+json を検索し、出ている数と、中の "@type" の値(BlogPosting、BreadcrumbList など)を控えておきます。構造化データが順位にどう関わるかは構造化データのSEO効果は順位ではないに、テーマがすでに出しているかの確かめ方はパンくずリストの構造化データは何を出すもの?にまとめています。
4. テーマが作るリンク
パンくず、関連記事、サイドバーの人気記事、目次は、本文に自分で書いたリンクではなく、テーマが作っているリンクです。テーマを替えると、これが出なくなったり、並ぶ記事が変わったりします。ソースで数えるのは大変なので、よく読まれている記事のページを、画面の上から下までスクリーンショットで残しておくのが手軽です。本文の中に自分で置いたリンクはテーマを替えても残るので、大事な記事への道は本文の中に作っておく、という考え方は内部リンクはどこに貼るかに書きました。
5. Search Console の確認タグと計測タグ
ここで、先ほどのホスティングの変更のページの一文が当てはまります。
同様に、コンテンツ マネジメント システム(CMS)のテンプレートに meta タグまたは Google アナリティクスを組み込んで所有権の確認を行っている場合は、新しい CMS コピーに同じものを組み込むようにします。
サーバーを替える場面の文ですが、テーマの設定画面に確認タグや計測タグを入れていた人には、テーマ変更でも同じことが起きえます。Cocoon の FAQ にも、Cocoon 設定のタブの1つとして「アクセス解析・認証」が挙がっています。測定IDについては「WordPress管理画面の「Cocoon設定」→「アクセス解析・認証」タブで設定できます。」とあります。
確認タグが消えたときのことは、Search Console ヘルプのサイトの所有権を確認するに書かれています。Search Console は確認トークンがあるかを定期的にチェックし、確認が有効でないと見なされて問題が解決されない場合は「一定の猶予期間の後に、該当のプロパティに対する権限が失効します。」。既存の確認方法がうまくいかなくなる例として、「誰かがウェブサイトのテンプレートを変更してタグを除去した場合」も挙がっています。テーマの設定欄に入れたタグが新しいテーマに引き継がれるかは、Cocoon の FAQ には書かれていません。だから替える前に、ソースで google-site-verification と G- で始まる測定IDを検索して、出ているかと、どこに入れていたかを控えます。確認が外れる経路と戻し方はサーチコンソールの所有権の確認ができないのはなぜ?自分に使える方法の決まり方にまとめました。
控え方の手順(替える前日までにやること)
全部の記事を控える必要はありません。比べる相手になる数本を決めて、そのページだけ控えます。
- 控えるページを選ぶ。Search Console の検索パフォーマンスで「ページ」タブを開き、クリック数の多い記事を数本と、掲載順位4.0〜20.5位あたりの記事を数本選びます。トップページとカテゴリーのページも1つずつ入れておくと、記事以外の型のページも比べられます。
- ソースを保存する。ブラウザでそのページを開いて「ページのソースを表示」を選び、全部をコピーしてテキストファイルに貼り、日付を付けて保存します。ログインしたままだと管理バーなどが混ざるので、ログアウトした状態(またはシークレット ウィンドウ)で開きます。
- 5つの字で検索して、出ている行を写す。上の表の「ソースで探す字」で1つずつ検索し、何行出ているかと、その行の中身をメモします。確認タグはトップページのソースで探します(Search Console のヘルプは、確認用のメタタグを「サイトのホームページのレンダリングされたソース」に置くとしています)。あとで比べるのはこのメモです。
- 画面を残す。同じページを上から下までスクリーンショットで残します。パンくず・関連記事・サイドバー・目次がどう出ていたかの記録になります。
- 数字を控え、変更日を決める。Search Console で、変更日の前日までの一定期間(私は28日にしています)のページの数字をエクスポートしておきます。テーマを替えた日もメモします。ドメインやURLの形を変える予定、記事をまとめて書き直す予定があれば、テーマ変更とは時期をずらします。
テーマを有効にしたら、その日のうちに同じページのソースを開き、3と同じ字で検索して見比べます。ここで見つかる差(description が出ていない、canonical が2本ある、確認タグが無い、など)は、順位の結果を待たずに直せます。
替えたあとに比べる数字
ソースの差を直したら、あとは数字です。Search Console の検索パフォーマンスで、変更日の前と後を、同じ長さの期間で比べます。前の28日と後の28日、のように揃え、テーマを替えた当日は外します。期間の長さが違うと、表示回数やクリック数は長いほうが多く出るだけなので、比べたことになりません。比べるときの注意はサーチコンソールの期間比較で間違えやすいことにまとめました。
| 見る数字 | どこで見るか | 見るときの注意 |
|---|---|---|
| サイト全体のクリック数・表示回数 | 検索パフォーマンスのグラフ(比較) | 全体の増減だけでは、どの記事がどう動いたか分からない。入り口として見る |
| 記事ごとの掲載順位・表示回数・クリック数・CTR | 「ページ」タブ(比較)、控えた記事の行 | 表示回数が少ない記事は、数回の差で大きく動いて見える |
| 控えた記事の検索結果のタイトル | その記事の主な語で、自分で検索して見る | ソースの title 要素の変化が、すぐ検索結果に出るとは限らない(数日から数週間) |
| (気になるなら)表示速度 | 控えた記事を、替える前と同じ道具で測る | 速度の数字と順位の関係は単純ではない |
速度を理由にテーマを替える人も多いと思いますが、速度と順位の関係はページ表示速度はSEOに効くかに書いたとおり、速くすれば上がるという単純な話ではありません。比べるなら、替える前に同じ記事を同じ道具で測っておきます。
変更から1〜2週間で一度、ソースの差と検索結果のタイトルが変わったかだけを見ます。数字を前と比べるのは、変更後の28日が揃ってからです(これは私のやり方で、Google の示した日数ではありません)。最初の1〜2週間は、まだ読み直されていないページも混ざっていて、揺れていても判断しません。どれくらい待つかの考え方はリライトの効果はいつ分かる?も参考にしてください。
下がった記事は、記事単位で見る
比べて下がっていたとき、すぐに「テーマのせいだ、元に戻そう」と決めないほうがいいと私は考えています。テーマを替えた時期に、コアアップデートや季節の波が重なることもあるからです。見る順番はこうしています。
- 下がった記事を、ページの行で特定する。サイト全体のグラフではなく、「ページ」タブで、どの記事の順位やクリック数が下がったかを見ます。
- その記事の、控えたソースと今のソースを5つで見比べる。title 要素が変わっていないか(サイト名が2回付いている、SEO 用のタイトルが使われていない、など)、description・canonical・robots・構造化データが消えたり増えたりしていないか、パンくずや関連記事が出なくなっていないかを見ます。
- 差があれば、その差だけを直す。title 要素の中身が変わっていた場合は、タイトルを変えたときと同じ扱いになります。その場合の考え方は記事タイトルを変えると順位が下がる?に書きました。
- 差が見つからなければ、テーマ以外の理由も疑う。多くの記事が同じ時期に下がっているなら、テーマの出力の差をもう一度サイト全体で探します。差が見つからないまま一部の記事だけが下がっているなら、一時的な変動かどうかを検索順位の変動は一時的かの条件で、アップデートと重なっていないかをGoogleコアアップデートで順位が下がったときの対応の手順で確かめます。
どの記事が下がったかが分かっても、何本もあると、どれから手を付けるかで迷います。記事の数が多いとき、その並べ替えを機械にやらせる話は記事の最後に書きました。
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よくある質問
Cocoon から SWELL に替えると、SEO は下がりますか
下がるとも下がらないとも、替える前には言えません。公式のページから分かるのは、Cocoon は canonical や構造化データをテーマが出し、SWELL は OGP などの meta タグの出力をプラグインに任せる、という違いです。少なくとも meta タグを出す役は移ります。canonical や構造化データを SWELL がどう扱うかは、読んだページには書かれていませんでした。だから替える前にソースを控え、替えた直後に同じ字で検索して、出ていないものや二重のものが無いかを確かめます。そのうえで、同じ長さの期間で記事ごとに比べます。
「SEOに強いテーマ」を選べば、順位は上がりますか
この記事で読んだ Google のページには、テーマごとに SEO の強さを分ける記述はありませんでした。なので、私はテーマを「SEOに強いかどうか」では選んでいません。見ているのは、控えた5つ(title 要素と h1、description・canonical・robots、構造化データ、リンク、確認タグ)を、そのテーマとプラグインの組み合わせで二重にならずに出せるかどうかです。
下がったので元のテーマに戻せば、順位は戻りますか
戻したときにどうなるかを書いた公式の記述は、この記事で読んだページには見つけられませんでした。戻すのも、もう1回のテーマ変更です。私は、戻す前に、下がった記事の控えたソースと今のソースを見比べて、差を直すほうを先にしています。差を直しても戻らず、ほかの理由も見当たらないときに、戻すかを考えます。
サーバー移転やドメイン変更と、同じ日にテーマも替えていいですか
私は分けています。上で引いたとおり、Google のサイト移転のガイドは「一度に行う変更を 1 つのみにする」としていて、英語版の例には新しいレイアウトへの変更も入っています。同時にやると、下がったときにどれが原因か分からなくなります。ドメインごと引っ越す場合の Search Console の扱いはサイト移転でサーチコンソールは何をする?に書きました。
まとめ
- テーマ変更で順位が下がるかは、替える前には断定できない。この記事で読んだ Google のページに、テーマごとに SEO の強さを分ける記述は見当たらなかった
- 変わりうるのはテーマが出している部分。title 要素と h1、description・canonical・robots、構造化データ、テーマが作るリンク、Search Console の確認タグと計測タグの5つを、替える前にソースで控える
- Cocoon はテーマが canonical や構造化データを出し、SWELL は OGP などの meta タグをプラグインに任せる。替えると meta タグを出す役が移り、canonical や構造化データの扱いも組み合わせ次第なので、替えた直後に同じ字で検索して見比べる
- Search Console の数字は、変更日の前と後を同じ長さの期間で比べる。Google はタイトルリンクのソースの更新を認識するのに「数日から数週間かかることがあります」と書いている
- 下がった記事は記事単位で、控えたソースと今のソースを見比べ、差だけを直す。差が無ければ、テーマ以外の理由も疑う
- テーマ変更は、ドメインの移転や記事の書き直しと同じ時期にやらない
この記事で引いた公式のページは、Google 検索セントラルのドキュメント4つ(URL の変更を伴うサイト移転/ホスティングの変更/Google 検索結果のタイトルリンク(見出し)の変更/SEO スターター ガイド)、Search Console ヘルプ1つ(サイトの所有権を確認する)と、テーマの公式ページ2つ(SWELL の推奨プラグインのページ/Cocoon のよくある質問と答え)です。2026年10月8日に取得し、Google のページは日本語版と英語版の本文を、引用は原文と照合しました。テーマの機能は版によって変わるので、使っているテーマの最新のマニュアルもあわせて確かめてください。このブログ自体は WordPress で作っていないので、私自身のテーマ変更の実測は書いていません。
テーマを替えたあと、比べてみて下がった記事が何本も出てくると、どれから見るかを決めるのが手間になります。ここから先は、その並べ替えを機械にやらせる自作ツールの宣伝です。
サーチコンソールのエクスポートをZIPのまま置くだけで、4.0〜20.5位のページを、表示回数100回以上は通常判定、30〜99回は参考判定、30回未満は本文中心の監査に分け、この順に、同じ区分の中ではCTR機会差(表示回数 × (期待CTR − 実CTR)で出す「回相当」の数)の多い順に並べて出します。 判定と候補3記事のCTR機会差の確認、そのうち1記事分の診断カードまでは無料です。有料は2,980円(税込)の買い切りで、無料の1件を除いた3記事分の診断カードが対象です。3記事分が揃うとき(判定に出た候補が4件以上のとき)だけご案内します。生成の利用期限は購入から7日間で、月額課金や自動更新はありません。ログインも不要です。 CSVファイルそのものはブラウザの外に出ませんが、診断カードを出すときは選んだ1ページぶんの数値(URL・キーワード・順位・表示回数・CTR)を、タイトル取得を押したときは最大10件のURLを送ります。
⚠️ このツールは、テーマ変更の影響があったかどうかは判定しません。読み込むのは1つの期間のページのCSVなので、変更前と後の期間比較はしませんし、テーマが出しているタグやページのソースを前後で見比べる機能もありません。使うなら、テーマを替えて数字が落ち着いたあとの期間で(Search Console の比較はオフにして)エクスポートし、どの記事から見直すかの順番を決めるところです。表示回数が0のページは扱えず、掲載順位4.0〜20.5位に入るページが無いブログでは、候補が0件になることがあります。順位やクリック数が上がることを約束するものでもありません。
Search ConsoleのZIPを読み込むと、候補の判定と1記事分の診断カードを無料で確認できます。登録は不要です。ZIPが無い場合は、診断カードの見本を確認できます。
